アポロスター輸送計画

さよなら東急東横シブヤ駅の熱狂の影で45年の歴史にひっそりと幕を降ろした東急東横屋上遊園地のプレイランド。ここに1台の伝説の遊具があった。その名はアポロスター！米ソ宇宙競争まっただ中の1970年代前半（推定）に作られた幼児用の遊具！奇跡的に現役のまま使われていたこのアポロスターを落札した男がいた！それが1970年生まれの川井拓也だった。 1969年アポロ月着陸の新聞に踊った見出しは「宇宙開拓時代はじまる！」だった。それを見た両親は大きなお腹の中の子に「拓也」と名付けた。拓也30才の誕生日の夜に両親は「20才の時にプレゼントしようと思ってとってあったが忘れてしまったので10年寝かせて今日渡す」と言って「アポロ月着陸！」の黄ばんだ新聞の束を息子に渡した。 続きを読む