騎士の底辺の争い
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@chiba_log @minato_357 「俺の永遠の姫と、毒薬の姫を港に」ソk度エ彩隹は言葉を区切ると、騎士の一人に視線を向けて再び口を開く。「転生の騎士、俺と組もう」
2013-02-25 22:12:41@chiba_log @minato_357 「前世」彩隹は呆けたように言葉を切る。「・・・其れが男だったのか女だったのかで、俺はこれからのお前に対する態度と、心構・・・その先まで考慮しなければいけないんだが・・・や、別にお前の個人的思考を五月蝿く言うつもりは無いよ?無いけどね?
2013-02-25 22:22:56@Gebirgsstrom @chiba_log 「くっくっく…」親友の遣り取りを見ていた湊は、さぞ楽しげに笑った。「取り敢えず、神託の姫を手放す気は無ぇよ。後はお前らの好きにすれば良いさ…ホモでもスワッピングでも」そして傍観者と為るべく、僅かに椅子を後ろへ下げた。(避難www
2013-02-25 22:28:26@minato_357 @chiba_log 「ちょっと待てよ」星屑の騎士は、椅子を下げかけた彼岸の手を掴むと、そこへ半ば強引に一つの手を乗せる。戦いを経た無骨な己らの手指とは違う、華奢で柔らかくまさに白魚のような指先が、やけに眼を惹いた。「永遠ですぅよろしくぅお願ぃしますね☆」
2013-02-25 22:45:04@Gebirgsstrom @chiba_log 「いや、姫さんの取るべき手は此の手じゃねぇよ」そう言い、湊は唖然としている転生の騎士の手と入れ替えた。「生憎、ウチの姫さんの世話で手一杯なんでな」そして湊は隣のテーブルへ移った。
2013-02-25 22:48:26@minato_357 @chiba_log 永遠の姫の手を握り締めたまま呆然と立ち尽くす転生の騎士。其れを視界の端に、星屑の騎士は椅子を立ち踵を返した。「転生の、こういうのはさ…気を抜いた奴が負けるんだぜ。姫さんを…よろしくな!」一息に言い切ると、酒場の扉へと駆け出した。
2013-02-25 22:58:26@chiba_log @minato_357 「悪いな転生の…!星が…宇宙の心が俺を呼んでるんだ…!」 靴音を響かせながら走り去った星屑の騎士の声が、閉まった扉の音に掻き消える。残された2人の男と3人の姫。その前途は洋々・・・かは神のみぞが知る。
2013-02-25 23:45:11@Gebirgsstrom @chiba_log 「用は済んだな。じゃあ俺も行くぜ」逃亡した星屑の騎士に倣い、彼岸の騎士も酒場を出る。残された転生の騎士は、永遠の姫にしっかりと手を握られている。「お客さん、お代頼みますよ」店主は、未だ唖然とする転生の騎士の肩を叩いた。
2013-02-25 23:08:10@chiba_log @minato_357 @pirinporin やべぇw末代まで呪われるどころじゃなく根絶やしにされるww
2013-02-26 06:59:30@pirinporin @minato_357 @chiba_log 海原の騎士って言うとかっこいいけど…魚届け始めたら、其れは海鮮の騎士じゃね
2013-02-26 07:01:24