博麗霊夢と幸福論　感想まとめ（ネタバレ注意）

猫＋ @neko_tasu

結果、やはり｢不死の霊夢｣は無限ループの終着点にはならない。前回と同じ結論。

猫＋ @neko_tasu

つまり、霊夢が生き続けていても、紫は観測域を変えてしまうということもあり得るという事になってしまう。

猫＋ @neko_tasu

いや、それでも愛するのだろう。でも定義に不適合な霊夢は結局紫の観測対象から外れてしまうのだろう。

猫＋ @neko_tasu

紫によると、霊夢がどんな状態であろうともそれは幸福であると定義されいる。しかしその前提にあると思われる｢正気の人間｣から外れてしまった霊夢も紫は愛し続けるのだろうか。

猫＋ @neko_tasu

逆に本来あるべき寿命から開放され、｢本来死んでいるはずだった｣という事を乗り越えられたものは、｢人間｣だろうか。｢死｣というものに精神的に囚われなくなった時点で、やはり人間から逸脱してないか。

猫＋ @neko_tasu

しかしその場合、｢正気｣という定義から外れてしまう。

猫＋ @neko_tasu

それでも、例え発狂したり廃人になったとしても、葛藤した結果永遠に堪えられなくなった人間であるので｢人間｣の範疇から出ていないと思われる。

猫＋ @neko_tasu

本来ありえない｢死から逃れる｣という状態でそれに囚われつつ正気を保つ、ということを永遠に続けられるほど｢人間｣は強くないと思う。

猫＋ @neko_tasu

そこで本来生きるはずだった寿命を越えて生きる事になった人間は正気を保てるのか、と考えると霊夢は幻想郷という環境下で寿命の長い種族に囲まれているとはいえ、やはり人間だ。

猫＋ @neko_tasu

まず、存在しないと結論付けた｢不死の霊夢｣が発生したと仮定して、｢死ななくなった｣だけではまだ人間であると少し定義を変える。

猫＋ @neko_tasu

前回は霊夢が｢人間｣である、という定義からのみで考えたけど、｢正気｣というものも加えて考えると、｢不死の霊夢｣についての考え方も少し変わる気がする。

猫＋ @neko_tasu

紫による霊夢の定義には｢正気｣の｢人間｣である、というのが入っていた。

猫＋ @neko_tasu

こんな時間からまた｢博麗霊夢と幸福論｣の考察。twitterだと思考を垂れ流してまさに｢呟く｣ことができるからいい。

川浪いずみ @kuma28

君が其処に生きているという真実だけで幸福なのです

川浪いずみ @kuma28

博麗霊夢と幸福論読み終わった。この満足感は久しぶり

猫＋ @neko_tasu

結局勝手な解釈による考察だから、どういうことになるのかは作者さんに聞かないと分からないけど。

猫＋ @neko_tasu

長々書いて疲れた。考えながら書いてたから、前半と後半が矛盾してるかも。

猫＋ @neko_tasu

無限大の幸福に終着点は結局ないのか……。

猫＋ @neko_tasu

じゃあ結局、紫が無限ループを手放すことはなく、｢不死の霊夢｣という幸福の形は存在しないということになってしまった。

猫＋ @neko_tasu

あのまま霊夢を放置すると、紫の｢幸福観測無限ループ｣に支障が出る恐れがあったのかもしれない。だから、霊夢が｢人間｣のままできちんと死ぬように介入した、ということなのか。

猫＋ @neko_tasu

他の話でも、霊夢の幸福へのきっかけや方向性を与えるために介入はしてるけど、霊夢の行く先が完全に紫の下にあるのはこれしかない。

猫＋ @neko_tasu

まさか、惨たらしい話で最後に紫が突然介入したのはそういうわけなのか。

猫＋ @neko_tasu

また重要な事に気付いた。紫は｢人間｣である霊夢を愛しているわけだから、霊夢が人間の範疇から出てしまうようなパターンは生み出されない？ というか紫がその発生を阻止するのか。

猫＋ @neko_tasu

｢不死の霊夢｣という幸福のパターンの1つが発生すると、それがなければ無限に続くはずのパターンが消滅してしまう。

猫＋ @neko_tasu

紫の目的がもし、霊夢の幸福の｢パターン｣を無限に見る事になっているならば、｢不死の霊夢｣は不都合だ。