東京新聞に掲載された北九州の爪切り事件の江川紹子さんのツイート

2010年9月18日東京新聞の朝刊に掲載された北九州の爪切り事件に関する江川紹子さんのつぶやきです。江川さんはこのような冤罪をなくすためにも取調べの可視化が大切だとコメントとされています。
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Shoko Egawa @amneris84

今日の東京新聞特報面。寝たきり高齢者の爪ケアを”爪はがし”とされた看護師が逮捕・起訴され、先日福岡高裁で逆転無罪判決を受けた事件の詳報。その中で、弁護士の助言があったのに、警察での取り調べで意に沿わない調書にサインした時に心境を語る上田看護師へのインタビューが非常に興味深い(続く

2010-09-18 10:43:16
Shoko Egawa @amneris84

(続)サインするまでは調べが終わらず「このつらい状況を逃れたかった」とか自白調書の重要性が実感できず、後から訂正すればいいと思ったなど、他の冤罪事件の当事者にも共通する事柄のほか、上田さんは、取り調べの刑事がほぼ同世代だったことを挙げて、こんなことを語っている(続く)

2010-09-18 10:45:28
Shoko Egawa @amneris84

(続)<青春時代の共通の思い出や子育ての話をしているうちに「すごくいい人に思えてきた。反省すれば執行猶予がつくとも言われた。この人は私を守ってくれる、言うことを聞けば悪いことにはならないなと思うようになった」> こういう取り調べだと、可視化されてもなかなか問題に気づきにくい(続く

2010-09-18 10:48:23
Shoko Egawa @amneris84

(続)むしろ裁判員は、和やかな調べで自白した、と思うのではないか。そこが、可視化が必ずしも被告・弁護側に有利とは言えないところ。逆にいうと、捜査側が活用できるところ。可視化さえすれば冤罪が防げる、というものでもない。が、可視化すらできないようでは、冤罪は少しも減らない

2010-09-18 10:53:08