ICC オープン・スペース2013 アーティスト・トーク 中ザワヒデキ
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2.73次元の直方体型レゴスポンジはレゴレゴレゴ(レゴやパルコ共催)という展示に出していたが、殆どの作品は大人が子供のために作ったものばかりでういていた。しかし主催者は大人のための作品を求めていたので喜ばれていた
2013-05-25 16:25:30三次元ビットマップ。 ビットマップとは画素。画素の正方形を並べたのがデジタル画像だが、その画素を三次元化したものがなく、それをツールとして開発、特許化した。
2013-05-25 16:27:17芸術特許は、三次元ビットマップというジャンルがあるはずなのに何故無いのかという疑問があり、自分が美術家でなければスルーだろうが、美術家としてそれに気づいてしまった以上、自分で作るしかないのでは、と感じた。
2013-05-25 16:33:37美術では三次元は彫塑で、ソフトではカービングは実現していたが、モデリングはなく、そのモデリングを作る新しいジャンルをつくることにした
2013-05-25 16:34:57三次元ビットマップの存在から、ポストモダンの時代にもかかわらず、まだ未視感の領域=モダンがまだ残っている事に気づき、モダン=芸術の権威にあえて入って行くことになった
2013-05-25 16:37:45デジタルネンドで絵を描くと、3次元空間の座標値の中で画素の集合として見せているので物質感が強い。 また形を持っているわけではないので、重力を反映させ全て落とすことも可能。
2013-05-25 16:45:30犬の走る絵を書くスライスで描くことで動画になる。 三次元で動画とは、奥行き=Z軸=時間と捉えることで可能になっている。立体の中で犬が並んだ姿は未来派。
2013-05-25 16:52:16当時は解像度の問題上32×32×32で手をうったが、性能が上がれば高解像度版も可能で、デジタルネンドプロのようなものを開発されてもおかしくないが、それをする会社はいまだ無い。
2013-05-25 16:54:1496年時点では発想してもプロの人たちにも分かってもらえないが、今は当たり前で隔世の感を禁じ得ない。あと特許に抵触してる部分もある可能性が高い。しかし特許を取るだけでなく製品化しないと実際のところ意味が無い
2013-05-25 16:57:26しかし製品化よりもむしろ、方法作品を作っていることに時間をトラれていた。しかも特許はお金がかかるもので、自分の中では悲しいプロジェクトでもあった。
2013-05-25 16:58:59その後、いろいろあって特許を買取してくれたアメリカの会社がでてきてくれ、現在は中ザワは発明者ではあるが権利があるわけでない。
2013-05-25 17:00:43デジタルネンドで作ったものが作品というとピンぼけする。 作例程度でとめておきたい。 プログラム自体が作品であるので。 またデジタルネンド以降の展開として特許を置くのも同様。
2013-05-25 17:05:02