unoさんの映画ツイート2013

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宇野維正 @uno_kore

カラックスの「ホーリー・モーターズ」もマイブラの「mbv」も、神経症的完全主義者が自分にとって100%の作品ではないけれど、やむにやまれずリリースするに到ったという点で似ている。どちらもリリース(解放)という言葉がこれほど相応しい作品はない。我々にできるのはそれをキャッチするだけ

2013-02-04 23:09:20
宇野維正 @uno_kore

「ダイ・ハード」「ボーン」「96時間」などアクション映画のビッグタイトルの新作がどれも内容的に低調なことと、アメコミ映画の隆盛はリンクしてると思う。本来そっちに行くべき人的資源がアメコミ映画に吸い上げられてるんだよね。特に脚本家

2013-02-14 12:19:07
宇野維正 @uno_kore

あの「ブルー・バレンタイン」の監督、デレク・シアンフランセの新作「The Place Beyond The Pines」。予告編見る限りだと「ドライヴ」×「ザ・タウン」って感じで超面白そう!ゴズリング!クーパー!メンデス!キャストも完璧http://t.co/SvwymtlH

2013-02-15 17:48:31
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宇野維正 @uno_kore

今一番見たい新作はこれ→http://t.co/7Mstj2zr 「フロム・ヘル」のザ・ヒューズ・ブラザーズの片割れアレン・ヒューズが「パイレーツ4」「アキラ」実写版を断って撮った新作「Broken City」。マーク・ウォルバーグだし、「テッド」旋風に乗じて日本公開頼む!

2013-02-15 18:22:22
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宇野維正 @uno_kore

「キング・オブ・マンハッタン」試写。マフィア映画のような邦題だけど、投資会社の経営者が主人公。類型的80年代スリラーテイストに貫かれている今作。監督はこれが長編デビューのニコラス・ジャレッキー。過去には作家B・E ・エリスと仕事も。なるほど、確信犯的80'sリバイバリストなのか

2013-02-18 22:19:08
宇野維正 @uno_kore

「キング・オブ・マンハッタン」続き。スコアは「ドライヴ」「リンカーン弁護士」の元RHCPクリフ・マルティネス。しかしビョークやグライムスやYou Say Party!などのつかい方は安易。作品の最後をレディメイドのポップソングに代弁させてどうする?そこが監督の腕の見せ所じゃないか

2013-02-18 22:24:31
宇野維正 @uno_kore

「中学生円山」試写。夜の公園などで何度も裸になる主人公を好演してる平岡拓真くん。プレスによると「草彅さんは『人前で脱ぐのは恥ずかしいけどこれを乗り越えれば役者として大きくなれるよ』」と彼を励ましたという。この作品の出演オファーをした宮藤官九郎もすげーし、それを受けた草彅剛もすげー

2013-02-20 20:03:43
宇野維正 @uno_kore

「中学生円山」続き。作品自体はエンケンのつかい方を筆頭に、宮藤官九郎のオブセッションの集大成といった感じ。映画じゃなきゃできないことをやりたい放題やりきってる。舞台だと、中学生の役者に主人公を演じさせるのも難しいしね。そして、刈谷友衣子の出番が思いのほか多くて大満足だった

2013-02-20 20:11:58
宇野維正 @uno_kore

「The Place Beyond The Pines」。「ブルーバレンタイン」D・シアンフランス監督の新作。全米公開前に観させてもらった。「ドライヴ」×「ザ・タウン」の予想は当たったけど、「ミスティック・リバー」級の感動と「グラン・トリノ」級の余韻は予想外。つまり、超最高!!!

2013-02-20 21:34:01
宇野維正 @uno_kore

「The Place Beyond The Pines」続き。書きたいことは山ほどあるけど、あまり前情報を入れない方がいいかも。ライアン・ゴズリングの役はスタントマンで自動車整備工、でもってシングルマザーに横恋慕。え?「『ドライヴ』と同じじゃん」だって?全然違うんだな、これが!

2013-02-20 21:38:14
宇野維正 @uno_kore

「The Place Beyond The Pines」さらに続き。念のため、今作は「ドライヴ」の影響下にある作品ではなく、脚本はそれより前にあった。つまり、仲のいい監督は、みんなライアン・ゴズリングに恋愛下手なスタントマンの自動車整備工を演じさせたがるというわけ。それもすごいな

2013-02-20 21:43:10
宇野維正 @uno_kore

「The Place Beyond The Pines」もうひとつだけ。ちなみに今作は3部構成。ライアン・ゴズリングが活躍するのは1部。2部はブラッドリー・クーパーの話。エヴァ・メンデスは3部すべてに出てます。ネタバレしたくないので、とりあえずこれで最後にします

2013-02-20 21:47:08
宇野維正 @uno_kore

あ、「The Place Beyond The Pines」、日本公開は初夏予定とのこと。邦題もまだ決まってないらしいけど、これは相当難しい。「ビヨンド・ザ・パインズ」じゃ何だかわからんもんな。今のところ、ブッチギリで今年のベストです

2013-02-20 21:54:07
宇野維正 @uno_kore

「ジャンゴ 繋がれざる者」。試写激混みでようやく観れた。うーん。この題材で165分は長すぎないか。マカロニウエスタンにリスペクトを捧げるなら、過去の名作群の上映時間にもリスペクトを

2013-02-21 16:55:06
宇野維正 @uno_kore

「コズモポリス」試写。デイヴィッド・クローネンバーグ新作。リムジンで現代都市を移動する主人公が迷い込む悪夢的ファンタジー。驚くほどカラックス「ホーリー・モーターズ」に似た設定は、カラックスが今作のドン・デリーロによる2003年の原作を参照したからか。仕上がりは180度違うけど

2013-02-22 19:49:56
宇野維正 @uno_kore

「コズモポリス」にはビノシュが淫乱女の役で出ていて、今度映画化されるドン・デリーロ「ボディ・アーティスト」にはドニ・ラヴァンが出るという不思議な縁も。しかし「コズモポリス」と「ホーリー・モーターズ」には設定以外何の類似点もない。あ、監督のハードコアファン以外お断りなところは同じか

2013-02-22 19:58:41
宇野維正 @uno_kore

明日公開の「アントニオ・カルロス・ジョビン」。ドキュメンタリーというか、字幕が一切ない(オリジナルにも)、ジョビンの歴史を網羅した84分間のミュージックビデオのようなハイブロウな作りだけど、冒頭の60年代リオの街の風景だけで思いっきり持っていかれる。シャレオツすぎるにも程がある!

2013-02-22 23:27:01
宇野維正 @uno_kore

スタローン新作「バレット」の公開日が決まったので、昨年ローマでやったウォルター・ヒルのインタビューをまとめている。「自分ほどロバート・アルドリッチという人物やその作品について考えてきた人間はいないと思う」。その言葉の説得力と力強さに改めて惚れ惚れ。いつか、誰かについて言ってみたい

2013-02-23 16:58:05
宇野維正 @uno_kore

「L.A.ギャングストーリー」試写。「アンタッチャブル」や「グッドフェローズ」を期待してたら「ディック・トレーシー」だったでござる。ルーベン・フライシャーって、ジェームズ・マンゴールドやクリストファー・マッカリーみたいな新古典主義的な監督なのかもね

2013-02-25 22:14:57
宇野維正 @uno_kore

まぁ、今年上半期全力で大絶賛するつもりのデレク・シアンフランス「The Place Beyond The Pines」も思いっきりボン・イヴェールつかってるんだけど。でも、エンドロールだから許す

2013-02-27 15:02:14
宇野維正 @uno_kore

「欲望のバージニア」内覧試写。原題「LAWLESS」。「ザ・ロード」のジョン・ヒルコート新作。というより、あのニック・ケイヴが脚本(これが3作目)、あるいはトム・ハーディ&ゲイリー・オールドマンによるアナザー「ダークナイト・ライジング」と言った方が通りがいいか。傑作ですよ、これ!

2013-02-28 21:33:01
宇野維正 @uno_kore

「欲望のバージニア」さらに続き。ニック・ケイヴのこと見くびってた。世界中のフェスでトリ/トリ前を務めるレジェンドミュージシャンでありながら、こんな王道アメリカ映画の脚本をちゃんと書ける。こんな人、他にいない。当然のように自身が手がけたスコアもオリジナル曲もカバー曲も最高だった

2013-02-28 21:46:54
宇野維正 @uno_kore

「海と大陸」。4月公開のイタリア映画。舞台はシチリアからさらに南の小島。漁師の仕事に固執する祖父と観光業に勤しむ叔父の狭間で、モラトリアム真っ只中の20歳の青年。アフリカから漂着する難民たちが、彼らにそれぞれの生き方を問いただす。大地と海の色!波と風の音!なんて力強い作品なんだ!

2013-03-11 00:46:05
宇野維正 @uno_kore

「海と大陸」続き。南イタリアの貧村とバブル期の日本。作品のテイストはまったく異なるが、後半にくる夜の難民漂着シーンが驚くほど「横道世之介」と似ている。そこが物語の重要な転換点になるところまで同じ。あれ?よく考えるとラストの余韻も結構近いぞ。もちろん偶然の一致だけど、とても興味深い

2013-03-11 00:58:08
宇野維正 @uno_kore

「インポッシブル」続き。母ナオミ・ワッツ、父ユアン・マクレガー、3兄弟ともう1人の子役、全員があまりにも素晴らしい。その演技の力を借りて、難しい題材を真っ正面から描ききったのは「永遠のこどもたち」のフアン・アントニオ・バヨナ。実話だし、こういう言い方が正しいかわからないけど、巧い

2013-03-11 21:55:49
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