- harukana00211
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陽「お嬢様は昔からこの店の羊羹が好きですよね」 お嬢様「…覚えてたの」 陽「ええ、お嬢様のことですから覚えてますよ。例えば、8つの時に…」 お嬢様「わあああ!その話はよしなさい!」 陽「あははは、分かりました。この話は僕とお嬢様の内緒だったですよね」
2013-06-13 22:35:41蘇芳「こういう場所は苦手で?」 お嬢様「そうよ。みんながみんな、私のことを奇異な目で見てくるから嫌いよ」 蘇芳「そう、ですか。……それだったら僕と一緒にパーティーから抜けますか?」 お嬢様「え?」 蘇芳「この場所が嫌いなのでしょう、だったら抜け出せばいいではありませんか」
2013-06-14 00:25:47(続き) お嬢様「蘇芳様ったら、まるで山吹様のようなことを言いますわね」 蘇芳「……あんな人と一緒にされたくありませんね」
2013-06-14 00:26:41灰白「早くして下さい。着物の一枚を選ぶのに何でそんなに時間が掛かるのですか」 お嬢様「煩いですわね、人が真剣に選んでいるのですからぶつぶつ文句を言わないでくださる?」 灰白「…凄い無駄な時間ですね…貴女ならこの店の全部の着物が似合うに決まってるじゃありませんか」 お嬢様「え…」
2013-06-14 00:36:00陽「隣にお嬢様がいる、ということだけで僕は満たされた気持ちになるのです」 お嬢様「そう……」 陽「はい。だから、いつまでも傍にいさせてください」
2013-06-14 11:42:52浅葱「僕が生まれたところは周りが山に囲まれていてはっきり言ってど田舎な場所です。でもここよも長閑で星空も綺麗な場所です。いつか、お嬢様にも見せてあげたいなと思っています」 お嬢様「では、いつか浅葱君の故郷へ連れてって欲しいわ。星空を見に」 浅葱「はい!」
2013-06-15 01:16:07お嬢様「本当にむかつくわね!その本性をお父様達にばらしてあげるわ…!」 灰白「言いたければ言えばいいですよ。その代わりに僕もお嬢様がしでかしたことを話しますね」 お嬢様「ううっ、この性悪男!」 灰白「褒めていただき光栄です」 お嬢様「褒めていないわよ!」
2013-06-15 17:17:17灰白は、お嬢様の両親や仲介人の中では、人当たりの良い好青年なのだけど他の婚約者や使用人とかの前ではサディストの本性を現すという
2013-06-15 17:19:58竜胆「足下には気をつけて下さい、お嬢様」 お嬢様「こんな段差くらい大丈夫ですわ」 竜胆「そうおっしゃらずに」 お嬢様「だから大丈夫ですわ!」 竜胆「私はお嬢様と手を繋ぎたいと思っています、これはそのためのみたいなものです。どうか私の手を取って下さいませ」
2013-06-16 13:23:09