作・演出:佐野木雄太『息を止めるピノキオ』を語る。
- gekidan_ginseki
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昨日稽古場で思ったこと。 俳優は言葉に縛られちゃならねえ。と思っていたが、どうあったって役者なんてセリフから絶対に逃れられないものだ、科学的にもの言えば
2013-05-01 08:39:01「本当の演劇」。を掲げるからには、バケモン(とっても面白いのだけれどもね!)よりもっと人をつくりたい。台本という作為はもしかしたら足枷にしかならないのかも。
2013-05-01 08:46:40戦い方も、むしろ勝ち方もなんとなく思い描くことはできてる。 でもとりあえず、「息を止めるピノキオ」はその勝ち方をフル活用せず、小処方にとどめて作品をつくろうと思ってる。
2013-05-01 08:55:37でも書いたのだし、素敵なやつを、台本のヤツを。それは充分納得に足る出来で、だからこそ俳優が言葉に縛られてると、己が所業(劇作)に罪深さを感じる。役者のみんな、メンゴメンゴ
2013-05-01 09:01:49「息を止めるピノキオ」は台本という作為が大きいから、演劇の嘘との戦いは劣勢を強いられるよね。熾烈を究めるのよ。正直まだ今は完敗ですわ。でも20日後本番には互角のバトルを見せることができると思う。その片鱗が昨日は見えた。それって、実は本当にすごいことだ。素晴らしいことだ。
2013-05-01 09:14:01そして演劇の嘘との戦いは次のステージへ・・・!! 勝利への戦い方はだいたい目星がついた。そしてそれをGEPPETTO WORKSシリーズ全体を使って披露していきたい。「息を止めるピノキオ」はその前夜祭のような祝祭になると思う。次に繋がる舞台だ。みて欲しいな。本当にみて欲しい。
2013-05-01 09:32:40だからシリーズ3セット券買ってよー、っていう話。もちろんそれぞれ単品だけでも面白いし、理解できるようになってるんだ。けれども演劇の嘘との果てないバトルを楽しむには全部見なきゃ。1演目あたり1500円。より楽しめるのに安くなるなんてアベノミクスのこのご時世、他じゃなかなかないですぜ
2013-05-01 09:39:46「見えない」というのは、もちろん見えなくても理解に差し支えないからであり、上演によって見せることもないのだから、観客にしてみれば存在しないも同然なわけで、「じゃあなんなんだよ!」と怒りの声も聞こえてきそう
2013-05-03 03:43:22ただまあ、星の王子様も「大切なものは目に見えない」と言ってるわけだし、こんな深夜に、せっかく私のつぶやきを垣間見ているのだから、少し海底の砂をさらって、披露するのも、把握してもらうのも、一興と思っていただければ
2013-05-03 03:45:41時代背景は少し未来、テクノロジーシンギュラリティ(技術的特異点)を人知れず迎えようとしている世界。SF的にいえばすでに機械的ディストピアの直前を考えてます。
2013-05-03 03:48:07というのも、GEPPETTO WORKS シリーズというものが、このテクノロジーシンギュラリティ(技術的特異点)という人類史の一つの極点のその前後を描くものになるのは、現時点私の中で揺るぎないものなのです。
2013-05-03 03:51:16申し訳ないけど、欧州の経済圏生活圏文化圏は縮小傾向で、代わりにアジア圏の拡大が顕著と言われて、すでに久しい程度の時代。なのでしょう。
2013-05-03 03:56:11それまで人類が享受していたテクノロジーは少しずつ進歩の速度を緩め、文化的後退によって「人を選ぶ」ようになっている。「人が選ぶ」のではなく。
2013-05-03 03:58:51一般社会。特異点に近づき、技術的革新が起きないのだから、当然今あるものを使っていくしかない。となると枯渇するのがエネルギー、工業資源、人材、そして何より食糧。
2013-05-03 09:10:54現実の今でさえそうなのだから、当然残りのものを奪い合う。それは当然戦争、というものに帰結していく。今の日本にいるとホンワカ迫真性を感じないが、1度くらいは世界大戦があり、当然日本も日本人も当事者として参加しているのだろう。
2013-05-03 09:16:46