オークと女騎士異聞

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囚人番号6 @F4EJ2Phantom

昨日からやたら女騎士とオークがらみのTLが流れてくる。大抵は女騎士が「らめぇ!」というもの。人間の美醜の感覚がオークにも当てはまるのは、ファンタジーの定石だが、私としてはちょっと違ったものを提案したい。

2013-03-07 19:54:57
囚人番号6 @F4EJ2Phantom

やっぱりオークにとっては同じ種族の牝こそハァハァできるのであって、人間の女を陵辱するのは、単に敵の戦意を砕くという、軍事的側面からの合理性に基づいた行動に過ぎないのだ。つまりオークにしても、女騎士レイプは性的に楽しい物ではないのである。

2013-03-07 19:57:22
囚人番号6 @F4EJ2Phantom

ゆえにオークたちの間では「おれ、いい加減この任務やだよ。人間の女を孕ませたって、なんも気持ち良くないし楽しくない」「そういうなよ。これも軍命だ。それに高貴な女ひとりを陵辱することは、一個軍団の無力化に等しいっていうぞ。無駄な血が流れないにこしたことはない」とかいう会話が。

2013-03-07 20:00:02
囚人番号6 @F4EJ2Phantom

一方、人間側、特に女騎士たちは、出来うる限りのオークを捕虜にしようと企んでいた。なぜか? 彼女たちの多くは性欲が旺盛で、並の男では満足できない。事実、名を知られた幾人もの英雄を、閨で再起不能に追い込んでしまっていたのだ。英雄色を好む、は男ばかりでなく、女にも当てはまったのである。

2013-03-07 20:03:44
囚人番号6 @F4EJ2Phantom

そのため多くの騎士や戦士が女騎士たちと同衾することを恐れるようになり、彼女たちは酷い欲求不満に陥っていった。そんなときである。ある女騎士は偶然、降伏したオークの逸物を見てしまう。「うそ! なにこれ!?」大きさはともかく、それこそ腹を付くぐらい反り返った逸物に、彼女は魅せられた。

2013-03-07 20:06:24
囚人番号6 @F4EJ2Phantom

相手は亜人間と我慢はしたものの、大して長続きはしなかった。宿営地に戻る前、彼女は森の中でオークに刃を突きつけ、無理矢理犯したのである。堅さはむろん、オークの精力は人間の比ではなかった。人間の男なら足腰起たなくなるであろうところだが、疲労したものの、オークは無事だったのである。

2013-03-07 20:09:38
囚人番号6 @F4EJ2Phantom

女騎士もたっぷり精を吸い取って大満足。次の会戦においても大殊勲をあげた。その様子を訝しみ事情を質した同僚の女騎士たちはびっくり。なるほどこれは盲点だったと、捕虜になっているオークを使って性欲処理をはじめることに。

2013-03-07 20:16:38
囚人番号6 @F4EJ2Phantom

最初は醜い姿に躊躇していた者も、立派な剛直と精力に似合わぬ意外と繊細な愛撫に夢中になり、オークたちが嫌がっても、自分たちが満足するためにセックスを強要していく。そのうち脱走に成功したオークから、地獄のような性奉仕を報されたオークたちの間に、うっすらと恐怖が広がっていく。

2013-03-07 20:19:28
囚人番号6 @F4EJ2Phantom

やがて戦場は、女騎士たちによる性奴隷狩りの様相を呈していった。これを見た本国から派遣されてきた監察官は、名誉ある王の戦場でこうした行いは問題だと、軍司令官に意見をする。が、返ってきた答えは「監察官殿。ならば貴殿があの者たちと閨を共にされてみなされ」というものだった。

2013-03-07 20:23:43
囚人番号6 @F4EJ2Phantom

翌日、げっそりとした監察官は、軍司令官が正しかったという言葉を遺し、ふらつきながら帰って行った。

2013-03-07 20:24:55