『あまはら君+』と『お助け巫女ミコちゃん』の対称性について知った被って語る

『ミコちゃん』ではたとえば普通の魔法少女モノにあるような「素敵で便利な魔法」という要素がまったく存在しない。 では、歩ちゃんは臆病なまま、魔法少女の役割を果たせないのか?…というと、そんなことはまったくない。 歩はミコちゃんに変身することで「覚悟」を決め、他人と助けるために関わるための一歩を踏み出そうとする。 この「覚悟」と「行動」こそが、この作品における「魔法」なのである。 続きを読む
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わぁい!の『お助け巫女ミコちゃん』のアンケートハガキをそろそろ書こうかと思ったら紛失しててワロタ…ワロタ… 惣一君と歩ちゃんで神前式やってくっつけてくださいって書こうと思ってたのにorz

2013-03-25 00:32:05
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自分としてはかわいいおとこのこは二次性徴が来たら若干乳も膨らんでふつーに初潮が来るものだと思っているのだけど、これはTSFになるんだろうか… というかたぶん自分の願望ベースはアンデルセンの「人魚姫」なんやな

2013-03-26 03:12:34
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眠れないので『あまはら君+』http://t.co/V3aLLrthN5 と『お助け巫女ミコちゃん』http://t.co/8LWYhp529f の対称性について知った被って語ることにする。

2013-03-26 04:48:35
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前者はおと☆娘http://t.co/sQHkJ0nMdl 、後者はわぁい!http://t.co/IjY1tuf4Hd という雑誌で連載されている作品である。ちなみに両方とも女装少年という血迷ったテーマをメインに扱いながら、双方その特色がまったく異なるという不思議なジャンル

2013-03-26 04:51:54
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あまはら君+』と『お助け巫女ミコちゃん』(以下、『あまはら君』と『ミコちゃん』とする)の違いを述べる前に、この二作品に共通する要素として「主人公の女装少年が毎回ゲストキャラクターのトラブルを解決する」タイプの作品であることを述べたい。あらすじとかはアマゾンとかで確認してください

2013-03-26 05:05:55
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まず『あまはら君』の場合は、主人公の天原雪乃ちゃんが悩める青少年に女装を施し、真摯によりそうことによって青少年達を孤独から解放するお話である。 根本的に天原雪乃ちゃんはスーパースターであり、ヒーローもしくはキャリアウーマン的タイプのイケメン女子的ヒロイン像である。

2013-03-26 05:11:36
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対する『ミコちゃん』は人見知りが激しく他人の顔を見て話すことすら困難な御子柴歩(みこしば・あゆむ)ちゃんが母親によって無理矢理女装させられる事情から始まる。 こちらはどちらかというと、ステレオタイプなお姫様系のろりろりヒロイン像ですね。しかもおちんちんついてる!最高や!

2013-03-26 05:16:06
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ミコちゃん』は人見知りが激しい歩ちゃんが「女装」という「変身」によって「魔法少女(お助け巫女)ミコちゃん」となり、困ってたりトラブルを抱えてる人の解決に手を貸したりするお話である。 ちなみに「変身」はトイレの個室で生着替えによって行われ、魔法は一切関与しない。ただの着替えである

2013-03-26 05:22:39
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というか、『ミコちゃん』ではたとえば普通の魔法少女モノにあるような「素敵で便利な魔法」という要素がまったく存在しない。 事件解決も変身も、すべて自力(根性)行わなければならない上、家の神社では母親が自分の生写真やグッズを売り捌いてるのである。 なんとも酷い話だ。俺にも一枚ください

2013-03-26 05:28:42
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「では、『お助け巫女ミコちゃん』には魔法が存在しないのか?」 そう問われるならば、その答えは「もちろん、魔法はあるさ!」となるだろう。 数多の魔法少女たちが夢と希望を叶えてきたように、ミコちゃんもまた「魔法」の力を使って、困っている人のために闘う魔法少女である事に疑いの余地はない

2013-03-26 05:37:58
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主人公の御子柴歩ちゃんは他人の顔を見て話すことすらできない臆病な性格であり。魔法少女としての使命は受けているものの、ファンタジックで便利なご加護は一切望めない…。 では、歩ちゃんは臆病なまま、魔法少女の役割を果たせないのか?…というと、そんなことはまったくない。

2013-03-26 05:49:38
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では、歩ちゃんは臆病なまま、魔法少女の役割を果たせないのか?…というと、そんなことはまったくない。 歩cはミコちゃんに変身することで「覚悟」を決め、他人と助けるために関わるための一歩を踏み出そうとする。 この「覚悟」と「行動」こそが、この作品における「魔法」なのである。

2013-03-26 05:59:04
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そこにはアニメの魔法少女たちが使う魔法のような華やかさも、便利さの欠片も全くない。 しかし、だからこそ。困っている人を助けるために踏み出すその一歩は、「困った人を助けるヒーロー」に憧れている臆病な歩ちゃんだからこそ使える「魔法」なのだ。

2013-03-26 06:10:39
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あまはら君+』の雪乃ちゃんが男の子たちに女装をさせて普段とちがう自分を体験させるのと同じように、『お助け巫女ミコちゃん』の歩ちゃんも自分に女装という魔法をかけることによって勇気を出す。 そして、その本質はどちらも「誰かの力になりたい」という強い想いがあるからこそなのである。

2013-03-26 06:16:13
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あれ?おかしいな…対称性について語るつもりが相似性について語ってしまっているような…まあいいや。

2013-03-26 06:19:43
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主人公は少女ではなく女装したおとこのこであり(むしろご褒美です!)。都合のいい魔法だって使えない。 それでも、誰かを助けるために、「ミコちゃん」は魔法少女として闘い続けている。

2013-03-26 06:25:32
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以上で挙げた点から、『お助け巫女ミコちゃんhttp://t.co/8LWYhp529f は、魔法少女作品であることを否定しながらも本質的に魔法少女作品であるという点において、いわば「広義のアンチ・ミステリ」に近い、「アンチ・魔法少女」作品だと言えるのではないだろうか。

2013-03-26 12:18:23
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途中で落ちてた…そして相変わらず内容グッダグダや

2013-03-26 12:26:05
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ちなみに私自身は上記で挙げた魔法少女モノへの批評性が云々~という話は購入した動機ではなくて。ただ一点、主人公の親友・惣一が歩ちゃんにキッスをするというシーンがあるのを知って購入しました。最高でした。なので続巻では惣一君と歩ちゃんで神前式やってください

2013-03-26 12:40:25