『REVIEW』

主に、本、CD、アニメ作品等に関する感想ツイートのまとめです。
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pianonaiq @PIANONAIQ

「ゲーム的リアリズムの誕生」東浩紀(著) 読了。さすが一定の評価を得ている書籍だけに、なかなか面白かった。「理論の提示→具体例として作品読解→結論」。その流れが気持ちいいほど理路整然としていて非常に読みやすく、嫌味を感じさせない文章にも好感を持てた。

2012-04-07 10:58:22

『作曲の基礎技法』 アルノルト・シェーンベルク(著)

作曲の基礎技法

アルノルト・シェーンベルク,G・ストラング,L・スタイン

pianonaiq @PIANONAIQ

「作曲の基礎技法」アルノルト・シェーンベルク(著)  ふぅー、2011年の最大の目標のひとつであり、音楽書籍としては本命中の本命。ようやく読み終えた。 が、これは完全消化には程遠く、保留といった方がいいかもしれない・・・

2011-08-13 10:54:31
pianonaiq @PIANONAIQ

「作曲の基礎技法」~というのは、やはり内容があまりにも高度で、クラシック音楽に特化しているため、その目指すべき目的とそれに行き着くための代償を考えると、今の自分にとっては非常に高度であり、まだ手におえないといった部分が多い。

2011-08-13 10:57:43
pianonaiq @PIANONAIQ

「作曲の基礎技法」~ ベートーベンのピアノ・ソナタの楽譜を脇に置きながら、本書で示されるシェーンベルクによる高度な考察、解説を、実際に自分でピアノを弾きながら検証、消化していくというのは、並々ならぬ労力と時間を有する作業である!!

2011-08-13 10:59:48
pianonaiq @PIANONAIQ

「作曲の基礎技法」~ しかし第1部の変奏についての項目、完璧なまでに網羅された具体的バリエーション、技法の提示は白眉である!!またすべての形式の基礎となる、楽段、大楽節の構築、その基礎となる動機の扱い方についても必見で、この辺についてはそれなりに消化したつもりではある。

2011-08-13 11:04:04
pianonaiq @PIANONAIQ

「作曲の基礎技法」~ しかし、本格的な交響曲を書くという目的があるならば、その基礎として、この本で示される、(自身もクラシックの巨匠である)シェーンベルクによる様々な指針、考察、解説は必読で、これ以上ない最高な内容といえるだろう。 http://t.co/4rfEf9k

2011-08-13 11:07:25

『ピストン対位法』 ウォルター・ピストン(著)

ピストン 対位法 分析と学習

ウォルター・ピストン

pianonaiq @PIANONAIQ

「ピストン対位法」読了。この本はよくある演習形式の対位法本というよりは、さまざまな種類の対位法を実際の曲を例に挙げてさらっていく感じ。なので、対位法の大枠を知るという意味では非常にいい内容だし、実際自分が曲を書く時、辞書的にも使えるだろう。

2011-08-28 15:28:36
pianonaiq @PIANONAIQ

「ピストン対位法」~ ただ、やはり実技の要素が欠けているので、その辺は別の本を探した方がいいかもしれない。各章の最後にいちよう演習課題はついているが、模範解答とかは一切ないので。

2011-08-28 15:35:21
pianonaiq @PIANONAIQ

「ピストン対位法」~ しかしこの本、本命の対位法についてよりも、むしろその基礎として序盤で語られる旋律曲線、旋律リズム、和声リズムについての説明がとても面白かった。前に読んだシェーンベルクによる「作曲の基礎技法」でも語られなかったような旋律についての考察がここでは見られる。

2011-08-28 15:39:38