異能捜査官 高嗣創史

――大規模な不良グループ達の抗争が起こったのはその夜だった。 現場には血塗れの死体が多数残っており、その死体には多くの刺し傷が残っていたが、不思議なことに凶器はどこにも見当たらず、刃渡り20センチほどの刃物が内側から貫かれたように『穴だらけに』なっていた。 高嗣は多数の打撲痕と出血多量で瀕死の状態であり、病院に搬送されたが、その後表向きは死亡。 その裏では覚醒した異能者として警視庁異能捜査課に所属する事が生き残る条件として提示されていたのだった。 続きを読む
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設定―まとめ―

高嗣創史 @inoust1

高嗣創史は警視庁異能捜査課/覚醒したばかりの異能者/髪:水色/目:黒/身体能力向上と血液変化の異能/力が暴走する傾向にある #現代異能ったー http://t.co/7eFtDy6nO2

2013-05-19 23:09:46
高嗣創史 @inoust1

異能:身体能力向上30%、血液変化70%

2013-05-19 23:26:28
高嗣創史 @inoust1

設定:21歳/男/175㎝/62㎏ 始終血液変化を使っているため貧血、めちゃくちゃ食べるが肉も筋肉もつきにくい体質。細身。

2013-05-20 10:23:50
高嗣創史 @inoust1

設定:力が暴走する傾向にあるのは、覚醒したばかりだからというより、コントロールする気がない。

2013-05-20 09:55:16
高嗣創史 @inoust1

設定:基本ダウナーだがハイになりやすい。裏表はなく、だがハイとローの落差が激しい。

2013-05-20 09:55:52
高嗣創史 @inoust1

設定:体重が軽いだけ早いが近接線には不向きなため、相手の動向予測と異能推察をしながら間合いを測るのがうまくなる(予定)

2013-05-20 10:39:45
高嗣創史 @inoust1

設定:逃走する相手には歩きながら射程範囲内にいるうちに足を狙って動きを止め、両手の肩関節を射止めておく。その後は上司にお任せか命令があればそれなりの対処。身体能力向上は主に走る事に使われる。疾走しながら投げるのも得意。

2013-05-20 10:37:45
高嗣創史 @inoust1

血液変化の異能により、血のダガーを作り標的をダーツの的の用に狙う。ダガーは複数作って虫ピンの様に数か所刺し抜くのがお気に入り。手のひらを握り伸ばした爪で掻き切って出血させているため、いつも右手のひらには包帯を巻いている。

2013-05-19 23:30:14
高嗣創史 @inoust1

大学生とか不良の喧嘩ってたかが知れてるから、創史は本当に生死とか汚濁とか裏の仕事っていうのに慣れてなくて最初のうちは虚勢張っているのがいい。すごく青い。けど甘いわけじゃない。正義というよりも不快だから終わっとけ。っていう感じ。

2013-05-20 17:13:56
高嗣創史 @inoust1

おはようございます。朝から創史に足りないもの3つ。 状況判断力。 環境からの異能推察力。 自衛の心構え。

2013-05-29 08:05:01
高嗣創史 @inoust1

誕生日は? 何歳? 体重いくつ? 宝物は? 好きな歌手は? 座右の銘は? 最後にひとこと http://t.co/2wPJSNC5VS

2013-05-28 09:10:33
高嗣創史 @inoust1

「……5月31日。21歳。62㎏。……宝物ってなんだよ。わかんねえわ。歌手?Lostprophets。あとは最近凛として時雨聞いてる。因果応報。っつーかなんすかこのアンケートみたいなの。俺色々聞かれんの嫌いなんすけど」「宝物は仲間でいいんじゃない?」「やめてくださいよ……」頭抱え

2013-05-28 09:24:44

―(非)日常―

高嗣創史 @inoust1

気持ち悪い。 掌からドロドロと流れ落ちる血液を眺める。意識すれば粘度を変え、やがて姿を変えた。グリップまで赤く赤黒いダガーになった血液は、驚くほど鋭利だ。何度やっても結果は同じ。ダガー以外のものが作れない。

2013-05-20 15:16:12
高嗣創史 @inoust1

血液変化は、あらゆる形状に変化させる事が可能だと研修の時に言われ、何度も何度も試しが、どうやら、自分の自我とイメージは極端に固定されていて、無意識が意識に勝ってしまうらしい。 せっかくの異能の使い道が限定されるのは面倒臭いとも思ったが、不思議とその結果はしっくりときた。

2013-05-20 15:23:16
高嗣創史 @inoust1

昼間は大学生をしていた。 夜はその辺をぶらついて、買えるだけ、売られただけの喧嘩を刹那的に愉しんで、バカなチンピラの様な生活を送っていた。 どんなに派手に遊んでも、大学にはばれず、ただ名前だけが一人歩きして、随分と恨みをかったがそれだけだった。

2013-05-20 15:24:42
高嗣創史 @inoust1

誰だったのか、今では名前は分からない。 いつの間にか無かった事になっていた。 覚えているのは自分の血がジワリと地面に広がって行く中に手を伸ばして『ソレ』を掴み、ただ目の前に立つ相手にそれを突き立てた事ぐらいだ。 あの感触はなかなかエグいものだった。

2013-05-20 15:26:08
高嗣創史 @inoust1

意識して血を止めた掌を握ってまた開いてあの感触を思い出す。 動かすたびに傷が引っ張られ痛んだが、それはあの感触に比べたら些細なものだ。 椅子の上に両足も乗せて体育座りの体制を取ると、ため息をついて髪をかきあげた。

2013-05-20 15:27:13
高嗣創史 @inoust1

「高嗣」 呼ばれた声に顔をあげる。 「来い。これからお前の『仲間』を紹介してやる」 「ハーイ」 立ち上がって適当に掌に包帯を巻くと、ダガーを横の壁に下から投げる。 ザッと簡素な音を立てて綺麗に突き立てられたその刃は、創史が視線を外すと同時にどろりと溶けて滴り落ちた。

2013-05-20 15:28:20
高嗣創史 @inoust1

「今日から異能捜査課に配属になった高嗣創史でーす。趣味はダーツで、的はなんでも歓迎ー。特に異端者相手だと燃えると思いまーす。よろしくお願いしまーす」だるそうに身を屈めるようにして、敬礼しながら笑う。

2013-05-20 10:29:43
高嗣創史 @inoust1

まだ、弱いんですけどねー。先輩たちにフォロー貰わないとよく死に掛ける。

2013-05-20 10:40:13
高嗣創史 @inoust1

「はー?センパーイ、捜査俺一人で行けって言ってるんスかー?頭おかしいんじゃねえっスか。死にますよ俺ー」

2013-05-20 18:23:32
高嗣創史 @inoust1

「…………別に俺がミスったって事は認めますわ。助けていただいてどーもアリガトウゴザイマシタ」

2013-05-20 11:22:47
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