SHERLOCK 吹替版 三上哲さん・森川智之さんのインタビュー
昨年の秋頃、SHERLOCK吹替版のお二人のインタビューがボイスニュータイプに載っていたのを皆さんご存知ですか? この記事の為に初めて声優雑誌買いましたw 全6ページ、お二人の写真がメインでした♡ あまり買われてる方いないかな…? http://t.co/4e9vy5dk3g
2013-03-29 19:55:36もし知りたい方いらっしゃったらインタビューを抜粋して紹介したいなぁ…と( ´ ▽ ` ) それぞれのシャーロック・ジョンに対する感想や、お互いの役者としての印象などなど。 需要…ありますか??
2013-03-29 19:59:50Q.「SHERLOCK」の吹き替えを担当することになって、作品に触れたときの第一印象を教えてください。
三上さん「初めはシリアスなミステリーものなのかな?と思ったんですが、そうではなくて、かなりおもしろいなって。なにより、シャーロックとワトソンのキャラに惹きつけられました」
森川さん「ハリウッド版『シャーロック・ホームズ』でもワトソン役の吹き替えを担当しているので、まずは、ワトソンとの縁を感じました。
しかも、今回は原作の生まれた国であるイギリスのドラマシリーズということで、すごく楽しみに観ました。ロンドンの街が醸し出す空気というか、土着の演出、土着の映像が魅力のドラマだと思います。
なおかつすごいのが、これが現代劇だっていうところ。どうやってスマホを駆使するシャーロックを描くんだろう?と思ってましたけど、ロンドンの昔からある街並みに現代のガジェットがなじんでいるんですよね」
三上さん「全然違和感なかったですよね。この世界が当たり前、と感じられるくらいに。
とにかくシャーロック・ホームズに対する愛があふれていますよね。世界中のホームジアンやシャーロキアンの人たちが喜ぶ小ネタもたくさん織り込まれていて。「あれにはそんな意味があったのか!」と後から知って感心することも多いです」
演じるシャーロックについて→三上さん「シーズン1の第一話の登場シーンからずっと変なヤツでしたけど、シーズン2でも相変わらずの困ったちゃんです。みんなはどうして「バカ」なんだろう?と本気で思っているような男ですね。」
2013-03-29 20:04:23演じるワトソンについて→森川さん「ワトソンは、シャーロックといるとすごい常識人に見えてきます(笑)エキセントリックなシャーロックのそばで、なるべく波風立てないように街の人たちをフォローしたり、あるいは女性をデートに誘ったり…でもだんだんバディものとしての真価を発揮していきます。」
2013-03-29 20:05:39三上さんについて→森川さん「淡々と推理を進めていくシャーロックのセリフ量ってハンパない!それを華麗にこなされていてすごいです。ただ早口でセリフを言うだけじゃもちろんダメで、彼と同じ早さで考えを巡らせて芝居をしていかなければならない。そこに合わせていけるのは本当にすごいです。」
2013-03-29 20:07:09→それを受けて三上さん「そう言っていただけると、嬉しいです。それも含めて、森川さん演じるワトソンがいてこそ、と思いますよ。絶大なる信頼を寄せています。森川さんの声には安心感があるんですよね。」
2013-03-29 20:07:54→森川さん「とにかくこの作品は“間”が大事なんですけど、キャストみんなが揃ってアフレコできているので、その点、すごく助かっています。シャーロックの息づかいをとなりに感じながら、芝居しています」
Q.シーズン2では、シャーロックの宿敵・モリア-ティとの対決が激化するだけでなく、シャーロックに接近する女・アイリーンとの出会いなど人間関係にも動きがありますね。
森川さん「モリア-ティもシャーロックに負けないくらいイカレたヤツです。原作では年輩の紳士として描かれていると思うんですけど、本作ではシャーロックと同年代の男として描いているところとして描いているところが刺激的。そして、アイリーンは、ほんとインパクトがありますよ、真っ裸で登場、という。」
三上さん「あのシャーロックが初めて固まっていましたからね。あと、女性といえば、シャーロックに恋するモリーも気になります。鈍感なシャーロックは、彼女にひどいことばっかり言うんですよね」
森川さん「かわいそうなモリー、クリスマスのエピソードなんて、ほんとひどかったですよね。まわりのみんなの方がはらはらしているという・・・」
吹替の仕事について→森川さん「吹替と言うのは一回出来上がっているものをいかに翻訳するのかという作業です。本国の役者さんがどういうニュアンスでそのセリフを発しているのか、細かく読み取っていくことから始まりますね。その上で日本人が観るときに伝わりやすいポイントを探していくわけです。」
2013-03-29 20:09:04※ツイートの文字数制限の関係でカットしてしまいましたが、↑の森川さんの回答の最初には
「アニメの場合はゼロから制作していく過程の中に自分の仕事があるわけですけど、」
という文章が入っていました。
吹替の仕事について→三上さん「今回に関して言うと、シャーロックを演じているベネディクト・カンバーバッチがすごく良い声の持ち主なのでプレッシャーでしたね。でも、吹替版には吹替版の味わいも楽しんでいただけるように頑張りました。字幕版も吹替版もどちらも観て欲しいです。」
2013-03-29 20:10:00Q.日本ではシーズン2のDVDセットが先日発売されましたが、本国では来年の公開が予定されているシーズン3も楽しみですね。
三上さん「シーズン2では衝撃のラストで終わりましたからね。どうなってしまうのか、僕も楽しみです。できれば長く続いて欲しいですね」
森川さん「アメリカのテレビドラマとかでしたら1シーズン24話くらいあるので、たっぷり芝居できるんですけどSHERLOCKは1シリーズ3話なんで、そこはちょっとさみしいですよね」
三上さん「一本90分あるので十分ボリュームはあるんですけどね」
森川さん「だからどちらかというと1話が映画1本分っていう感覚なんですよね」
最後に森川さん「シャーロックとワトソンの関係性だったり、そのほかのキャラたちの位置関係だったり、アニメファンの皆さんにとっても、楽しめる要素たくさんある作品だと思います。観つくしていただけたら嬉しいですね。」
2013-03-29 20:11:21三上哲さん PROFILE (記事からの引用)
みかみ・さとし
6月8日生まれ/東京都出身/プライムウェーブ・ネクシード所属/顔出しの役者としても活躍し、声優としては外画の吹き替えに数多く参加。主な出演作品は「新ビバリーヒルズ青春白書3」(オスカー)ほか。
森川智之さん PROFILE (記事からの引用)
もりかわ・としゆき
1月26日生まれ/神奈川県出身/アクセルワン代表/アニメ作品はもちろん、外画の吹き替えにも数多く参加。吹き替えではキアヌ・リーブス、トム・クルーズ、ジュード・ロウらを担当している。
アニメでは、犬夜叉の奈落役、NARUTOの4代目火影波風ミナト役などたくさんの役を演じてらっしゃいます。
マーティン繋がりではホビットのビルボ・バギンズの吹き替えの担当も、森川さんです!
長文の連投、失礼しましたm(_ _)m そしてふぁぼやRTありがとうございました!吹替版のお二人のこともSHERLOCK好きの方にたくさん知ってもらえたら嬉しいな〜と思います(*^o^*)
2013-03-29 20:33:00☆おまけ
森川さんのブログの、SHERLOCK関連の記事の紹介です♪
(下にいくほど古い記事です)
ボイスニュータイプ
http://s.ameblo.jp/toshiyukimorikawa/entry-11384282655.html
ボイスニュータイプ告知
http://s.ameblo.jp/toshiyukimorikawa/entry-11354574533.html
シャーロックの英語版小説
http://s.ameblo.jp/toshiyukimorikawa/entry-11310066754.html
シャーロックブルーレイ
http://s.ameblo.jp/toshiyukimorikawa/entry-11306501724.html
BSプレミアムでのSHERLOCKのS1放送の再告知
http://s.ameblo.jp/toshiyukimorikawa/entry-11302948213.html
BSプレミアムでのSHERLOCK1、2放送の告知
http://s.ameblo.jp/toshiyukimorikawa/entry-11280975068.html