ルサンチマンと出世欲

スパ帝 @verdamil

@meizhi_ ( ・3・)ルサンチマンと出世欲が組み合わさると「自分の様な者ですら出世できるんだぞ」という形でシステムの無効を宣言する方向になってくんじゃないか。

スパ帝 @verdamil

システムの外側にいて鬱屈を抱く人間は、システムの内側で評価されているにも関わらず鬱屈を抱いている人間を崇拝する傾向がある。

スパ帝 @verdamil

(・ε・ )結局の所、自分を抑圧するシステムの「無効」を宣言しない限り鬱屈は償われないんだね。そして無効を宣言できるのはそのシステムで勝ってる人間だけなのさ。

スパ帝 @verdamil

システムから評価され、それを動かす事ができるにも関わらずその価値をあまり認めていない人間が、いつかその「無効」を宣言して全部フラットにしてくれる。そういうメシア願望だと思うよ。

スパ帝 @verdamil

「階層が上がると政府を信じなくなる」のか「政府を信じる奴は出世しない」のか。

スパ帝 @verdamil

資源分配から疎外されている人間の対応は大体4種類ある。1.境遇を受け入れて平和に生きる(農奴型) 2.階層上昇の為に努力する(中層型) 3.分配システムの無効化を目指す(カウンターカルチャー型) 4.自分が強者になる様に勝敗を定義する(阿Q型) あとはこの複合である。

スパ帝 @verdamil

割とややこしい複合が2+3である。無意識の内に「俺の様な人間ですら出世できるんだからこの世は下らない」という立証を試みるので不必要なほど露悪的になる。

スパ帝 @verdamil

それから3+4もややこしい。自身を強者と定義した上で革命を始めるので貴種流離譚の物語構造を持つ事になる。

スパ帝 @verdamil

ルサンチマンの塊が政治家になるというのは、無意識の内に「体制への自爆テロ」という玉砕の結末が期待されているわけである。そのカタルシスを先取りする形で支持を得ている以上、尻切れの退場という選択肢は塞がれている。「最後にでかい花火を上げる」という方向へ行かざるを得ないのではないか。