元プロ野球選手のタニグチさんは、カンパシフィック社が管理するリゾート施設内で、転んで怪我をして、一億円の損害賠償を求めて、裁判を起こした。
2013-04-13 14:09:38敗訴した当事者に、通訳費用を負担させることができるのだが、翻訳料は、通訳費用に含まれないと、最高裁が判断し、敗訴したタニグチ氏の負担が減った。だから、一部勝訴と言っても、基本的にはタニグチ氏の敗訴。
2013-04-13 14:14:16よって、タニグチ氏が裁判を継続するためには、通訳費用に翻訳費用が含まれないという主張をしないことには、裁判を継続できなかったので、このようなつまらない事で、主張をし続けたと思われる。
2013-04-13 14:26:09最高裁の関心は、翻訳費用と通訳費用を同一に扱って良いのか、どうかという一点だった。タニグチ氏が、プロ野球選手だったかどうかなどには興味がなかった。
2013-04-13 14:27:20刑事事件は、司法取引によって、ほとんどが解決してしまう。つまり陪審制度が中心であることは事実だが、陪審制度を避けようという心理が働く。
2013-04-13 14:29:00被告人全員に陪審裁判を受ける権利が憲法によって保障されている。しかし前述したように、実際は、その多くの案件では、陪審裁判が避けられている。
2013-04-13 14:31:56無罪とは、正確に言えば、罪が無いわけでは無く、確実に有罪とは言えないとのこと。つまり裁判の判決は、有罪か、非有罪と理解すべきである。
2013-04-13 14:33:35マクドナルドでコーヒーをこぼして、マクドナルドを訴えたという裁判は、陪審裁判の一例としてとても有名だが、この評決は判例になっていない。
2013-04-13 14:37:31陪審制度の由来(英国) 元々は、情報提供を強制する手段。 13世紀の「神判」に代わるものとして、考えられた。神の意志を知る方法は、とても非合理的判断であった。
2013-04-13 14:42:27その後、神の意志を知ろうとすること自体、恐れ多いことだと判断され、その代替手段として、陪審制度が産まれてきた。
2013-04-13 14:43:31陪審裁判の特徴、メリット。自白の偏重がない。大陸法の特徴は、拷問によって、自白をさせて死刑にするなどの対応だったが、英国では拷問による自白の強要は無かった。当然、アメリカは英国の影響を受けている。
2013-04-13 14:50:05陪審制度のメリットとしては、裁判官にとって、責任逃れができる。「陪審員が下した判断なので仕方が無い」と言い訳できる。
2013-04-13 14:54:48陪審員のいいところは、「素人は何をしでかすかわからない」ということで、何をするかわからないからこそ、ハッキングされる可能性が低くなる。
2013-04-13 14:55:54逆をいえば、プロ裁判官は、プロという特定の人物であるために、警察などの特定の勢力からハッキングされやすい。これが「予想可能な判決」を産む原因になっている。
2013-04-13 14:57:19裁判員制度に関する疑問点。 裁判員制度の目的は?(趣旨)第1条 司法に対する国民の理解と増進とその信頼の向上に資することにかんがみ・・・・・・
2013-04-13 15:02:30裁判員制度の就任条件=法律家と前科者の排除。つまり、法律に詳しい者こそ、裁判員裁判からは排除されている。つまり法律を知らない人こそが相応しいということ。
2013-04-13 15:03:49法律家を排除している理由=同業者が裁判員にいると、審議がやりにくくなる。 前科者が排除されている理由=一度、裁かれて有罪になった者と一緒に審議したくない。
2013-04-13 15:05:24