スケゴー(@sukego_fut)さんの今シーズンのアルビレックス新潟解説まとめ
新潟の一番の特長は前のアタッカー4人全員が誰とポジションを交換しても、それなりにプレーできてしまうポリバレントプレーヤーだということ。
2010-09-02 22:19:05MFのチョ・ヨンチョルとM・リシャルデスよりもFWのミシェウと矢野の方がディフェンス能力が高いため、守備に関してはポジションチェンジの後の方が安定するという不思議な現象も起きていた。
2010-09-02 22:23:08攻撃に関してもポジションチェンジはポジティブに機能していた。例えばミシェウの中盤へ下がる動き。これに釣られて前に出てきたCBの裏のスペースにチョが飛び込む形で何度も決定機をつくっていた。
2010-09-02 22:29:48サイドハーフがあれだけ高頻度でゴール前に飛び出すとカウンターでサイドを切り崩されるリスクがあるのだが、ミシェウが普通にSHとしてディフェンスに加わっていた。こういったポジションチェンジ後のケアが出来るからこそ、チェは躊躇なく飛び出していける。
2010-09-02 22:31:54彼ら1人1人は攻撃の全権を任せられるほどの構成力も展開力も備えていないが、4人で役割を分担することで巧みに攻撃をビルドアップしていた。
2010-09-02 22:39:42三門は運動量が豊富なイングランドスタイルのCHで悪くない選手だがパスセンスに乏しい。しかも三門、本間のコンビだと本間がバランサーとして守備に残ってしまうためにミシェウ、リシャルデスと分断されてしまっていた。
2010-09-02 22:46:10小林慶が中盤の底でチラシに徹し、本間が攻め上がってミシェウ、リシャルデスにからむという形になったからこそあれほどの破壊力が出せたのだ。
2010-09-02 22:49:55新潟の攻撃は100点満点で55点といったところ。やはり個々の能力で見劣りする部分がある。とくにクロスやスルーパスなどチャンスメークの質があまり良くない。
2010-09-02 22:51:28いっぽう守備に関しては35点といったところ。小林慶と本間の攻撃的ダブルボランチはフィルターとして非常に脆い。2トップの献身的な守備と永田を中心とする最終ラインの踏ん張りで持ちこたえているがどうにもバランスが悪い。
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