小沢有作『民族教育論』(1967年)より

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ちゃっぴー @x_chuppy

①「侵略の教育の本質は、支配する民族の全体に奴隷の意識をうえつける点にある。そして、民族全体が隷属しているとき、一個人のみが人格的に独立することはありえない。」(小沢有作『民族教育論』、1967年)

2013-03-22 16:58:16
ちゃっぴー @x_chuppy

②「また、民族間に支配・被支配の関係があるとき、その壁を放置しておいて、両民族の個人のあいだに友情と連帯がなりたつことも、ありえない。この関係を自覚し、この関係全体の変革を志向するところに、独立の教育が成立する。」(小沢有作、1967年)

2013-03-22 16:58:26
ちゃっぴー @x_chuppy

③「民族の独立によってはじめて、かつての支配国の国民とかつての植民地の国民とのあいだに、真の友情と連帯がなりたつ。独立の教育に媒介されて連帯の教育が成立するのである。」(小沢有作、1967年)

2013-03-22 16:58:43
ちゃっぴー @x_chuppy

④「独立の教育は、みずからに奴隷意識の克服を要求するにとどまらず、支配国の国民にその大国主義思想を克服する教育を求める。そうしてはじめて、連帯の教育が完成するのである。」(小沢有作、1967年)

2013-03-22 16:58:57