湘南OT交流会 上江洲先生 介護保険施設における作業選択を尊重した支援
計画書に、大切な事ができるようになる目的を書く。それを実現するための方法として機能訓練もADL支援も余暇の時間もコーディネート。伝わるように書く。
2013-05-05 13:48:34上江洲:目的がわかるように「見える化」して提示する。何のためにやるのか、が本人・家族・スタッフにわかるように実践していくことで目標は達成できるようになる。
2013-05-05 13:46:13上江洲:平行棒内歩行・移乗・排泄練習をこれまで行っていたところに、園芸(目的。家族との交流を象徴する)が加わったことで、生活全体が活発化した。
2013-05-05 13:40:39上江洲:発症から5年10年経つと機能維持・向上は限界がある。しかし、本人の満足度や、やりたいことができている度合いはあげられる。
2013-05-05 13:34:43上江洲:オムツ生活では寝たきりだけれども、介護職員と連携して1日10回ほどのトイレ誘導をすることで40回の起立訓練を毎日行っているので機能低下は起こりにくい。OTで平行棒内訓練をした効果ではない。
2013-05-05 13:32:11上江洲:本人・家族と共にどうしたらそれが実現できるか考えた。息子は花を用意してくれた。スタッフはここに置けば他の利用者さんが倒したりしにくそう、と提案。OTはそれらに「いいね!」ボタン「最高だね!」
2013-05-05 13:27:40上江洲:「歩きたい」という利用者さんにADOC面接。何回聞いてもやりたいことが出てこなかったのに、園芸の絵を見て大切にしていたことを語りだした。本人参加のカンファレンスにて、移乗することもすることも練習になるし、それ以外の時間も花を育てられるようになるようにすれば良さそうと提案。
2013-05-05 13:25:24上江洲:カンファレンスにて、「20分の訓練は1日の中で1%だけ。ほかの時間を寝ていたのであれば意味がない。ほかの時間を活動的に過ごせば機能訓練の意味があるとおもう」「自分の意思でやりたい事をやること、頭と心と体を思うように使うことが効果的」とスタッフに提案した。
2013-05-05 13:22:02上江洲:知らないものを求めることができない。未来図を見える化して導いていく役割がOTにはあると思う。
2013-05-05 13:19:31上江洲:ホースで草花に水をやっている写真をみて「手を動かしている」→機能レベル 「花を育てている」→活動レベル 「庭を作っている」→参加レベル。目標は同じでも目的が違う。
2013-05-05 13:18:42上江洲:あるクライエント「病院では週6日平行棒を歩いた。デイでは週4回歩いた。ここに来たら週2回しかあるけない。考えられない。毎日やって」と・・・
2013-05-05 13:15:59その人にとって最も大切なことを最も大切にすることが最も大切なんだな。Coveyの言葉を思い出す。
2013-05-05 13:12:33上江洲:介護保険領域のOTから相談を受ける。「自分は本当にOTなのか」「作業療法ができない」と。介護保険領域の友人を代表して言いたいのは、急性期・回復期から作業療法の説明をして実践をしてほしい、ということ。
2013-05-05 13:08:07上江洲:先ほどのアンケート結果でもあったが、維持期で機能訓練をしているOTが多い。急性期・回復期でOTのイメージが作り上げられている。利用者はベッドに横になって「病院でやったのと同じように、治るまで揉んで」って言う。病院で確り作業療法の説明をして実践して欲しい。地域はとても大変。
2013-05-05 13:06:27上江洲:人ー作業ー環境 3つの重複領域、ワンセットで考える。作業療法士もそう。どこで働いているかによっても違ってくる。
2013-05-05 13:04:18