だだもれだいけさん

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だいけ ”夢送人”という字名を名乗るも、 @daike000

それに意味はなかった。…故に私は恋をする。そこに誰かが居なかった。…故に彼は恋をする。そこにあたしは居なかった。…故に私は恋をする。

2010-09-02 01:14:13
だいけ ”夢送人”という字名を名乗るも、 @daike000

大っ嫌いだった人が居た。いつもいつでも僕をからかう。大っ嫌いだった。僕の容姿をバカにして、僕の性格をバカにして、僕の全てを否定して。…でも、だから、僕は戸惑った。「好きです」と言われて、それを信じることが出来なかった。「今度は何の冗談?」その時の、悲しそうな顔が忘れられない。

2010-09-02 01:16:56
だいけ ”夢送人”という字名を名乗るも、 @daike000

相方『何ていうかさ、チャットでの会話のセンスは確実に落ちてるよね?』私「む、やっぱそう思う?」相方『うん、確実に』私「まぁここんとこ、チャットとかそういうのから離れ気味だしねぇ…」相方『さ、そこでMMOだよ。…今やってんのさが、キャラが可愛くってさぁ!』私「だーかーらー!」

2010-09-02 01:40:38
だいけ ”夢送人”という字名を名乗るも、 @daike000

確かに、こう、昔のように会話の応酬って状況があまりないので、そこまでネタに走れない部分ってぇのがあるなーとか。たとえばツイッターだとか、今やってるブラウザゲーにしてみても。

2010-09-02 01:41:38
だいけ ”夢送人”という字名を名乗るも、 @daike000

どっちも放置基本、みたいなトコあるので、即座の反応が求められないし、基本楽なんですよねぇ。…だから、かなー。…相方が痛いところ、というか面白いところツいてくるのは当然で、そのとーり、と思う部分もあって、でもMMOはやんねー、と思う次第

2010-09-02 01:42:44
だいけ ”夢送人”という字名を名乗るも、 @daike000

『ホントは、ずっと好きだったんだ』君は瞳を潤ませて、僕に言う。放課後、斜に染まる誰も居ない教室、そこには僕ともう1人。クラスメイトで、いつも僕をからかう少女。僕は、僕の瞳を真っ直ぐに見つめてくる少女から目を離すことが出来ない。…離したら、逸らしたら負ける気がするから。

2010-09-02 01:45:29
だいけ ”夢送人”という字名を名乗るも、 @daike000

だから先に視線を逸らしたのは、君だった。涙を湛えた瞳に、僕は慌てて、「あー、えーっと、ほら、何?というかコレ何?カメラどこ!?」動揺していた。だから、見ていなかった。君が本気で涙を流して、だがすぐにそれを拭ってしまったのを。『ばぁか、こっち向け!』ほとんどいつも通りの君の声。

2010-09-02 01:52:28
だいけ ”夢送人”という字名を名乗るも、 @daike000

しっぱねは、良い夢が『空を飛ぶ時に遣うのー。具体的には箒の底盤外して、見えてる動力パイプを追っていくとタンクが。そこ外して、燃料給油みたいなもん。危ないよ?失敗すると、しっぱねるから』ん、あー、なんだ、しっぱねるって?『あ、うんー、しっぱねるはねー、空を飛ぶ時に遣うのー。具体的に

2010-09-02 01:55:05
だいけ ”夢送人”という字名を名乗るも、 @daike000

声にそちらを向けば、あるのはいつも通りの君の顔である。だから僕は何の疑問も持たず、何の懐疑も抱かず、何の不安も抱えず、「それじゃ、帰ろうか」何となく君の視線に非難めいた色が含まれている気がしたが、僕は気にしない。こういうのは、よくあるタイプの自意識過剰とかそういうヤツだ。だから、

2010-09-02 02:00:58
だいけ ”夢送人”という字名を名乗るも、 @daike000

通学カバンを掴んで、部屋を出る。背後から、慌てて着いてくる足音。振り返ってきちんと着いてくるか確かめたくなるが、しかし振り向かない。それが男である。…そう、師匠にならったから。「師匠って、誰さ?」独り言だった筈なのに、君が割り込んできた。耳ざといなー、耳年増ってヤツ?」あぁ、失敗

2010-09-02 02:03:24
だいけ ”夢送人”という字名を名乗るも、 @daike000

残念、僕の冒険はここで終わってしまった。こんてぬーは病院から。リセットする場合、人生のリセット、次の生を受けるまでですから、ちょっと条件が厳しいんですよね。どうします?「んなもん決まってるだろうが。どこに選択肢なんて、選択する要素なんてあんだよ!?」ありますよ、沢山。そして、君が

2010-09-02 02:05:08
だいけ ”夢送人”という字名を名乗るも、 @daike000

君の写真が、僕の目の前に差し出された。「さぁ、アナタはこの少女を好きにすることが出来ます。その特権をアナタは得ることが出来ました」『得た理由は?』「アナタのお父様から、多額の融資が』「何で父は?」『アナタの実情を知っておられたが故』「ジイは、これが正しいと思うか?」

2010-09-02 02:07:28
だいけ ”夢送人”という字名を名乗るも、 @daike000

『はて、私、言われたことを忠実にこなす執事で御座います故』「俺は、それでいいか、と聞いている」『……』「それでいいのか、と聞いているんだ…ッ!」激怒する僕に、しかし執事は涼しい顔をして、『どうややるなら、皆様に風を送って涼を…』どこまでもトボけたヤツだと思った。だが、面白い、とも

2010-09-02 02:09:18
だいけ ”夢送人”という字名を名乗るも、 @daike000

私は思わなかった。何か小難しいことを適当な言葉を並べてごまかして、煙に巻いているようにしか思えなかった。だから、とりあえずこの執事を煙に撒く。まずはそこが問題だった。どうしよう?どうにかしないと。…でも、どうすれば?

2010-09-02 02:21:00