ある職種がステレオタイプを失うというのは恐ろしい
- lucifer_af
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瞬間最大風速とはいえ、内科病棟に入院している患者さんのうち、車椅子でも歩行でも、自分で移動できる人が2割を切った。これからきっともっと増える。
2013-03-17 09:04:34看護師さんの業務というのは、この20年で全く別物になったよね、なんて話をする。だいたいが「おたんこナース」が評判になった昔、入院する患者さんはといえば歩ける人がほとんどで、病棟には患者さん用の食堂があって、ベッドでごはんを食べる人はむしろ少なかった
2013-03-17 09:05:42いまはたぶん、療養病棟でもなければ、患者さん用の食堂がある病棟は珍しいんじゃないかと思う。効率悪いし、空き部屋だから今度は大挙したご家族のサロンみたいに使われることがあって、その場所を使う、使わないでトラブルの原因になったりしたから
2013-03-17 09:07:00看護師さんの業務というのは、もちろんあの人達は基本的には手を使う仕事はなんでもできるのだけれど、病棟の公安というか、患者さんの流れを調整したり、「付き添いさん」に食事や体位交換の指示を出したり、指揮監督の役割が、昔はもっと多かった記憶がある
2013-03-17 09:08:41看護師さんというのは怒る人、怖い人というのが、自分が小学生の頃、塾の同級生にネフローゼとかヘルニアで入院した子供がいて、病棟の体験談として語られる看護師さんのステレオタイプは、むしろそういう人だった
2013-03-17 09:09:41今はこう、看護師さんがステレオタイプ的に語られる機械それ自体が減っているような気がする。ある職種がステレオタイプを失うというのは恐ろしいことで、それは要するに、その人達が顔を持った人間ではなく、単なる道具とみなされていることに他ならなくて
2013-03-17 09:10:27医師とか警官、消防士のステレオタイプ、漠然と「こんな人」というイメージは、たぶん多くの人が思い浮かべられる。あるいは証券マンとか、プログラマとか。じゃあ介護職員はどうか。
2013-03-17 09:11:19@medtoolz 食べさせなければいけない人というのも少なかったですよ。今は看護師の頭数より食事介助の必要な人の方が多い病棟なんかざら。
2013-03-17 09:11:34@eboli_ef 昔はこう、「申し送りが忙しいから指示受けは後で」だったのが、今はもう「食事の時間は全員で払っているから無理です」ですもんね。。
2013-03-17 09:12:17@medtoolz そしてその出払ってる全員が2人以上の食事介助をハシゴしてますからね。胃瘻問題も実はその辺の絡みを無視できないんですよ…
2013-03-17 09:15:22@eboli_ef 介護老人を引き受ける側にしてみれば、胃瘻の有無は、トラブルの可能性も、マンパワーの問題も、大きく改善してくれますもんね。。
2013-03-17 09:17:13*