- Yukarin_7TP
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シール2はチーフテンの改良型にすぎませんでしたが、ソ連の新型MBTの存在を考慮すると英国も大陸戦線に派遣出来る戦車の近代化が必須でした。そこで、79年9月にシール2をチャレンジャーの名前で採用することになりました。 #gpradio http://t.co/a1fBaQMiP9
2013-03-09 21:17:04チャレンジャーは当初将来出現するであろう新型戦車までのつなぎとして考えられていたため、発注された車両数は僅かに243両にすぎませんでした。 #gpradio
2013-03-09 21:19:34砲塔は、丸みを帯びた避弾経始重視のチーフテンと違い、直線的なフォルムをしています。これはM1エイブラムスやレオパルト2と同じように、避弾経始は過去のものだという設計思想からです。 #gpradio http://t.co/alns004v6J
2013-03-09 21:22:18砲塔正面と車体前面には『チョバムアーマー』と呼ばれる複合装甲が用いられています。これはハニカム構造の枠に強化セラミックを入れ、それを防弾鋼板で挟み込んだ構造だと言われています。 #gpradio
2013-03-09 21:25:01そうですね。APFSDSなどは避弾経始を無視して装甲を浸徹しますから。浅い角度で当たっても跳弾をおこさないんです。 #gpradio
2013-03-09 21:26:28ちなみに、チョバムアーマーという名称は、イギリスの戦車研究所がある「チョバム・コモン」という地名に由来しています。 #gpradio
2013-03-09 21:28:00余談ですが、日本が90式戦車を開発する際に、イギリスからチョバムアーマーの売り込みがあったそうです。ところが、「国産出来る?」という防衛省の質問に対して、某重工が「出来ますよ」と答えたことから買わなかったという話があります。 #gpradio
2013-03-09 21:30:13主砲はチーフテンと同じL11A5 120mmライフル砲。他の第三世代戦車が滑腔砲を採用していくなかで、チャレンジャーだけはライフル砲にこだわり続けています。これは後で触れるチャレンジャー2も同様です。 #gpradio http://t.co/zewXmsxZm7
2013-03-09 21:33:28チャレンジャーでは他国の戦車が使用するHEATではなくHESH(High Explosive Squash Head 粘着榴弾)を使用します。これは着弾後装甲の外側で爆発し、強い衝撃を与えることで装甲の内部剥離を誘発し、それによって乗員を殺傷する砲弾です。 #gpradio
2013-03-09 21:36:12また、チャレンジャーの主砲弾の特徴の一つに分離式装薬を使用している事が挙げられます。分離式の装薬を使用することによって、装填手の負担を減らそうとしたわけです。 120mm砲弾って、徹甲弾で20Kgくらいありますから。#gpradio
2013-03-09 21:39:33エンジンはパーキンスCV-12 12気筒ディーゼルエンジンを搭載。チーフテンに比べれば大幅に馬力が向上しました。ただし、出力重量比は19馬力/トンで、24馬力/トン前後のM1やレオパルト2に比べたら機動性では劣ります。 #gpradio
2013-03-09 21:41:37