バタコ日記

ﾈｺﾌﾟﾛﾄｺﾙ @nekoprotocol

「いや、あのじいさんの欲望自体は俺は問題じゃないと思ってる」

ﾈｺﾌﾟﾛﾄｺﾙ @nekoprotocol

「俺が気になるのは。　わかりやすくいえば・・・そうだな・・・『魂の所在』だ」

ﾈｺﾌﾟﾛﾄｺﾙ @nekoprotocol

「このソイレントって粉が何からできているかわかるか？ あまり言いたくないが、かつて魂を宿していたモノ、とでもいうか。 それを粉々にしたものだ」

ﾈｺﾌﾟﾛﾄｺﾙ @nekoprotocol

「この粉の状態ではこいつらは生命とはいえない。　しかし、水を加え、火にかけ、あるカタマリになるととたんに生命と化す」

ﾈｺﾌﾟﾛﾄｺﾙ @nekoprotocol

「魂とは複雑さに宿るんだ。そして粉々になって複雑さを失うと魂は失われるが、しかし消えてなくなるわけじゃない。また集まれば魂が宿る」

ﾈｺﾌﾟﾛﾄｺﾙ @nekoprotocol

「じゃあ、魂ってのは何なんだ？　この粉をこねてでっかいパンにしたら一つの魂になるのか？　森の動物やこの国の生物をすべて粉々にして一つにこねたら一つの生命体になるのか？　そこに一つの魂が宿るのか？」

ﾈｺﾌﾟﾛﾄｺﾙ @nekoprotocol

「わからない。　わからないが、俺は恐ろしいんだ。　この世界に神がいるんだとしたら、神ってヤツぁ何を考えてんだ？　生物たちが食いあい、バラされ、また集まり、魂の号令の元ひとつの目的に向かって一定時間何かをする」

ﾈｺﾌﾟﾛﾄｺﾙ @nekoprotocol

「それが生きるってことなのか？　生命って何なんだ？　おれたちは何のために生まれ、何のために生きてるんだ？」

ﾈｺﾌﾟﾛﾄｺﾙ @nekoprotocol

「神め。　くそっ。　俺はこんな無為なことをさせる神を殺す。　そう。　殺すんだ」