<Illustrator>高橋としゆきさんによる初心者向けアピアランス解説
【2-6】再び最初の状態(効果を適用する前)に戻り、今度は[アピアランスパネル]で[線]だけを選択してから[角を丸くする]の効果を加えてみます。 http://t.co/ahgPEVWJF2
2013-03-28 01:26:26【2-7】[線]だけが角丸になって[塗り]はそのままになっています。[線]にだけ効果が加わったということです。 http://t.co/jH43HMpbU7
2013-03-28 01:27:02【2-8】この場合、[アピアランスパネル]内での[角を丸くする]の文字はどこにあるかというと、[線]の左にある三角形のアイコンをクリックして、[線]の[アピアランス]の内容を展開すれば、そこに入っています。 http://t.co/6IHcKRcgDw
2013-03-28 01:27:53【2-9】なお、[線]の中に入っていた[角を丸くする]の文字をドラッグして[塗り]の中に移動させると、今度は[塗り]が角丸になり、[線]は通常の長方形に戻ります。 http://t.co/eAl5sW7VRb
2013-03-28 01:28:51【2-10】さらに、[角を丸くする]を、[塗り]、[線]の外に出せば、オブジェクト全体に対して効果が適用されます。【2-4】と同じ状態です。このように、効果を後から自由に移動させることもできます。 http://t.co/lkaarZycgn
2013-03-28 01:29:32【2-11】ちなみに、複数の[効果]を重ねて使ったときは[アピアランスパネル]内にも効果がどんどん追加されていきます。ただし順番に注意が必要です。
2013-03-28 01:30:17【2-12】[アピアランスパネル]での[効果]は、基本的に上から順番に適用されていきます。例えば、1[角を丸くする]、2[ジグザグ]、3[ラフ]の順番で効果を適用した場合は、図のように上から下の順番で効果が並びます。 http://t.co/IMZ0Dri3SC
2013-03-28 01:31:09【2-13】これが[アピアランス]を分かりづらくしている点だと思います。[線][塗り]が積み上げ式なので、どうしても感覚的に逆なんですよねー。
2013-03-28 01:32:29【2-14】あと、それ以上にややこしいことが。[ぼかし]や[光彩]などは[線][塗り]のセットよりも下にないと効果が適用されません。 http://t.co/LX3kS4UAU2
2013-03-28 01:32:52【2-15】おそらく、パス自体の形状を変えたりするもの(ベクター的な効果)はどの位置にあってもOKで、ぼかしなどのPhotoshop的なもの(ラスター的な効果)は下じゃないとダメってことなのかなぁって思うんだけど、詳しくは分からないです。誰か教えて。
2013-03-28 01:33:24【2-17】それはさておき、[効果]と[アピアランス]を使った便利なテクニックをひとつだけ紹介します。文字の角をきれいに丸くするもので、自分が解説書の作例でよく使うテクニックのひとつです。 http://t.co/2A30AYBTRp
2013-03-28 01:34:13【2-18】まず準備として文字を作成しましょう。[フォントパネル]で[フォント:Impact Regular][サイズ:100pt]に設定してから[ツールパネル]で[文字ツール]を選択します。同じフォントが無い場合は近いのでいいです。 http://t.co/NcQmQDVtm6
2013-03-28 01:35:14【2-19】アートボードをクリックし「ROUND」という文字を入力したら準備OKです。この文字を[選択ツール]で選択し、[効果メニュー]→[パス]→[パスのオフセット...]を選択します。 http://t.co/oiqNUfpsCS
2013-03-28 01:36:02【2-20】[パスのオフセット]ダイアログでは[オフセット:-1.5mm][角の形状:マイター]と設定して[OK]します。 http://t.co/zLWiValFZm
2013-03-28 01:37:12【2-21】余談ですが、[パスのオフセット]って言うのは、現在のパスを外側に拡大したり、内側に縮小したりする機能。本来は[オブジェクトメニュー]→[パス]→[パスのオフセット...]にある機能ですが、[効果]としても存在します。 http://t.co/z3pGiCjrve
2013-03-28 01:37:54【2-22】手順に戻ります。[アピアランスパネル]で[パスのオフセット]の文字をドラッグして[選択した項目を複製]ボタンに重ねます。[パスのオフセット]の効果が複製されて2つになりました。 http://t.co/SVTL7lsXXs
2013-03-28 01:38:50【2-23】2つの[パスのオフセット]のうち、下の方の文字をクリックしてダイアログボックスを開きます。 http://t.co/1rhL8EEC7r
2013-03-28 01:39:47【2-24】各値を[オフセット:1.5mm][角の形状:ラウンド]に変更して[OK]します。【2-20】のオフセットと同じ数値を、正(プラス)として指定するのがポイントです。 http://t.co/QGWofIBSyb
2013-03-28 01:40:48【2-25】見事、文字の角がきれいに丸くなりました。角丸のサイズは[パスのオフセット]の[オフセット]の値で調節します。もちろんテキストのままなので、文字を書き換えることもできます。 http://t.co/vrnyXr5LtC
2013-03-28 01:41:40【2-26】もちろん、文字だけでなく図形などの角を丸くするときにも使えますよ。ただし、図形の太さや形状によっては、うまくいかないこともあります。いろいろ試してみてくださいね。 http://t.co/XZF6P5011K
2013-03-28 01:42:15【3-1】最後にもう一つだけ。[アピアランス]というのはオブジェクトだけではなく、レイヤーに対しても持たせることができます。ちょっと難しいですが、どういうことか実際に見てみましょう。
2013-03-28 02:10:20【3-2】新規書類を作成し、[レイヤーパネル]を表示して内容を見ると[レイヤー1]の右に円のマークがあります。これは[ターゲットボタン]と呼ばれるマークで、レイヤーやオブジェクトが編集の対象になっているかどうかを表します。 http://t.co/mNz7gtQGOw
2013-03-28 02:11:10【3-3】[ターゲットボタン]が二重の円になっていれば編集の対象になっているということです。編集の対象にするというのが分かりづらいですが、[選択ツール]でオブジェクトを選択することとほぼ同義と考えて大丈夫です。 http://t.co/mX4eg0EroZ
2013-03-28 02:11:38【3-4】でもレイヤー全体を[選択ツール]で選択することはできないので、この[ターゲットボタン]を使って選択してやる、ということです。(レイヤーの選択は、レイヤー上の全オブジェクトを選択することとは異なります)
2013-03-28 02:12:06