東大シンポジウム2月11日のcocoツイート

coco @cocobluesky

コメを作っても孫には食べさせられない、という農家の行動がこのとき報道されていました。孫に食べさせられないようなコメを市場にだして、それで金を得るなど、やってはいけないと思うわけです。農家には毒を作った責任があります。http://t.co/wqFRrNPy 早川先生　2/11

coco @cocobluesky

ここで学者と市民についての私の考えを述べておきます。1.まず学者は、知ったこと（リスク評価）をすみやかに公開するだけで満足せず、自ら広く普及するところまで足を踏みこまないといけない。これは私の専門の火山の経験から思うことです。http://t.co/wqFRrNPy 早川先生

coco @cocobluesky

リスク評価や知識は、ただブログにおいただけで満足していてはいけない。そしてこれを広く普及する手段として、マスメディアに頼らないというのが私の考えです。よって現在、マスメディアとはライバル関係にあります。http://t.co/wqFRrNPy 早川先生@東大02/11

coco @cocobluesky

2.リスクにどう対応するか（リスク管理）これは当事者が自決すべきと考えます。本人の意志に反し行動に介入・干渉することには絶対反対です。そして3.私は責任がとれないので「避難しろ」とは絶対言わない。当事者みなさんに決めてもらう。http://t.co/wqFRrNPy 早川先生

coco @cocobluesky

それから 5.自活した残留者は、強制排除してはならない。強制避難命令はやめてほしい。これも火山の経験からです。さいごに6.福島県中通りの除染はできない。不可能。ただしセシウムは3年で半減する。http://t.co/wqFRrNPy 早川先生@東大2013/02/11

coco @cocobluesky

なお4番においた「残留者を支援してはならない」という事故直後からの主張は取り下げます。もうその時期は過ぎた。。。事故からすでに2年の時が過ぎ、状況も変化した。もはや事態は決した。ゆえにこの主張はとりさげます。http://t.co/wqFRrNPy 早川先生@東大 2/11

coco @cocobluesky

事故からもう2年もたった。住民がそこにいたいのであれば、いてもらうしかない。私自身が残留支援をすることはしないが、医者や教師など汚染地域での活動にたいして、批判するようなことはもうしないだろう。http://t.co/wqFRrNPy 早川先生@東大2013/02/11

coco @cocobluesky

最後にアカデミズムが今すべきこと、2つを述べたい。1.フクシマのどこが、チェルノブイリのどこと同じ汚染度かを明らかにする。2.チェルノブイリのどこで、どんな健康被害が起こったか、そしていま起こっているのかを明らかにする。http://t.co/wqFRrNPy 早川先生@東大

coco @cocobluesky

フクシマとチェルノブイリの汚染度を比較して、フクシマに対応させることは、わたしを含む地学者ができます。またチェルノブイリで起こっている健康被害を明らかにすることについては、医学の方にお願いしたい。http://t.co/wqFRrNPy 早川先生@東大 2013/02/11

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影浦先生が「20年後の現場に直接は行けない。どうする？」と問いを投げかけられた。地学者である私は「25年後の現場が、チェルノブイリにある」と答えたい。チェルノブイリ事故は1986年、フクシマの事故は2011年で、25年後です。http://t.co/wqFRrNPy 早川先生

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地学者の発想でみると、現在のこの都市空間にはいろいろなものがある。どこかにゆくと100年後、1000年後の地層が残っている。それらをぜんぶ寄せ集め、時間が頭の中に全部はいるのが地学です。25年後の現場が、チェルノブイリにある。http://t.co/wqFRrNPy 早川先生

coco @cocobluesky

フクシマの25年後の未来が、現在チェルノブイリで進行中です。このことを使わない手はない。私も行きたいと思います。アカデミズムが今できること。学者は25年後のフクシマを見に、チェルノブイリに行くべきです。http://t.co/wqFRrNPy 早川先生@東大

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チェルノブイリとフクシマの比較ですが、これまで国際的な数字や東電の数字を鵜呑みにしていました。しかしこの地図を作ったことを契機に、等値線とその面積の積を12.2倍するという私が考えた方法で、放出量を計算してみました。http://t.co/wqFRrNPy 早川先生@東大

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私の計算でチェルノブイリとフクシマの、セシウム137を比較すると、チェルノブイリは 66 フクシマは 6.2 となった（単位は1000兆ベクレル）事故としての規模(セシウム放出量）は、チェルノブイリが10倍です。http://t.co/wqFRrNPy 早川先生@東大

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しかしながら日本は人口稠密です。同じ程度の汚染のなかに住んでいる人口を比較すると、セシウム137に関しては、ほぼ同じ人口が住んでいます。被害としてはチェルノブイリと同じという深刻なことが、現在フクシマで進行中であります。http://t.co/wqFRrNPy 早川先生

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さらにセシウム134まで考慮すると、フクシマのほうが人口では3倍になります。最初の2年、4年、6年くらいまでは、セシウム134の効果が137を上まわりますから、フクシマのほうが2倍3倍、ひどいことになります。http://t.co/wqFRrNPy 早川先生@東大 2/11

coco @cocobluesky

結論として、福島原発事故から2年が経過してしまったいま、事態はもうかなり決したという受け止め方を私はしています。http://t.co/wqFRrNPy 早川先生@東大 2013/02/11

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（討議）坪倉さんの南相馬での話を聞いて思ったが、ホールボディーカウンターで測っても、治らないと私は思ってる。医者が測りたい気持ちはわかるが、患者は治してもらいたい。どうすれば治るのか教えてほしくて、医者を頼ってくるのだと思う。http://t.co/wqFRrNPy 早川先生

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（討議）多くの事例をみると、ただ測るだけで、たとえば、虫歯になるぞと脅しているだけで、歯をみがけばいいというようなことを教えてないような気がする。学者がそのようなスタンスに留まっていることを、私は不満に思っている。http://t.co/wqFRrNPy 早川先生@東大

coco @cocobluesky

（討議）私は患者にたいして、ちゃんと歯をみがけ、というところまで手を出したいといつも思っている。私の学者としての責任は、まず対応策をしめす。患者がそれを聞くのがイヤでも、とにかく教えることだと思っている。http://t.co/wqFRrNPy 早川先生@東大

coco @cocobluesky

（討議）私はなるべくすみやかに知ったこと（リスク評価）を、市民に広くアナウンスしたいという気持ちが強い。ただし、市民がそれを採用するかしないかまでは立ち入らない。それは市民の自決です。だから避難しろとは言わないという考えです。http://t.co/wqFRrNPy 早川先生

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（討議）柏は、福島の1/4くらいの汚染だが、人口は4倍です。福島と東葛は、同じくらいの災害です。この事故で、福島のブランドが落ちたのはみな知っている。しかし東葛のブランドが損なわれたことを、みなはどう思っているのか。http://t.co/wqFRrNPy 早川先生@東大

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（討議）福島大の先生たちが、仙台から新幹線通勤している、というようなことは、もっと公にしたほうがいいと私は思う。そういうことを堂々と言って、世論を作ってゆくことが、いま大事なのではないかと思う。http://t.co/wqFRrNPy 早川先生@東大

coco @cocobluesky

フクシマの未来の現場を調べに、チェルノブイリにゆくと語ったせんせいは、やっぱどこまでも、鳩サブレの似合う生涯フィールドワークの科学者ですた。心からリスペクト♪　おわり。φ(・・*)ゞ　

coco @cocobluesky

そして、おやすみちゃい。　φ(_ _*)ゞ.。ｏ○ｸﾞｩｩｩ