相談にのったり個別支援計画を考える時に(時計の例から)

例えば「時計を教えたい」という要望が出た時、そこでどんなことを私なら考えるか、という話。
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kingstone @king1234stone

「個別の支援計画」を立てる時、それは単に「相談にのる」時も同じなのだけど・・・例えば「本人がいらいらした行動をする」「場の切り替えができない」なんて相談を親御さんや教師からされることは多い。で親御さんや教師から「時計を教えたいんですが」ということを相談される。

2013-02-21 11:12:15
kingstone @king1234stone

まずはお話をよく聞くわけだが・・・たいていは「その子がわかってできる活動がある」とかしかもその活動を「みとおしを持ってできている」とか「おわったあと何があるかわかる」とか「活動も選択できる」とか、そんなこと一切なしというか、それが必要とかいう視点もない場合がほとんど。

2013-02-21 11:14:36
kingstone @king1234stone

もちろん「時計がわかるようになる」は大事なんだけど、その前の前提がないことがほとんど。また「時計がわかる」ったって時計は壁の上のほうにあるだけで、子どもの目の高さには何も無かったり、時計の絵とのマッチングをするようなものもなかったり。

2013-02-21 11:16:02
kingstone @king1234stone

また、さっきつぶやいたこと以外に「時計」以外に「時間の流れ」を知るためのあれこれが全然無かったりする。例えばこの「おめめどうグッズは、どこに活かせるか」のページの「1.時間軸を整えよう(始まりと終わり)」これがどれだけできてるか。 http://t.co/NGNbzUgvcr

2013-02-21 11:17:50
kingstone @king1234stone

ある意味「時計」が読めなくたって楽しく生きていくことはできる。で、もちろん「時計」が読めれば超便利。しかしそのためにはあれこれ環境を整えて、いろんなことがわかるようになって初めて可能なことなんだよね。

2013-02-21 11:19:34
kingstone @king1234stone

で親御さんや教師から「時計が読めるようにしたい」という要望が出た時、それをそのまま「個別の支援計画」に記載して「はいはいそれだったら○○して」とか簡単に言えるようなもんではないんだよね。ほんと背後のことをかなり考えないといけない。

2013-02-21 11:22:12