130321 【ブログ記事：【「深刻化する中国の土壌汚染に警鐘 ～TPP参加で汚染農産物が日本の食卓を席巻か」 環境学会前会長・畑明郎氏インタビュー】

岩上安身 @iwakamiyasumi

以下、連投。 RT @IWJ_ch1: 1、3月21日（木）21時配信の【「深刻化する中国の土壌汚染に警鐘 ～TPP参加で汚染農産物が日本の食卓を席巻か」 環境学会前会長・畑明郎氏インタビュー】を実況ツイートします。インタビュー収録は3月9日。

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連投2 RT @IWJ_ch1: 2、岩上「中国の土壌汚染は酷くなる一方だと聞く。TPP参加によって国内農業がダメージを受けると、米国産の遺伝子組換食材とともに、中国産の食材にも依存しなければならなくなる。汚染の実態を伺いたい」#iwakamiyasumi

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連投3 RT @IWJ_ch1: 3、岩上「国内ではPM2.5が大問題となっている。環境省の『そらまめ君』の数値が関西で上昇したのを、大阪市による瓦礫焼却のせいではないかと見る向きもあるようだが、畑先生の見解は？」#iwakamiyasumi

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連投4 RT @IWJ_ch1: 4、畑氏「PM2.5自体は5年も10年前から飛んで来ている。マスコミが今までにないほど騒いでいるのは反中国キャンペーンの一環もあるのではないか。大阪市による週800トンの焼却で大量発生したとは考えにくい」#iwakamiyasumi

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連投5 RT @IWJ_ch1: 5、畑氏「中国では、工場からの煤煙や自動車の排気ガスなどによって一年中スモッグが立ち込め、視界が500メートルというところも」　岩上「大気汚染を放置しているということは土壌汚染も相当酷いということになる」#iwakamiyasumi

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連投6 RT @IWJ_ch1: 6、岩上「週刊文春が＜中国『猛毒米』年間5万トンが日本人を破壊する！＞＜『殺人スモッグ』ＰＭ２.５襲来！＞とセンセーショナルに報じている」　畑氏「最も汚染されているのはコメ。日本の外食産業などで使用」#iwakamiyasumi

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連投7 RT @IWJ_ch1: 7、岩上「TPP参加によって、中国から農産物をもっと輸入しなければならなくなる可能性がある」　畑氏「中国産の野菜やコメは安い。しかし、以前にホウレンソウ事件（農薬残留事件）なども起きた」#iwakamiyasumi

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連投8 RT @IWJ_ch1: 8、岩上「畑先生は鉱毒問題に詳しい」　畑氏「東南アジア等に日本の商社と非鉄金属企業が組み進出。主として「融資買鉱」（開発資金を融資し、掘った鉱石を買う）という手法を用いている」#iwakamiyasumi

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連投9 RT @IWJ_ch1: 9、畑氏「フィリピンのパサール鉱山、マレーシアのマムート鉱山、韓国の温山（オンサン）鉱山などが公害を引き起こした。温山では『温山病』という水俣病とイタイイタイ病を足したような複合病が発生した」#iwakamiyasumi

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連投10 RT @IWJ_ch1: 10、畑氏「中国でもイタイイタイ病が発生。地元では「痛痛病」と呼ばれている。南部の亜鉛鉱山周辺とされているが場所は明らかにしていない。黒龍江省でも水銀汚染。金鉱山や化学工場で水俣病のような公害が起きている」#iwakamiyasumi

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連投11 RT @IWJ_ch1: 11、畑氏「工場から化学物質が流れ出し、アムール川を通じてハバロフスクまで流れたことも。広東省などで、住民のガン死の割合が異常に高い『ガンの村』と呼ばれる集落が存在する。その近くには炭鉱や精錬所がある」#iwakamiyasumi

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連投12 RT @IWJ_ch1: 12、畑氏「珠江デルタと呼ばれる、香港・マカオ・広州を結ぶ三角地帯の土壌汚染が酷い。約1万平方キロメートルの4割以上が重金属汚染。広東省では耕地面積の半分位が重金属汚染。灌漑用水の2割が水銀で汚染」#iwakamiyasumi

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連投13 RT @IWJ_ch1: 13、畑氏「中国ではコスト優先で排水処理を行わず垂れ流している。日本もかつては排水処理を怠っていたが公害発生を機に改め、今は実施している。中国では環境模範工場とされていた工場でさえ、周辺に木々が生えない」#iwakamiyasumi

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連投14 RT @IWJ_ch1: 14、畑氏「広東省の大宝山鉱山が酷い。近くに「ガンの村」である「上埧（ジョウハ）村」がある。鉄・銅・鉛・亜鉛等を産出。採掘し洗鉱したあとの鉄分の多い真っ赤な液を垂れ流すので川や土が真っ赤に染まっている」#iwakamiyasumi

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連投15 RT @IWJ_ch1: 15、畑氏「上埧村。大宝山鉱山による鉛やカドミウムによって川も農地も汚染。鉱山は1960年頃から操業し、90年頃からガンが急増。土壌汚染によって食材を通じて有害物質が体内に蓄積しガンが時差的に発症」#iwakamiyasumi

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連投16 RT @IWJ_ch1: 16、畑氏「上埧村。ヒ素中毒と思われる皮膚が黒ずんだ人や、イタイイタイ病の患者と酷似している歩けない人がいた。村では井戸水を使用。仮に赤茶けた水を浄水器で濾過しても、水に溶けている重金属などは取れない」#iwakamiyasumi

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連投17 RT @IWJ_ch1: 17、畑氏「桃林鉱山からヒ素が流出。ヒ素は完全に水に溶けてしまう。銀色砂漠と呼ばれる、重金属を含む廃滓が約1億トン投棄された場所もある。中国鉱山の排水は赤や緑や黒に時々刻々と変わるところもある」#iwakamiyasumi

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連投18 RT @IWJ_ch1: 18、畑氏「日本の鉱山では今は排水処理しているが、世界の鉱山の多くは『垂れ流し』である。日本の鉱山は閉山後も排水処理を続けている。半永久的にやらねばならない。その費用は経産省が出している」#iwakamiyasumi

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連投19 RT @IWJ_ch1: 19、畑氏「排水処理方法。排水に石灰を入れる。石灰はアルカリ性なので排水中の有害物質が析出。それを沈殿槽で沈殿させる。アルカリ性になった排水に硫酸を入れて中和してから下流に流す。中国では未処理」#iwakamiyasumi

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連投20 RT @IWJ_ch1: 20、畑氏「普段から慢性的に汚染物質を含む廃液を流しているが、時々、普段よりも非常に多い量を垂れ流した際に急性中毒が発生し、その時だけニュースとなって表に出る。汚職で環境対策が緩いのも公害発生の要因」#iwakamiyasumi

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連投21 RT @IWJ_ch1: 21、畑氏「中国環境保護総局の発表。中国の全耕地の約1割に相当する1000万ヘクタール（10万平方キロメートル）がカドミウムなどの重金属や放射性同位元素等で土壌汚染。この面積は韓国の国土面積に匹敵」#iwakamiyasumi

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連投22 RT @IWJ_ch1: 22、畑氏「中国では重金属を含む穀物が年間1200万トン生産されている。このうち日本には5万トンが来ており、単純計算で5千トンが汚染されているともいえる。国家環境保護総局局長も『土壌汚染は極めて深刻』と指摘」#iwakamiyasumi

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連投23 RT @IWJ_ch1: 23、畑氏「中国では汚染された水を7～8億人が飲用。ミネラルウォーターはあるが、料理には汚染された水を使わざるを得ない。長江の水を水不足が深刻な北部地域に運河を掘って運ぶ計画も。さらに水汚染が拡がる可能性」#iwakamiyasumi

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連投24 RT @IWJ_ch1: 24、岩上「国民の健康や環境を守ろうという発想がごっそりと抜け落ちている。中国では集団抗議行動が年間10万件起きていると聞く。それを押さえつける公安部隊の費用が、国防費を上回っているとも言われている」#iwakamiyasumi

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連投25 RT @IWJ_ch1: 25、畑氏「日本の行動成長期を上回る公害問題が起きている。日本の公害防止技術を移転しようとしても、先方がその必要性を理解しようとしない。公害問題を報じた地元新聞の編集長がクビになるなどの規制も」#iwakamiyasumi