猫耳のおじさま まとめ
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突然のツイノベ投下
しーな@冬眠する変温動物
@xsheeenax
「好きな人が出来たの」と少女は白いワンピースを翻す。嬉しくてじっとしていられないのだろう。その裾を目で追いながら、俺は猫耳がへたれないように気合いを入れる。人間が人間に恋をするのは当たり前だ。化け物の俺は、傍にいるだけで十分なのだ、と何度己に言い聞かせてきたか。 #twnovel
2013-05-06 18:51:23さらに突然のマンガ下書き投下
ぴより子🍣🍙🍚
@piyori_ko
@maloreno2 @xsheeenax 勝手に猫オヤジと白ワンピ娘をネームにしてみましたwww お二人から許可が頂ければ清書します。 http://t.co/xlsoYfBM2M
2013-05-06 19:47:08増えるついのべ
しーな@冬眠する変温動物
@xsheeenax
夜毎少女に撫でられながら、楽しそうに好きな男の話を聞かされる。なんという拷問だろう。しかし、俺はそんなことをおくびにも出さず、ただいつものように少女の膝の上で上機嫌を装ってごろごろと喉を鳴らす。少々年を食った化け物とは言え、胸の奥が痛むのはどうしようもなかった。 #twnovel
2013-05-06 18:56:56
しーな@冬眠する変温動物
@xsheeenax
「ごはん、食べないの？」俺の前にしゃがみ込んで首を傾げると、長い髪がさらりと揺れる。そっちに視線を奪われつつ、重い頭を持ち上げると心配そうな顔。……そんな顔、させたい訳じゃないのに。腹は減ってないが、皿に口をつける。彼女が作ってくれる食事はとても美味しい、のに。 #twnovel
2013-05-06 20:06:40
しーな@冬眠する変温動物
@xsheeenax
年のせいか、最近夜中に目が覚める。隣ですうすうと寝息を立てている少女は、好きな男の夢でも見ているのか、時折くすりと嬉しそうな笑みを漏らす。今だけはへたれた猫耳としっぽを直す必要もなく、俺は月明かりの下でじっとその顔を見つめていた。あとどれくらい、一緒にいられる？ #twnovel
2013-05-06 20:33:56
しーな@冬眠する変温動物
@xsheeenax
以前の俺なら自信があった。「俺がいなくなったら、彼女は悲しむ」。……けれど、今は？彼女の心は好きな男のことでいっぱいで、きっと俺の占める割合は日に日に少なくなっていって。こんな化け物のことなんて、いなくなったってすぐに忘れてしまうだろう。俺がここにいる、意味は？ #twnovel
2013-05-07 02:11:43そしてマンガ仕上がる！
ぴより子🍣🍙🍚
@piyori_ko
pixivに投稿しました 猫おじさんと白娘 #pixiv http://t.co/TqERiHO1GP @maloreno2 @xsheeenax マンガできましたー見てくださると嬉しいです。支部見れない場合はHPにうpしますので仰ってください。
2013-05-07 15:58:33そしてBGM付き動画に！
高尾
@maloreno2
猫おじさんと白娘: 妄想 @maloreno2 原作 @xsheeenax 作画 @hibiq_SS 音楽 トリシュナー http://t.co/Gls7bNGean @youtubeさんから
2013-05-08 08:33:54