7Days

世界が終わるまでの7日間を、一緒に過ごすキースさんとイワン君のおはなし。 監禁凌辱を含みます。R-18。
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かんころもち @ka_n_ko

【7D】 「だけどもう時間が無いから…こんな風に無理矢理になってしまうね、すまない」 もう、この人の口から何度「すまない」の一言を聞かされたのだろうか。 そして言葉とは裏腹に、施される行為は残酷なまでに強引だなんて。 ふくまされていた指を、ずるっと勢いよく引き抜かれる。

2013-04-06 18:51:11
かんころもち @ka_n_ko

【7D】 違和感から解放されて息をつく間もなく、スカイハイさんが前を寛げて取り出したモノを目の当たりにしてざっと血の気が引いた。 「な、ぁ! や、やだ、やだやめてくださ、やだぁ!!」 「暴れないで、折紙君」 「無理、無理です、そんなの無理…!」 「大丈夫、ちゃんと入るよ」

2013-04-06 19:07:38
かんころもち @ka_n_ko

【7D】 「やめて、やだ、やだ! やだ!!」 スカイハイさんのお腹や足を蹴りつけて、ジタバタ暴れても簡単に押さえ込まれる。 抵抗を封じた手がそのままぐっと膝を割って、散々に指で慣らされた入口に切っ先が触れた。 「愛しているよ、折紙君。君をこの手に抱く事が、私の二つ目のワガママだ」

2013-04-06 19:30:05
かんころもち @ka_n_ko

【7D】 「いーーっっ」 足の付け根から体を割かれる痛みと衝撃に、僕の意識が耐えきれたのはそこまでだった。 ぷつんと途切れた記憶が次に戻った後の一部始終は、思い出したくも無い。

2013-04-06 19:39:29
かんころもち @ka_n_ko

【7D】 →The remaining 5 days. To be continue or Run away from the world?

2013-04-06 19:43:08
かんころもち @ka_n_ko

【7Days】 Last:5 目を覚ましても、状況は何一つ変わっていなかった。 「おはよう、イワン君。気分はどうだい?」 昨夜散々に僕の身体を弄んだ張本人――スカイハイさんが、笑顔を浮かべてベッドの傍に座っていた。 こんな顔、見ていたくもない。目を閉じて相手の存在を遮断する。

2013-04-08 09:42:31
かんころもち @ka_n_ko

【7D】 「イワン君? まだ眠いのかい?」 うるさい、黙って。あなたの声なんて聴きたくない。願いも虚しく、スカイハイさんはおしゃべりをやめない。 「……酷いな、無視しないでくれないかい」 少し戸惑いの含まれた声、騙されるものかと唇を噛めば、べろり、と濡れた感触が唇を撫ぜた。

2013-04-08 09:48:58
かんころもち @ka_n_ko

【7D】 「ひっ や…んぅ、ん…!」 咄嗟に声を上げた隙を狙い澄ましたように、侵入してきた舌が唇を割る。たった一夜で教え込まれた唇と舌に翻弄される。ねっとりと内側を撫ぜる動きに、ぞわりと背筋に悪寒が走った。 「んぁ、も、やめっっ」 相手の胸に手をついて突き飛ばす。

2013-04-08 09:53:34
かんころもち @ka_n_ko

【7D】 スカイハイさんは存外簡単に身体を離して、ほっと息を吐いたその後に、ようやく両手が自由になっている事に気が付いた。 この二日間、僕を戒めていた手錠は外されている。そうとわかれば、僕が取る行動は一つしかない。 スカイハイさんの腕を払いのけ、ベッドから飛び降り扉へ走る。

2013-04-08 09:56:26
かんころもち @ka_n_ko

【7D】 走ったはず…なのに、実際は身体を起こしたところで、全身を貫く激痛に悲鳴を上げて倒れ伏す羽目になった。 なんだ、これ。あらぬ場所があちこち痛い。身体を丸めて震える僕を労わるように、スカイハイさんの大きな手が背中を撫ぜる。 「無理をしてはいけない、急に動くのは無理だよ」

2013-04-08 10:13:03
かんころもち @ka_n_ko

【7D】 なんで、どうしてと混乱しきる僕の疑問には、スカイハイさんが答えてくれた。 「昨日はずっと愛し合っていたからね。足腰が立たないはずだよ、危ないから急に動かない方が良い」 吐き気がするけど、なるほどそれで納得がいった。けれども僕は、逃げる事を諦めきれない。

2013-04-08 10:21:29
かんころもち @ka_n_ko

【7D】 足が使えないのならそれ以外の手段を使えば良い。 NEXT抑制の手錠が無い今ならば、鳥に擬態して翼を動かせば逃げられる。 全身の痛みは覚悟を決めて我慢するとして、早くここから逃げなくちゃ。 願いを込めてNEXTを発動する。 けれども、僕の姿は変わらなかった。

2013-04-08 10:24:52
かんころもち @ka_n_ko

【7D】 「ああ、今もしかしてNEXTを使おうとしたのかい? 手錠では君が過ごしにくいと思ってね、寝ている間に首輪に代えさせてもらったよ」 新たな疑問に答えをくれたのはやはりスカイハイさんで、震える手を首元に伸ばせば、滑らかな皮と冷たい金属の感触が指先に触れる。

2013-04-08 10:41:09
かんころもち @ka_n_ko

【7D】 見出した一筋の光明はあっさりと失われる。襲い来る絶望感に、体が震えだすのを止められなかった。 「ああ、泣かないでイワン君。そんなに体が辛いのかい? 初めてだったのに労わってあげられなくてすまなかったね。ようやく君を手に入れたと思ったら、嬉しくて自分を止められなかった」

2013-04-08 10:58:31
かんころもち @ka_n_ko

【7D】 「喉が渇いただろう、水を持ってこよう。お腹もすいただろうから、ごはんも食べよう。私はあまり料理が得意ではないけれど、今朝の目玉焼きはとびきり美味しそうに焼けたんだよ。身体がべたついて気持ち悪いだろうから、お風呂にも入ると良い。大丈夫、ちゃんと私が洗ってあげるからね」

2013-04-08 11:03:09
かんころもち @ka_n_ko

【7D】 歌うように、至極楽しげに語るスカイハイさんの表情は柔らかい。愛しい者に向けるような目で僕を見るこの人が、見知らぬ化け物のようにすら思えて、僕は酷く恐ろしくなった。 もはや何か言い返す事も出来ず、縮こまりながらしゃっくりあげる僕の髪を撫でる手つきは本当に優しい。

2013-04-08 11:25:56
かんころもち @ka_n_ko

【7D】 「嬉しいな。ずっとこんな風に、一夜を過ごした君の世話を焼くのが夢だったんだ。ねえイワン君、二人でこんな朝を過ごすのが、私の三つ目のワガママだよ」 言葉と仕草だけは優しいのに、この人の言う事が恐ろしい。今、僕の生殺与奪の権利を握っているのは、間違いなくスカイハイさんだ。

2013-04-08 11:29:32
かんころもち @ka_n_ko

【7D】 震える僕の手を救い取って、指先にキスを落としたスカイハイさんが微笑う。 捕食者の目に見据えられて、僕はそれ以上何も抵抗出来ぬまま。 ひとしきり世話を焼いてもらったその後は、またスカイハイさんに手酷く犯されて意識を失った。 眠りの世界だけが、安息の地であるかのように。

2013-04-08 11:40:47
かんころもち @ka_n_ko

【7D】 →The remaining 4 days. To be continue or Do you find a haven there anywhere?

2013-04-08 12:00:35
かんころもち @ka_n_ko

【7Days】 Last:4 地べたに這いつくばって、高く腰を上げて後ろから男を受け入れる。数日までまでは想像もしなかった事態に、今はもうすっかり慣らされてしまった。 捕えられてからの短くて、嫌になる程長い時間。その間中ずっと、食事と睡眠の時間以外はこうして犯され続けている。

2013-04-09 13:16:23
かんころもち @ka_n_ko

【7D】 痛みとか圧迫感だとか、肉体的な苦痛は徐々に麻痺し始めていた。がくがくと揺さぶられるたびに頬が床に擦れるのが少し気になるくらいで。 …なんでこんな異常な事を受け入れちゃってるんだろう。 深く考えたら今以上におかしくなりそうで、僕は意図的に考える事を放棄する。

2013-04-09 13:42:43
かんころもち @ka_n_ko

【7D】 スカイハイさんは僕が大人しくなったことを、単純に喜んでいるみたい。 「君の事を大事にしたいんだ」 どの面下げてそんな台詞を吐けるのか、うつぶせに横たわる体勢で確認出来ないけれど、それならそれで構わない。 今僕が知りたいのは、この拷問がいつになれば終わるのか、それだけだ。

2013-04-09 14:28:05
かんころもち @ka_n_ko

【7D】 耳元ではぁはぁと音を立てる吐息がうるさいなぁ、まるで犬や猫の交尾みたいだ。 実際に見た事は無いけれど、今の僕達を傍から見たら、きっとそっくりなんじゃないのかな。 それは随分と滑稽な情景だなぁと考えて、知らず知らず僕は笑っていたらしい。 「なにがおかしいんだい?」

2013-04-09 14:33:23
かんころもち @ka_n_ko

【7D】 いささかむっとした様子でスカイハイさんが尋ねる。僕が他所事を考えていたのが、どうやらお気に召さなかったらしい。ぐいっと中を乱暴に抉られて、生理的な悲鳴がアッと喉を吐いて出た。 「……別に、なんでもありません」 「私には教えてくれないのかい」 「くだらない、ことですから」

2013-04-09 14:59:20
かんころもち @ka_n_ko

【7D】 反抗的な態度はスカイハイさんの苛立ちを煽ってしまったらしい。その後は無言で、自分本位にがつがつと腰を振りたてられて、枯れた喉で僕はただただ力なく喘いだ。 やがて腹の奥底に、びゅくびゅくと精を吐き出される感触。跳ねる切っ先を擦りつけられ、全てを咥え込まされる。

2013-04-09 15:48:25
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