『従軍中のウィトゲンシュタインが、(略)』感想
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虚構や偽物と知りながら、あたかも現実や本物であるかのように何かを表象=再現前する人間の権能あるいは業。幼児であっても「ごっこ遊び」ができること。大縄跳びの仕草だけで、縄がなくても縄があるかのように見えること。なぜ劇場に東部戦線が立ち現れるのか。『従軍中のウィトゲンシュタインが』→
2013-03-30 11:38:50Théâtre des Annales『従軍中のウィトゲンシュタインが(略)』、初日が終わったよ。しびれるほど興奮したよ。まだまだ見つけられることはたくさんありそうな予感に興奮したよ。そして何より初めて同時にたくさんの人に観てもらえる初日は、ありがたさが半端ないよ。ありがとう。
2013-03-30 09:53:25こまばアゴラ劇場 Annalesinfo: Théâtre des Annales『従軍中のウィトゲンシュタインが、(略)』昨日が初日でしたが評判も良く早く観たくてしょうがない。
2013-03-30 07:58:25しかし改めて冷静に考えると、言語が世界を写し取れるのと演劇が現実を表現できるのとはメカニズムが違う。両者をアナロジカルにとらえるのは誤りか。前者は論理形式を共有するから(というのが前期ウィトゲンシュタインの考え)。後者は論理形式云々ではない何か。その何かは何か?
2013-03-30 05:40:54面白かった!@moriryuji: アゴラ劇場にて「Théâtre des Annales vol.2」の公演観劇。タイトルはTwitterでは収まらなそうなので割愛させていただきます。とにかく面白かった。小難しいことを、程よく、ちゃんとお客さんに寄り添ってつくられていました。
2013-03-30 01:27:08三条会、榊原さんの圧倒的な存在感に今日は酔いしれた。終演後に、谷くんと山崎くんと話をさせてもらって、劇団をやることの意義を深く確認した一日。三条会無くして榊原さんのあの圧倒的な存在も無いはずだ。それを信じして劇団を、演劇を続けていこうと思う。
2013-03-30 01:13:39こまばアゴラ劇場にて「Théâtre des Annales vol.2」の『従軍中のウィトゲンシュタインが、(略)』を観劇。タイトル長すぎて取っ付きにくい感じがして寝るんじゃないかと心配したけど、全く眠くならないスリリングでユーモラスで感動的な芝居だった。
2013-03-30 00:42:39ヴィトゲンシュタインが第一次大戦で何を体験し何を思ったのか? ということについては僕も以前からとても興味を持っていたことなのです。その観点で踊れ場『うそつき』ご覧いただけますと、繋がりがわかっていただけるかと。http://t.co/1Ht9TykrOS
2013-03-30 00:40:39やっぱり合宿ばりに演劇狂いで稽古場引きこもった谷賢一と山崎彬の顔見ると安心する。あーウィトゲンシュタイン面白かった。ずるいぜ。女体禁制とか、ずるいぜ。
2013-03-30 00:25:12『従軍中のウィトゲンシュタインが、(略)』良かった!!脚本演出音響照明全てが好みで泣いちゃう。。普段から神とはとか宇宙とはとか考えちゃう私としては、ハマりすぎて、谷くん作品の1位を更新したかも。そして役者力が半端なくて倒れそう。。この身も心も震える体験、沢山の人に味わって欲しい!
2013-03-30 00:06:03アゴラという劇場も良く活かしているなあ、と感心した。扱っている題材が題材なので台本はやや小難しい言葉が並ぶけれど俳優がよくそれを噛み砕いている。誰でも成立するセリフじゃないぞ……みたいな文章がずっと続くのに、ちゃんと成立させてくれている。素直に感心。内心かなり嫉妬。
2013-03-30 00:05:11アゴラで谷くんの芝居観てきました。http://t.co/YPhZEh5vOi個人的な感想としては今まで観た谷作品の中で一番好きです。とにかく俳優の力がとても強い。その意味ですごく正しく演劇として格闘しているし、台本も強度がある。お薦めです。
2013-03-30 00:01:50アゴラ劇場にて「Théâtre des Annales vol.2」の公演観劇。タイトルはTwitterでは収まらなそうなので割愛させていただきます。とにかく面白かった。小難しいことを、程よく、ちゃんとお客さんに寄り添ってつくられていました。4月7日まで。おすすめですマジで。
2013-03-29 23:15:42テアトル・ド・アナール「従軍中のウィトゲンシュタインが…(略)」を観た①。山崎彬さんのヒールっぷりの憎たらしさとその真逆の親友の2役が良かった。榊原さんの声と迫力、それに相反したズレる会話が面白く。とても生々しく熱い作品でした!こまばアゴラ劇場で来週末まで。哲学が生きている。
2013-03-29 22:35:57→日本の片隅の狭い空間で人が叫んだり動き回ったりすることが、なぜ、第一次大戦のあの時空を表現できるのか。繰り返しになるけれど、物語の主題と演劇の構造が響き合ってもいる見事な舞台。祈りの切実さに落涙することもしばしば。微妙な間に笑うこともしばしば。『従軍中のウィトゲンシュタインが』
2013-03-29 22:24:49→語り得ず示されるものとは一つには言語や思考の可能性の条件としての論理、一つには幸福な生の可能性の条件としての倫理である。今回の舞台は後者を主に「示す」。台詞としては語り得ない。が、苛烈極まりない戦場で煩悶する若き哲学者の姿が何かを「示す」。『従軍中のウィトゲンシュタインが』→
2013-03-29 22:20:12アゴラにてウィトゲンシュタイン、素晴らしかった!役者さん皆良かったが、山崎さん凄い!悪い芝居の公演中に稽古して、一番難しい役じゃないかと思う。吸い込まれた。アフタートークで谷さんの話も聞けて哲学を身近に感じた。興奮のあまり初めて台本を買ってしまった
2013-03-29 22:13:49→現実そのものではない道具を並べたにすぎない舞台、虚構にすぎない芝居がなぜか現実を表現できてしまう。演劇の原初の感興をも示す見事な場面。戦友の死に祈る、しかし神はいるのか?暗闇の中、敵軍の襲来に怯え、死の恐怖に震える。その感覚がリアルに伝わる。『従軍中のウィトゲンシュタインが』→
2013-03-29 22:12:13→凄惨な第一次大戦東部戦線でウィトゲンシュタインは死線をくぐりながら考察を続ける。パンやボタンの配置が戦況を表現できる不思議から、初期の写像理論の着想を得る場面が見事。言葉がなぜ世界を写し取れるのか。それも現実のみならず論理空間の広がりまで。『従軍中のウィトゲンシュタインが』→
2013-03-29 22:06:36こまばアゴラ劇場にてテアトル・ド・アナール『従軍中の若き哲学者ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインが(後略)』。素晴らしい。ウィトゲンシュタイン愛読者としては引用や解釈が通俗的に過ぎたり粗雑だったりすることが不安だったけれど、何かそんなこと関係なく、いい舞台だった。→
2013-03-29 21:54:29