【一つの大陸の物語】イクストーヴァ王室警護官日記

王子が学校に行くようになり、王室警護官が日記をつけ始めたようです。 ※1 この日記はフィクションです。原作者様やその他公式とは一切関係ありません。 ※2 所々に解説(説明)やツッコみツイートが入ってます。 ※3 アイコンがメリエルなのでなんだか奇妙なことになってますがこまけぇことは気にしないでください。 続きを読む
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第4の月7日

Mio @mio_sa

【王室警護官日記】 トレイズ様は放課後、リリアーヌ嬢とダンスの練習をされていた。 正直なところ、ダンスというのは我々も盲点であった。 誰もその必要性を感じず、殿下も興味がなかったため、今まで全く行ってこなかったのである。(続く)

2013-04-07 21:21:12
Mio @mio_sa

(続き) 一昨日、採寸を行った際に、ステップを一応軽く伝えてあったが、実際に練習するのは今日が初めてである。 まぁ、殿下のこと、コツさえ掴んでしまえばどうとでもなるであろう。(続く)

2013-04-07 21:21:47
Mio @mio_sa

(続き) リリアーヌ嬢は、ダンスを全くやったことがないと言っていた殿下がステップを知っていたことに驚かれていた。 その後、練習を重ねるにつれリリアーヌ嬢の機嫌が悪化していくのがわかった。

2013-04-07 21:22:05

Mio @mio_sa

絵日記諦めましたwwww

2013-04-07 21:22:29

第4の月8日

Mio @mio_sa

【王室警護官日記】 本日、トレイズ様はリリアーヌ嬢から、彼女の友人であるシュトラウスキー・メグミカ嬢を紹介された。メグミカ嬢は、殿下が入寮の際に説明を受け、現在も折に触れ寮生活のコツなどを教えてくれているレジデントアシスタント、セロン・マクスウェル氏の婚約者とのことである。(続)

2013-04-08 23:58:40
Mio @mio_sa

(続き)世間は狭いものだと思った。 メグミカ嬢はその名前からわかる通り、スー・ベー・イルの出身である。そのため殿下はベゼル語で会話をされたのだが、メグミカ嬢は大層驚いていた。

2013-04-08 23:59:28
Mio @mio_sa

(続き) そこまでベゼル語が話せるのにどうしてベゼル語の授業を取らないのか、とメグミカ嬢が尋ねたのだが、むしろ話せるのに何故ベゼル語を勉強しなければならないのか、と殿下が答えられ、一瞬妙な沈黙が流れたのがわかった。

2013-04-09 00:00:16

Mio @mio_sa

以前も言ったけど、トレイズがベゼル語授業取ってない(&メグがトレイズのベゼル語のことを知ってる)ってのは状況証拠からの推測に過ぎないので、下巻が発売されたら今日の日記はなかったことになるかもです。

2013-04-09 00:00:42

「以前言った状況証拠からの推測」というのはこちら↓

Mio @mio_sa

大陸上巻読むまでは「トレイズのベゼル語講座(対象:セロン)なんかがあればいいなー」とか言ってたけど、読んだ後だと、もしかして新聞部メンバー、トレイズがベゼル語話せること自体知らないんじゃねーのって気がしてきた。

2013-03-28 20:33:53
Mio @mio_sa

知ってたらニックは必ずそのことに言及してたと思うんだ。もしかしたらメグはリリアから紹介してもらったときに知ったかもしれないけど(スーベーイル出身なのは名前でわかるからついベゼル語で話しかけたりとか)。だったとしてもあの場では言わないよなメグは。

2013-03-28 20:34:24
Mio @mio_sa

新学期始まって10日ではまだベゼル語の授業が始まってなかった、という可能性もあるけど、そうでなければ「トレイズはベゼル語の授業を取ってない」ってことだよな。取ってたらリリアのように即日単位発行だろう。そしてニックは喜んで話の種にしただろう。

2013-03-28 20:35:06
Mio @mio_sa

何故授業取ってないのか。あの時点でのトレイズはまだ自重してなかったから「目立たないように」ではない。となると「なんでわざわざ首都まで来て今更ベゼル語学ばないといけないのか」と思ってスルーした説が。 おおムカつくね。こいつはムカつくね。推測に過ぎないけどムカつくね。

2013-03-28 20:35:31

第4の月9日

Mio @mio_sa

【王室警護官日記】 本日の放課後もトレイズ様の元を複数の運動部の部長が訪れ、殿下はあの手この手で彼らの勧誘をすり抜けておられた。実のところ、殿下は射撃部には少し興味を持たれていたようであるが、実弾を撃つのは大会が近付いた時のみだという話を聞いてがっかりされていた。

2013-04-09 23:51:28

第4の月10日

Mio @mio_sa

【王室警護官日記】 本日は様々なことがあった。 まずは昼休み、リリアーヌ嬢が例の「ヒルダお姉様」との写真をメグミカ嬢へ見せ、メグミカ嬢が気絶してしまうというハプニングが起きてしまった。スー・ベー・イル出身のメグミカ嬢がマティルダ王女殿下の顔を知っていたとしても何ら不思議はない(続

2013-04-10 23:48:40
Mio @mio_sa

我々も配慮が足りなかったと反省した。その場はリリアーヌ嬢がどうにか誤魔化してくれたらしく、ただ感謝である。放課後、トレイズ殿下はリリアーヌ嬢に引きずられるようにして空き教室へ入り、リリアーヌ嬢と長い話し合いをされていた。そして日が暮れた頃にようやく疲労困憊して寮へ戻られた。(続)

2013-04-10 23:49:49
Mio @mio_sa

と思ったら、その少し後に我々のところへ殿下から電話があった。何でも、殿下の拳銃は我々のところに預けたことにして欲しい、とのことである。恐らくはリリアーヌ嬢との話し合いでそういう結論に至ったのであろう。(まだ続く)

2013-04-10 23:51:04
Mio @mio_sa

あの拳銃は先日の騒動の後、線路上を何十キロも歩いてまで探し出されたと聞いている。その愛着は我々もよく知っているため、殿下の「お願い」を受けることにした。リリアーヌ嬢には申し訳ないが。

2013-04-10 23:51:33

※トレイズの拳銃について以前つぶやいた予想↓

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