東出祐一郎さんによる映画『ブラッディ・スクール』のストーリー概要解説
- collbrande
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「酔っ払って書いたとしか思えない」くせに、恐ろしいことに前半の細かな伏線をきっちり回収しやがったせいで「出鱈目」と断ずることを憚られる映画が実在する。その映画は「ブラッディ・スクール」という! とりあえず、そう言われただけでは困ると思うので、ただいまからストーリーを軽く解説する。
2013-02-27 19:33:43冒頭、カメラ目線で「BITCH」な女が語りかけてくる。「Beauty Intelligence Tallent Charisma Hoobastank」の略である。マジで。こう説明してくれるの。最後の単語は知らん。で、なんか斬殺される。さっくり。
2013-02-27 19:35:57@Higashide_Yu Hoobastankは靴フェチを意味するスラングらしいです。関係なさそうですけどそういうバンドもあります。
2013-02-27 19:53:30つまりあれです。「スクリーム」的に学生でプロムナイトで映画の殺人鬼(これが「シンデヘラ(シンデレラ+ヘル)」というしょうもないんだ)が登場し、学生を惨殺する……で、犯人を捜せというのが基本プロット、だと思う。たぶんそのはず。
2013-02-27 19:37:31この基本プロットにサイドストーリーが幾つか挿入されている。たとえば、アメフトやってる力こそパワーみたいないかにも真っ先に死ぬようなボンクラ若者。幼い頃、隕石に触れたら左手がハエになった。そのため、父の指示でブラウン管のテレビを左手に装着していたのだ! うん、訳が分からないよね。
2013-02-27 19:39:43ちなみにその男がハエ男で左手にテレビを装着している時代があっていじめられていて、今ではたまに胃液が強酸になったりするくらいというのは、本筋に全く関係がない。マジで。
2013-02-27 19:40:38@Higashide_Yu ……テレビでハエってことは「ザ・フライ」リスペクトなんですかねやっぱり。いやむしろ元祖の『ハエ男の恐怖』か。
2013-02-27 19:41:37.@yasu42 俺が思うに「左手にブラウン管テレビを装着して、いじめようとする子供を殴り倒す」という描写はリスペクトとは呼び辛いんじゃないかと……。
2013-02-27 19:43:59描かれる学生生活は、おおよそ屑が寄せ集まって屑を形成しているとしか思えない、日本の学校崩壊なんぞ鼻で笑えるような壊れっぷりなのだけど。学生たちは何故か授業中にタイムマシンを作り、爆弾を作り、相対性理論だかなんだかの論文を書かされていた。これは微妙に本筋に関係ある。
2013-02-27 19:42:27そう! 何故か出てくるタイムマシン。これにより、「1992年に戻って世界の崩壊を止めなきゃいけない」みたいなプロットが唐突に挟み込まれるのである! ここらへんになると「何でさ」とつっこむ気力も無かった。だってその前に19年間図書館に居残り続けている生徒が登場するんだもん……。
2013-02-27 19:45:48最悪なことに! いや良いことなんだけどさ! ここまで狂ったプロット(犯人もその動機も手段も、割と意味不明)のくせに、最後の最後で「伏線を回収する」んだよ! しかも「お、良かったじゃん」とかほっこりするようなノリで終わるんだよ!
2013-02-27 19:47:36あと、監督の趣味か何故か異常に1990年代がリスペクトされてるの。「この映画(「シンデヘラ2」)はボルケーノ以来の歴史的傑作よ!」とか馬鹿女が言い出し、タイムスリップや回想の度に「その時代のヒット曲」が流れ、わざわざ若者たちもその時代に合わせた馬鹿っぽさになる。
2013-02-27 19:49:35という訳で、なんかこう「生きているのがどうでもよくなる」映画「ブラッディ・スクール」でした。これがもしも深夜のテレ東とかで見たら、一生思い出に残ると確信する。
2013-02-27 19:51:32あ、ちなみにヒロインを助ける男のスタンドはパトリック・スウェイジで殺人鬼のスタンドはセガールです。な、何を言っているかわからねーと思うが俺も何を言っているのか分からない。
2013-02-27 19:52:44RT先にて東出さんが解説してる映画『ブラッディ・スクール』だが、その解説を読んでもさっぱり意味がわからず、もしや東出さんは慎重なメンタルケアが必要な状態におかれてるのではと心配になる有様である。ブラッディ・スクールとは一体……?
2013-02-27 19:51:42@tanakaten なんか支離滅裂な夢を見て、起床した直後のような気分です。果たして俺が見た映画は実在しているのだろうか……。
2013-02-27 20:01:59