移動する人間とバリアフリーと車輪

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Hajime B.S. Ishikawa @hajimebs

しまった、これまったくノーマークだった。羽藤先生面白すぎる。というか俺はホントに勉強が足りぬ。『羽藤英二先生が考えるモビリティとは? - 建築系ラジオ』 #aradio http://t.co/p8L7MspCxP

2013-04-04 12:31:04
Hajime B.S. Ishikawa @hajimebs

「移動」が人の根源的なありかたであり、様々なスケールで行きたいところに「摩擦なく行ける」ことが究極のモビリティだとすると、それを支える都市空間はいわば「ツルツル」になる。実空間としての都市の「ザラザラ」は移動を阻害している。

2013-04-04 12:31:21
Hajime B.S. Ishikawa @hajimebs

でも、一方で、ザラザラした、「行けないところが斑模様をしている都市」でこそ、「行きたいところ」が出てきて「移動」のモチベーションが生まれるわけで。つまり、移動を容易にする空間加工が進むほど、移動の動機が低下するっていう。

2013-04-04 12:32:32
Hajime B.S. Ishikawa @hajimebs

新幹線や高速道路の整備からバリアフリーのスロープ設置まで、都市施設は「ツルツル」を志向してきた。たぶん、これまでは「全体のツルツルの度合い」がモビリティデザインだったのだ。

2013-04-04 12:36:09
Hajime B.S. Ishikawa @hajimebs

羽藤先生は、ツルツルの精度がもっと向上すれば、「解像度の高いきめ細やかなツルツルが新しいザラザラを形作る」とおっしゃっているのでは。ってわけわかんない文章になった。何言っているのかわたくしは。

2013-04-04 12:36:41
Motonaga Jiro @motonagajiro

@hajimebs 移動のプロセスそのものが楽しいので、移動のコストが下がりすぎると楽しみが減って困ります。

2013-04-04 12:34:36
Motonaga Jiro @motonagajiro

@hajimebs どこでもドアはどこでもないドアってことですね

2013-04-04 12:35:51
Motonaga Jiro @motonagajiro

没場所性には抗さねばならぬのだ

2013-04-04 12:38:32
Motonaga Jiro @motonagajiro

ねばならぬ、こともないけど。ざるを得ない。

2013-04-04 12:39:13
Hajime B.S. Ishikawa @hajimebs

羽藤先生、「人間がなぜ移動するかというと光合成できないからだよね」と、いきなり本質的な指摘をされているw。たぶん、たしかにそれが「動物が植物をやめた経緯」なのだろう。http://t.co/p8L7MspCxP

2013-04-04 13:04:29
Hajime B.S. Ishikawa @hajimebs

でもこれは人の個体のスケールに照準した解釈ではある。「群」のスケールで見れば、植生は粘菌の走性みたいに、より有利な場所へ向かって動きまくっている。CSISのいくつもの動画を見ると、人の動きも都市スケールで見ると粘菌の動きみたいに見えるし、興味が尽きないな。

2013-04-04 13:04:52

GOTO, Haruhiko @haruhikogoto

パーキンソン病の患者さんに聞いて驚いたこと。平らな廊下より階段(手すりつきはもちろんだが)の方が歩きやすいのだそうだ。バリアフリーっていうのも難しいものだな。

2013-04-04 21:31:56
GOTO, Haruhiko @haruhikogoto

東京オリンピック、パラリンピック開催を機会に、東京をバリアフリーのモデル都市にしようという動きがある。それには賛同するが、バリアフリーとは何かを根本から議論しないといけない。装置で解消するのではなく、都市構造で対応することを考えなくては。下北沢も渋谷もバリア増している。

2013-04-04 21:37:55
Hajime B.S. Ishikawa @hajimebs

@haruhikogoto 非常に示唆的なお話です。階段の方が身体に親和性があるんですね。

2013-04-04 21:42:14
GOTO, Haruhiko @haruhikogoto

いつも石川さんがおっしゃるように、階段は地形の変化を人体寸歩で調整しているので、だらだら長い廊下よりも歩きやすいらしいです。他の病気はまた違うのでしょうが水平移動に比して垂直移動は3倍かかる説も疑ってかかる必要が出てきました。RT @hajimebs: @haruhikogoto

2013-04-04 22:00:50
Hajime B.S. Ishikawa @hajimebs

段差を設けないことでバリアフリーにするって、考えてみればとても都市的な発想だよなあ。最もバリアフリーな施設は「車道」だもんな。人の身体の運用というより、「車輪の物体性」の要求に応える性能なんだよな。スロープによるバリアフリーは。

2013-04-04 21:49:07
GOTO, Haruhiko @haruhikogoto

そうね、パーキンソン病の患者さんの足には車輪ついていないものね。もちろん、ホイルチェアの患者さんへの配慮はするのだけど、歩くことができる患者さんに対しては、人間としての尊厳を保った直立二足歩行のためのバリアフリーを忘れてはいけないですね。

2013-04-04 22:07:09
sho_2 @sho_2

@hajimebs でも身体の移動性を高める道具がまず車輪なんですよね。

2013-04-04 21:54:06
sho_2 @sho_2

特定の人の移動円滑性を高める点状ブロックが、小さい段差として物理的にはバリアになりうるとか。

2013-04-04 21:55:10
sho_2 @sho_2

そうか、発明したものに人が従属するって車輪も情報ま一緒か。

2013-04-04 22:00:56
Hajime B.S. Ishikawa @hajimebs

@sho_2 車輪/車両は、身体の移動というより、物資の運搬のツールとして発達したように思います。現在の車両/道路系の「移動性」は、身体を「荷物」に翻訳することで実現してるみたいに見えます。車椅子も含めて。「身体の移動性」とはちょっと違う感じがします。

2013-04-04 22:02:53
Hajime B.S. Ishikawa @hajimebs

@sho_2 たぶん、発明が「ツール」であるうちは「使える」んだけど、それが「システム」になってゆくと、システムの都合が強くなっていつのまにか「使われる」になるんですよね。

2013-04-04 22:10:31
sho_2 @sho_2

身体は荷物かツールかと問うと、それは移動か運動かという問いのような気もする。

2013-04-04 22:32:15
sho_2 @sho_2

ベビーカーどうするかっていうのが、そう言えば今の切実な問題だったな。

2013-04-04 22:33:56