仙台フィルと神尾真由子さんが震災時支援の「恩返し」公演/ロシアで
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仙台を拠点に活動する「仙台フィルハーモニー管弦楽団」が今日と明日、モスクワのモスクワ音楽院でコンサートを開きます。被災地を代表して、被災地や被災した人たちに様々な支援をしてくれたロシアに対する「恩返し」の思いを音楽に込めて送りたいとのことです。(続く)
2013-03-30 14:26:03主催は国際交流基金と日本大使館です。モスクワ公演に先立ち、27日にはサンクトペテルブルクでも公演しました。モスクワでは、初日の30日に、エルガーのエニグマ変奏曲、ビゼーの「カルメン」、外山雄三さんの「管弦楽のためのラプソディ」、ドボルザークの「新世界」を披露します。(続く)
2013-03-30 14:30:09明日30日には、2007年のチャイコフスキー国際コンクールバイオリン部門で優勝した神尾真由子さんも出演。バイオリン協奏曲を披露します。このほか、武満徹さんの「弦楽のためのレクイエム」やドビュッシーの「夜想曲」などの演奏も予定されています。(続く)
2013-03-30 14:33:2528日、モスクワの日本大使館で記者会見がありました。楽団の常任指揮者でフランス人のパスカル・ベロさんや楽団副理事長の片岡良和さん、神尾さん、仙台市副市長の伊藤敬幹さんらがそれぞれの思いを語りました。写真はベロさんです。(続く) http://t.co/oNpUIyea5B
2013-03-30 14:42:39被災者や、支援してくれた人たちに訴える音楽の「力」について、私が質問したところ、ベロさんは一つのエピソードを披露してくれました。モスクワ公演に向けた壮行演奏会での出来事です。このとき演奏したのはドビュッシーの「海」。後に楽団あてに1人の男性から手紙が届きます。(続く)
2013-03-30 14:46:30手紙には、次のようなことが書いてあったそうです。「自分は元々海が好きだったが、津波によって父親を亡くし、それ以来、海が嫌いになった。『海』が演奏される壮行演奏会に行こうか迷ったが、行った。そしてとても感動した。今は感謝の気持ちでいっぱいです」。(続く)
2013-03-30 14:49:25また、神尾さんは「(音楽家という)この仕事は、何か支援をしたいと思っても、すぐに形になる助けができるわけではない。それでもコンサートの間だけでも、2時間ぐらいかもしれないが、困窮を忘れられるなら素晴らしいことだと思う」(続く) http://t.co/93mJ4hF4Mt
2013-03-30 14:56:28震災時、楽団はコンサートに向けてリハーサル中だったそうです。楽団関係者は全国から集まっているので、多くが仙台中心部に住んでいるのですが、中には、自宅が損壊したり、実家が福島第一原発の避難区域の中にあって戻れなくなったりした人もいるとのことです。(続く)
2013-03-30 15:00:32楽団はいろんな困難がありながら、震災から2週間後にはコンサート活動を再開しています。そんな楽団を支えようと、世界の国々からも義援金が届きます。それをもとに、これまで280回を超えるコンサートができたということです。(続く)
2013-03-30 15:02:46ロシアでは、交流があるサンクトペテルブルクフィルハーモニー交響楽団が義援金を届けてくれたとのことです。楽団員約10人は公演翌日の4月1日、モスクワの小学校を訪問し、演奏を教えたり、一緒に演奏をしたりすることも計画しているようです。
2013-03-30 15:06:20@SirJonesIII 神尾さんもロシアは芸術の国として尊敬すると記者会見で言っていました。楽団の方々も同じ思いですし、ロシアの人たちも素晴らしい音楽には国境はないと思っていると思います。
2013-03-30 16:01:4330日にモスクワであった仙台フィルのコンサートの記事です。「新世界」「ふるさと」・・・どれも感動でした!動画がアップされたらまたお知らせします→朝日新聞デジタル:震災支援に感謝の調べ 仙台フィル、モスクワで演奏会 http://t.co/zbLQApbhE1
2013-03-31 03:29:5730日にあった仙台フィルハーモニー管弦楽団のモスクワでの公演の様子を伝えたいと思います。まず、会場はモスクワ音楽院です。チャイコフスキー像が目印。ここは世界三大コンクールのチャイコフスキー国際音楽コンクールの会場になっています。 http://t.co/q4gfOjM7i0
2013-03-31 04:08:56仙台フィルと競演するバイオリニストの神尾真由子さんは2007年のチャイコフスキー国際音楽コンクールで優勝しました。モスクワ公演では明日31日に神尾さんも出演します。(続く) http://t.co/ZH3lHHv02b
2013-03-31 04:12:40会場内に入ると、楽団員の皆さんがお客さんを出迎えていました。ロシア語で「ズドラーストヴィチェ(こんにちは、の意味です)」と言いながら、シールを渡していました。そのシールとは...(続く) http://t.co/DtXHKiJoP7
2013-03-31 04:17:30シールには「ありがとう спасибо(スパシーバ、ロシア語でありがとう、の意味です)」と書かれていました。楽団員がデザインしたとのことです。(続く) http://t.co/c4Edf3laxj
2013-03-31 04:24:04会場には、仙台名物七夕の飾りも展示されていました。ロシア人のみなさん、物珍しかったのでしょう。記念撮影をしていました。(続く) http://t.co/mZwqLB888H
2013-03-31 04:27:35さていよいよコンサートが始まります。指揮者のパスカル・ベロさんが入ってきました。(続く) http://t.co/enUvLgespv
2013-03-31 04:31:40さあ、演奏が始まりました。まずはエルガーの「エニグマ変奏曲」です。そして、ビゼーの「カルメン」へと続いていきます。(続く) http://t.co/rrNQAuOdON
2013-03-31 04:36:27もう一枚、演奏中の皆さんです(続く) http://t.co/bNYEDuLW2R
2013-03-31 04:42:55そして前半最後の曲は外山雄三氏の「管弦楽のためのラプソディ」でした。「あんたがたどこさ」「ソーラン節」など、日本の民謡などを取り入れた曲で、コーラス担当の皆さんも登場です。(続く) http://t.co/rVF9kINKg8
2013-03-31 04:48:12休憩をはさんで後半です。ドボルザークの「新世界」です。(続く) http://t.co/o2t5segSeQ
2013-03-31 04:53:25アンコールで、「ふるさと」を披露しました。コーラスの美しい歌声が光りました。(続く) http://t.co/1mDpBWkOTv
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