Eテレ、アイスマンやってる。完全解凍しうて159点に昇るサンプル採集。アイスマンは満腹で死んだのね。非業の死だったようだけど、空腹じゃなくてせめてもだな~。
2013-04-13 23:20:53目は茶色(青だと思われてた)。動脈硬化になってた。遺伝的に動脈硬化しやすかったらしい。乳糖不耐症で牛乳でお腹を下す人。牛乳を飲める体質はローマ頃から広まったそうだ。へー。
2013-04-13 23:22:55牧畜の広がりで獣の乳を消化できるようになっていったのか。遺伝的に近い人達は現在はアルプスではなくコルシカ・サルデニャ島に住んでいるそうだ。
2013-04-13 23:24:21筋肉質の46歳男性。髪の毛は褐色。目は茶色。熊皮の靴底で藁のクッションが入った鹿革の靴を履いて、ヤギ革を縫い合わせたズボンを履いていた。
2013-04-13 23:26:39水で加工した痕跡のある小麦。腸からは煤が。アイスマンはパンを食べていた! パンの起源はユーフラテス河流域で約1万年前だと言われている。エジプトでは8千年前から出土。当時は給料に使われた貴重品だった。 そんなパンが5300年前にはアルプス山中にまで到達していた。
2013-04-13 23:33:01持ち物:銅の斧(純度99.7%!)。銅の精錬は7000年ほど前に小アジアで。アルプスの銅の精錬の始まりのレコードが塗り替えられた。 アイスマンが銅の斧を持っていたことで、アルプスの銅は1000年繰り上げられた。
2013-04-13 23:35:04装飾:身体のあちこちに模様がある。分析の結果、煤と判明。つまり刺青。何故か服に隠れる位置にある刺青の謎。 このポイントは驚くべきことに鍼灸治療のツボと合致。
2013-04-13 23:37:05変換が間に合わなかった漢字の補足。
-
胃兪(イユ)・三焦兪(サンショウユ)・腎兪(ジンユ)
慌てなくてもgoogle-IMEなら一発変換だったわ~(笑) -
ツレにこの話をしたら「鍼治療の時に針に煤をつけたのでは」と指摘が。ありそう!
鍼治療の効果が呪術的に捉えられていたと言うのは充分ありそうな話だし、その呪術性を高めるために刺青を兼ねたのかもしれない、なんて想像が広がっていく。
2001年のレントゲン調査で胸部に異物が発見される。その正体は鏃(やじり)だった。それが大動脈を傷つけて大出血、死に至ったのだ。 アイスマンは「後ろから射殺された」。 5300年前の”ゴルゴ13”は何故アイスマンを殺したのか?
2013-04-13 23:45:42アイスマンの死に場所は標高3000mを超える山の上。登場した博士は何らかの儀式によって生贄にされたのではと唱えている。 以前見た番組は鏃の射込まれた角度と刺さった深さから谷を超えて射殺されたとし、状況的に「トラブルに寄る殺人事件」とみていた。
2013-04-13 23:47:59この谷越え狙撃は記憶で書いているので間違いがあるかもです。どこの番組だっけなぁ…ナショジオかなぁ?RT @Lailaren https://t.co/0scEIzvOKc
2013-04-14 09:07:29クラウス・エーブル博士は、アイスマンの腸から発見された花粉数種類から、これは殺人だと結論付けている。 アイスマンの肛門付近から高山のモミ、大腸から低山のトウヒやアサダなど。そのさらに上に再びモミ。
2013-04-13 23:51:02エーブル博士は消化にかかる時間から、アイスマンは死の数日前からアップダウンの激しい山道を移動していたことがわかると判断した。 これは…逃避行だ!!
2013-04-13 23:52:07そして今回の調査で新事実が。アイスマンの後頭部から取られた脳のサンプルに赤血球。顔の裂傷は殴打された痕跡の可能性が高い。倒れて後頭部を強打、大出血。これが最終的な死因になったのでは?左腕を曲げた奇妙な姿勢も説明がつく。
2013-04-13 23:55:10アイスマンは山腹で屈みこんで何かしていた。後ろから気づかれずに射撃する犯人。傷ついて初めて気づき、振り向いたアイスマンの側頭部(目の横)を石で殴りつける犯人。アイスマンは後ろ向きに倒れ、後頭部を強打して死ぬ。
2013-04-13 23:58:57犯人は矢柄を抜くために死者の身体をひっくり返し、死体は奇妙なポーズで捨て置かれることになる。 矢柄には獲物を誰が仕留めたのか証すための印が付いている。残せば足がつく。証拠隠滅のため犯人は矢柄を持ち去らねばならなかったのだ。
2013-04-13 23:59:475300年前の欧州。そこは既に文化的な豊かな暮らしが営まれていた。 同時に生臭い権力闘争や貧富の差も生まれていたに相違ない。 既にそこは、現代と変わらぬ「人の世」であったのだ。END
2013-04-14 00:01:08