きょうこ先生のイ・セドル記事 その2

きょうこ先生が夜なべをしてはんぐる訳してくれた~♪
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つちだきょうこ @kyonchn

ざっくりと読んでまとめると、イセドル九段は現在の成績重視、妙手の研究の詰め込み教育が中心になっている囲碁教育界のやりかたでは世界最高峰を維持する事はできないと懸念している。とな(続く)

2013-02-13 02:03:10
つちだきょうこ @kyonchn

囲碁道場がこのようになった理由として、イセドル九段が挙げることは2つ。1つは囲碁道場が商売に走ったこと。もう1つは囲碁道場師範を信じる事ができず親が口を挟むようになったこと。(続く)

2013-02-13 02:12:07
つちだきょうこ @kyonchn

しかしこれは表裏一体の問題になっていて、儲からなければ囲碁道場はやめざるを得ないし、儲けようと思うと父兄のニーズにも応えなくてはいけない。で、結局は父兄のニーズというものが問題になってくる。韓国の父兄というのは子どもにどっぷり入れ込んでいる場合が多い。(続く)

2013-02-13 02:15:19
つちだきょうこ @kyonchn

子どもをプロ棋士にするべく囲碁道場に入れる父兄は、自分の子どもは神童だと信じて疑わないので、当然、入ったらすぐに頭角をあらわすはずだと思っている。だから一般のコースで普通の子と同じようなことなんかやらず早く目標を達成すべきと思っている。それができないようなら師範が悪い、と思う。続

2013-02-13 02:22:38
つちだきょうこ @kyonchn

というわけで囲碁道場師範も標準的な過程よりは門下生達に早く実績を挙げさせるために、必勝の妙手とか秘技とかを教えることになって、なるべく年齢の低い間に初段になって昇段して神童だと思わせ続ける。(続く)

2013-02-13 02:32:48
つちだきょうこ @kyonchn

ところがイセドル九段の骨身にしみる指摘のように「○○(意味がわからんかった)が創意や可能性を活かせずに、打つ手が道場の師範にそっくりになっていく」のだ。もちろん注入式でプロ棋士である師範の妙手に慣れた子ども達が勝負において頭角を顕すのは難しいことではない。(続く)

2013-02-13 02:37:54
つちだきょうこ @kyonchn

しかしそのように成長した若い棋士達が、その程度の妙手は誰でもマスターしている水準のプロ棋士の世界で「一歩先を行く創意ある一手」を生み出す事は難しいだろう。/チクセントミハイが名著「創意性の楽しみ」で何度も強調したように、創意性が発現するには、吟味して熟成するための時間が必要だ(続

2013-02-13 02:49:23
つちだきょうこ @kyonchn

そして創意性を発現する領域で興味を感じ、没頭する対象が必要だ。ところが大人は待つ事ができなくて促成を要求する。血に飢えた勝負や競争に満ちた環境では創意など発揮できるはずがない。(続く)

2013-02-13 02:54:50