はいはいたんたたんさんによるアイカツおじさん目撃記

20130416、隣接市大型デパート屋上における目撃例。
ゲーム
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はいはいたんたたん @haitan_
昼頃、隣の市の一番大きなデパートに立ち寄ったときのことだ。時間帯もあり、小腹がすいたのでフードコートに立ち寄った。その店のフードコートはゲームコーナーの向かいに位置しており、フードコートから見える位置に子供向けのゲームが多数配置してある。恐らく親子連れで来た客向けの配慮であろう。
はいはいたんたたん @haitan_
昼時ということもありフードコートは盛況で、漸く確保できた席は入口側、ゲームコーナーがよく見える位置であった。紙コップに入ったコーラで喉を潤しながら何の気なしにゲームコーナーへ目を向けると、そこには小学校低学年くらいの女子児童数名と、同じゲームに興じる私と同じ年頃であろう男がいた
はいはいたんたたん @haitan_
その男は見知らぬ他人であったが、その目つきには見覚えがあった。かつてこの地でアケマスに打ち込んでいたプロデューサー達に目つきが似ているのだ。リアルでは久しく見かけなかったその目に興味を覚えるとともに、ふとツイッターで見かけたアイカツおじさんという言葉を思い出した。
はいはいたんたたん @haitan_
なるほど、彼が噂に伝え聞くアイカツおじさんか。女子児童と並び立っても物怖じしない、あくまでも真剣にアイドルをプロデュースしている姿は、ゲームが違えどかつてアイマスPを名乗ったことがある身としては、古い戦友に出会ったような気分を感じたのだった。
はいはいたんたたん @haitan_
運ばれてきたポテトを咀嚼しながら再びゲームコーナーに目を見やると、プレイを終えたアイカツおじさんは少しそのゲームから離れると今度は後ろに並んでいた女子児童がプレイをし始めた。先程の歴戦の勇士の眼をしたおっさんと違い女子児童は満面の笑みで、楽しそうにプレイをしていた。
はいはいたんたたん @haitan_
そんな女子児童の姿を警備員などに注意されない程度に微笑ましくちら見していると衝撃的なことが起きた。 女子児童が歌いだしたのだ。ゲームから流れてくる曲に合わせ全身でリズムを取りながらボタンを叩き、歌っているその姿に私はアイドルたちの姿を幻視した。
はいはいたんたたん @haitan_
そうか、俺のようなPや、彼のようなアイカツおじさんはあくまでアイドルたちをプロデュースしているつもりだが、彼女たちにとって画面の中のアイドルたちは自分自身なのだ。どこまでいっても他人である我々とは違い、彼女は今ステージに立っているのだ・・・
はいはいたんたたん @haitan_
戦場が、ステージが違う… 恐らくアイカツおじさんの彼もそう感じたのだろう、順番待ちをしていたはずの彼はその女子児童がプレイを終えると同時にどこかへと立ち去って行ってしまった。 ああ、思えばいつからだろうか、画面の中の主人公に全力で自分を重ねなくなったのは。
はいはいたんたたん @haitan_
あの女子児童はあの瞬間確かにアイドルであった。私も昔は彼女のように純粋に、そして全力でゲームを楽しんでいたはずだ。それどころか自分自身がゲームの主役で、物語の中に身を委ねていたはずだ。いつの間に、それができなくなったのだろう。何か大切なものを思い出させてもらった、そんな昼時だった

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