未来世紀ブラジルの同意書地獄と防衛医療
痙攣重積だけど受診歴があるからってはるばる20分も掛けてうちの病院に運ばれて,来たときには乳酸値17,pH7.1になっていたでござるの巻
2011-06-14 23:04:54また別の症例では,DNRだけど痙攣が頻発してそのたびに茄子が病棟の端っこの病室に駆けて行く.そりゃ無いんぢゃ無いか.ナースステーションに近い重傷者用の部屋に移したらと低減したが,「そこは助かる見込みのある人用だから」とかたくなに却下されたでござるの巻.
2011-06-14 23:08:34モニターで見たらひどいときは1分おきに痙攣が起きていた.全部を茄子が拾えているわけではない.それを,「痙攣を目撃したら放っておけないから」と言う理由で,見つけた時だけ部屋に全力疾走する.ねえねえそれ自己満足って言わない? その全力疾走に使う10数秒の時間と体力を他の患者さんのため
2011-06-14 23:13:47に使おうとか思わないのかね.「末梢点滴ラインを自抜されても始末書を書け」と安全管理が強化されて以来,こういう「無駄な仕事が増えることを喜ぶ茄子」が増えてきた気がする.
2011-06-14 23:15:34末梢点滴ラインが1本入ってて,そのラインはただの補液で劇薬も循環作動薬も投与していない,でも自抜の可能性が微塵もあれば手を縛る.それを怠って自抜されれば始末書.そんな病院ってどこの未来世紀ブラジルに存在するんだよ.これでもウィキペで一番長い記事になる病院だぜ
2011-06-14 23:19:35ちょうど1年ほど前か,半年前だったか,オレがTwitterで怒り狂った相手の医者は今は臨床をやめて厚労省に勤めているそうだ.「未来世紀ブラジル」的な患者管理・ライン管理を茄子に要求した研修医が今は本当の官僚ですか.テリー・ギリアム監督に教えたくなるジョークだ
2011-07-07 11:56:25前のTweetのTwilog置いときますね/ネオ筑摩屋松坊堂(@chikumaya)/2010年09月03日 - Twilog http://bit.ly/ogxiBv
2011-07-07 12:08:55「未来世紀ブラジル的」とは何か?→ 同意書の紙ペラ一枚で戦時中の赤紙にも似た無理な要求を庶民に突きつけること.その同意書を根拠に肉体的苦痛・拘束を与えること.同意書のサインの有無にかかわらず体制側の不利益が毛の先ほども生じたら,体制側のスタッフが処分を受けること.
2011-07-07 12:18:07