ユズちゃん＆ゆきちゃんの恋愛日記＠ついった

ユキ @mrwm_log

@yuzuzaki 「亮君に近付かないで」「え？」笹倉さんと一緒に特別教室に移動したものの、誰もいなくて、何でだろうと思ってたら突然睨まれた。なに…？亮君って…三上くんの事…？＃

ユズザキ @yuzuzaki

@metemlogrewhetc 嫌な予感がして、急いでゆきちゃんの携帯に電話をかけたけど繋がらない。「ねえ、じゃあ笹倉さんは？」「え？ついさっき出てったけど…あれ、そういえば仲良くしてる子達もいないね？」ど、どうしよう…確証はないし…一人で探すにも…そうだ、三上君…！♯

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@yuzuzaki １「どういう意味…？近付いてなんかない、」「嘘！祭りも一緒に行ったって知ってるんだから！」すごい勢いで怒鳴られてしまった。それは…そうだけど…近付いてなんか…近くなんかないのに　「亮君が優しいからって、調子に乗らないでよね！」

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@yuzuzaki ２チャイムが鳴る。結局誰も教室には来なかった。この為にここに連れてきたの…？笹倉さん。同じクラスだけど話した事はなくて、でもいつも人に囲まれてる綺麗な子。そんな子がこんなになるほど、三上くんが…、大事なんだ…＃

ユズザキ @yuzuzaki

@metemlogrewhetc 1「三上君！」急いで隣の隣のクラスに走ると、丁度戻ってきていた三上君はそれはもう驚いた顔をしていた。女の子の視線が気になったけど今はどうでもいい。「どうしたんだよ？」「どうしよう、ゆきちゃんが教室戻ってきてないの」三上君が顔を顰める

ユズザキ @yuzuzaki

@metemlogrewhetc 2「でね、笹倉さんもいないの。私の思いすごしならいいんだけど、もう授業始まるのに戻ってこないし、電話にも出ないし…どうしよう三上君」「マジかよ…」チャイムが鳴る。「あ…授業」「いいからとにかく探すぞ。心あたりある所、教えろ」「う、うん」♯

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@yuzuzaki １五時間目の授業も終わりかけた頃、教室に戻る気にもなれなくてぼんやり廊下を歩いてたら、人が走ってくる音が聞こえて顔を上げた。「ゆきちゃん！」「ユズちゃん…、三上…くん…？どうして…」

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@yuzuzaki ２どうしてって…、おい、どこ行ってたんだよ」「…、…別に…なんでもない、ユズちゃん！早く行こう」「ちょ、ゆきちゃん…、」「いいから…！」ごめん。ごめんなさい。今は顔を見たくないの。あたしはユズちゃんの腕を組んで急いで走り出した。＃

ユズザキ @yuzuzaki

@metemlogrewhetc 1「えっ、ちょっと…わっ、ゆきちゃん！？」引っ張られるように走り出した廊下の向こうで、三上君が「訳わかんねえ…」みたいに呆気にとられた顔をしているのが見えた。どうしたの？って聞いても全然答えてくれなくて、何かあったっていうのだけは分かった

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@metemlogrewhetc 2引っ張られるがまま連れてこられたのは屋上で、やっと腕を離してくれたゆきちゃんは俯いたまま。よく見ると肩が震えてる「ゆきちゃん…どうしたの？何かあった？」「……もしかして、笹倉さん？」ゆきちゃんの肩が揺れる。どうして知ってるのと言わんばかりに♯

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@yuzuzaki １まさか見られて…「笹倉さん、に、会ったの…？」「え？ううん会ってはないけど…笹倉さんも見えなかったから、三上君と探してたんだよ」「…、…」「…何があったの？」「…別に…」

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@yuzuzaki ２ユズちゃんから心配そうな視線を感じる。あの場にいられなくて、思わず巻き込んじゃった…ごめんねユズちゃん。「…とりあえず、座ろうか。ここ、陽が当たって暑いし」ね？そう言って、優しくユズちゃんが手を添えてくれる。涙が出そうだった。＃

ユズザキ @yuzuzaki

@metemlogrewhetc 1 「あ、ここ日陰だからちょっとは涼しいねー」「…ユズちゃん、ごめんね…」消えるようなか細い声。背中をさすってあげると震えは少しおさまったみたい。「私は謝られる事何もしてないよ。あ、三上君に…」そこまで言った途端、ゆきちゃんの表情が強張る

ユズザキ @yuzuzaki

@metemlogrewhetc 2「ユズちゃん…あのね…笹倉さん、が、ね…」「うん？」だけどその先の言葉がなかなか出てこない。大丈夫だよ、待つからね、と言うと何度もごめんね、ごめんね。って謝られる。後で三上君にも話、しておかないとな…♯

ユキ @mrwm_log

@yuzuzaki 「…三上くんに近付くなって言われちゃった」ようやく、言葉が出た。「え…、」「…そんな事ないよって言ったんだけど、笹原さん、ホントに三上くんの事好きなんだね…」「ゆきちゃん…、…他には…？」「…、」＃

ユズザキ @yuzuzaki

@metemlogrewhetc 1やっぱり…どこからその話聞いたんだろう笹倉さん…「他には…？」って聞くと、ゆきちゃんはまた言いづらそうに口を開く。「調子に乗るなって…三上君優しいからって…ユズちゃん、私、調子に乗ってたのかな…？笹倉さんの言うとおり、」

ユズザキ @yuzuzaki

@metemlogrewhetc 「ゆきちゃん、それに何て言ったの？」「………」「笹倉さんの言う事、全部鵜呑みにしちゃうの？ゆきちゃんの気持ちは…？どうするの？どう、したいの？」♯

ユキ @mrwm_log

@yuzuzaki １ユズちゃんが一つ一つゆっくり付き合ってくれる。ユズちゃんはホントに優しいな…「…笹原さんの言うことは間違ってないと思うの」「いきなり出てきた私がうろちょろしてたら、それは、あんまり楽しくはないだろうから…」「ゆきちゃん…」

ユキ @mrwm_log

@yuzuzaki ２「でも、私も三上くんと仲良くなれてきたし、話出来るようになったし…差し入れの話もしたし…」「…うん」「…まだ色々話したかったから、笹原さんに…」「…？」

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@yuzuzaki ３「…笹原さんに思わず邪魔しないでって言っちゃった…」＃

ユキ @mrwm_log

@oracle310 中学生にっきｗｗｗ　あれ…？遥さんがデレた…？笑　おやすみかみはてぃんかーべる！＾＾

ユズザキ @yuzuzaki

@metemlogrewhetc 1「…邪魔しないでって、言ったの？」「…う、うん…」「ゆきちゃんが…？」「…うん、ユズちゃんどうしよう、やっぱりまずいよね…？でも、でもどうしても笹倉さんの言う事そのまま受け入れたくなくて…」「…ゆきちゃん…」「？」

ユズザキ @yuzuzaki

@metemlogrewhetc 1「よく頑張ったね！」私は思わずゆきちゃんの頭をぎゅーっと抱きしめる。「わわっ、ユズちゃん！」なんて声が聞こえてきたけどお構いなしに。「ゆきちゃん、笹倉さんは手強いよ？邪魔しないでって言われて大人しく引き下がるような人じゃないよ？」

ユズザキ @yuzuzaki

@metemlogrewhetc あ、ごめんなさい2でした！

ユズザキ @yuzuzaki

@metemlogrewhetc 3 「辛い思いもいっぱいするかもしれない。それでも…頑張れる？」♯