渡邊芳之先生ynabe39の「「衆愚」となることを阻止できる民主主義の制度というのは(代議制などの緩和策はあるにしても)根本的にはないのだろうと思う。」
@ynabe39 なるほど、考えさせられました。まず「多数派」とは、議会の多数派と考えます。議会の多数派は国民の過半数とは限らないし、仮に過半数だとしても、例えば国民の51%が賛成しているというだけで改正することが賢明なこととは思えないからです。
2013-05-05 18:49:15@ynabe39 国民の51%の賛成で議会で発議され、同じように51%の賛成で国民投票でも可決される。それで国の基本的な法規が変わってしまうことへの、不安と恐怖です。論理的ではないかもしれませんが。
2013-05-05 18:51:49@tsujity では何%が賛成なら改正していいのでしょう。これはむしろ憲法より国民投票法のほうについての議論ですね。私は国民投票も過半数でなく3分の2でいいのではと思いますが「80%以上」とかだったら「それは民意の無視なんじゃないの」と思います。
2013-05-05 18:51:50@tsujity その感情はやはり「いまの憲法がいい」という立場に基づいているのだと思います。そうでない人もいてその人たちも感情を持っていることとどのように共存していくのか。
2013-05-05 18:52:52@ynabe39 私も国民投票も本当は3分の2あたりがいいのではないかと考えています。そのことの是非はともかく、どこかでハードルを高くしておくことが、「議論と納得」の機会を保証することになると考えています。51%でいいなら、「雰囲気」や「気分」で押し切ってしまえるからです
2013-05-05 18:54:41@tsujity しかしそうだとするとそれを決める国会の議員が過半数どころか有権者の2割くらいの支持でも当選してしまうことはどうしましょう。数がたくさんいるからそれが中和されると言うのなら国民投票だって偏りは中和されますよねえ。
2013-05-05 18:56:09@ynabe39 私は「今の憲法が無条件にいい」とは考えていません。9条についても意見があります。しかし、民主党が大勝したかと思えば自民党が大勝し、そのたびに◎◎チルドレン議員が量産されるような国では、51%で簡単に改正できるということに不安を感じるのです。
2013-05-05 18:57:09