嫉妬深い人の特徴

極論を言えば顔に嫉妬深さはどうしてもでます。
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嫉妬深い人、は、嫉妬する相手にも自分を嫉妬させたがる。

なぜなら自分が相手を嫉妬するだけだと、自分だけが苦痛を味わって損をしている事になるから。

相手に負けているよう、負けたような感じがするから。

だから相手に自分を嫉妬させれば、相手も嫉妬して苦しんでいる、という姿が見れ、相手との勝負に負けていたのを、どこか引き分けにできるような気分になる。

でも嫉妬深い人は引き分ける事はあっても、勝つ事は一生できない。

嫉妬をしている時点で「負け」で、相手に自分を嫉妬させれたとしても「引き分け」なのだ。

嫉妬は究極のネガティブマインドが生みだした感情だ。

しつこいですが、嫉妬深い人間は、自分の中に魅力が無い...。そしてそれを自分でも分かっている。

だから自分一人の力では世に影響力を与えることができない。

そしてそれを本人も分かっている。

そうすると、世の中の悪いニュースや、人の欠点を指摘し、自分よりマイナスな事と自分を並べる事で錯覚で自分をより高く、良く見せる事ができる。

嫉妬深い人が世の中の幸せなニュースを見て「わあ素敵!」と言っている姿なんて想像できない。

しかし、それは焼け付け刃。いつまでもは続かない。そして一人になると何も残らなくなる...。寂しい。

誰かに構って欲しい。誰でもいい。

嫉妬深い人は寂しがり屋なのかもしれない。

そして構ってもらえるような事をする。

しかし相手やまわりの人はそのバックグラウンドを知らない。

表面しか見ない人間が多いから。

目先の事に囚われて、なぜこの人はこういう事をするのか、というふうに考えない。

現代の日本人は文明の発達のおかげで自分で脳みそを使う必要がなくなってきているから「直感力」が弱い人間が多いように感じる。

文明の発達が日本人の「人間を見抜く力」を弱くしていると私は思う。

「文明の進化」は「人類の退化」でもあると思う。

またまたしつこいですが嫉妬深い人がよくやるのが、人に「自分は何かを秘めている」と思わせる事。

嫉妬深い人は自分に魅力が無い事を知っている。

だから自分の考えより最もらしい的を得た事を言われると「本当は全部知ってるし、知ってて計算してやってるんだよ」と逃げ道に走る。

つまり「後出しジャンケン」でもいいから勝ちたいのだ。

しかしこのように言えば、誰でも賢そうに「見せる事」はできる。

ニヤニヤし不敵な笑みを浮かべている人は嫉妬深い人可能性が高い。

自分に魅力がない事を自分で分かっていて自分のルックスに自身がないから、せめて表に見える視覚を利用して、「自分は世の中を達観していてすべてを知っている」と見せつけたいんだと思う。

とてもそうには見えないのだけれど....。

達観ぶる事は、嫉妬深い人間が、簡単に自分を魅力的に見せる事ができる手段である。 1982~ ken