アメリカ合衆国よりも中華人民共和国が同盟相手に相応しいとは本当か?
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合衆国が日本と同盟しているのは、自国の戦略のためである。つか、同盟とは互いが互いの思惑に利用するために結ぶものであって、慈善活動ではない。それは 日米安保に限った話ではない。反米派はなにかと「アメリカが駐留するのは日本のためではない」と言うが、そんなの当然の話だ。>RT
2013-03-10 00:47:22日米同盟を否定する論者(実際は孫崎氏のように、論ですらないことが多いが)は、誰も彼もが同盟はアメリカの利益のためと主張するが、日本の国益に合致しているのだから問題ないし、何の見返りも求めないという方が、胡散臭いと思う。彼らは見返り無しの慈善事業的な同盟があると思っているのか?
2013-03-10 00:50:04また、合衆国と日本は民主主義をはじめとして、様々な点で価値観を共有している。敗戦から60有余年、政治経済レベルでの衝突は幾度かあったものの、概ね良好な関係を維持してきた。かつては日本を見下していた合衆国だが、現在は相応の敬意を払ってはいると見受けられる。対して中国はどうか?
2013-03-10 00:52:35中国は有史以来一度たりとも、民意で元首を選んだことはないし、一党独裁による言論統制が常態化している。また、自国の利益を追求するためなら、国家間の信義など紙屑以下という価値観を持つ。さらに建国以来、のべつまくなし大義のない侵略や紛争を周辺各国に仕掛けている。これが中国である。
2013-03-10 00:56:52「日本だって民意で元首(天皇)を決めてないじゃないか!」とツッこまれたら「あ、改めて憲法に明記することなく、天皇が日本の元首だと認めているんですね。オトモダチ!」とか返そうと思ってたんだけどな。
2013-03-10 01:56:08右派にも左派にも反米を唱える者がいる。右派は大抵、完全な自主防衛の実現を求めるが、今の時代、そんなことはナンセンスである。必要とされる戦力コストと許される国力を理解していない点で、戦前の対外強硬派と似たり寄ったりだと言わざるを得ない。
2013-03-10 01:00:09一方、左派は中国への接近、彼らの主張に従えば、日中協調を主張する。が、これもナンセンスである。先の述べた価値観もそうだが、中国が日本に求める役割は日米同盟のそれよりも過酷である。ありていに言えば、事実上の政治的経済的属国となることを求めてくる。というか、事実、そう主張している。
2013-03-10 01:02:20軍事的にも、海主陸従である日本は、同じ海洋国家と結ぶことが理に適っている。大陸国家と手を結んだらどうなるか、70年前、我が国は骨身に染みたはずだ。しかもそれが非民主国家なら尚更である。(タイプミスしたので再度ツイート)。
2013-03-10 04:11:39中国が友好を唱えるときは、大方が「時間稼ぎ」が目的である。尖閣の棚上げもそうだ。あれは、中国が発展を遂げ日本を圧倒できる国力と軍事力を持つまで棚上げにしたい、という意味なのである。そもそも、新中国に限っても、彼らが対等な同盟を結んだことがあるのか?
2013-03-10 01:04:32さらに中国の究極的な目的は、彼を中心とした新秩序の建設である。石油の決裁をドル建てでなく人民元建てにしようという画策が、それを表している。しかし我が日本は貿易立国であり、ゆえに現在の秩序の維持こそが国益に叶っている。わざわざ現状を破壊して新秩序に参加する意味はない。
2013-03-10 01:07:13こうした現実を鑑みたとき、中国への接近を唱える左派は、右派と同様、度し難い輩だと言える。しかも彼らは右派と違い、中国の思惑を知っていながらそれを主張しているきらいがあるので、より悪質だろう。
2013-03-10 01:13:41ちなみに、反米主義者は米軍が日本に駐留していることについて「世界的に異常な状態」と主張する。当然、孫崎亨氏もそう言っている。何度もツイートしている。が、これも大嘘である。欧州にも駐留しているのである。いったいどこが、世界的に異常というのか。
2013-03-10 01:15:53日本の外務省は明治の創設期からへっぽこ揃いだが、孫崎氏の言動を見ると、それは現代に至っても変わらないらしい。まったく、どうにかしてほしいもんである。
2013-03-10 01:17:49