嫌いな人の言葉を素直に受け取れない「認識の歪み」について

ふとツイートしていたら結構RTされてたし反響もあったのでまとめてみました。
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不二式 @Fujishiki

例。Aさんはストーカー被害にあっていて、同じ帰り道なだけのBさんがストーカーだと疑っていた。ある日、Aさんは帰り道で落し物をし、それをBさんがAさんの家まで届けた。Aさんはポストに放り込むBさんを目撃し、疑っていたためにBさんがストーカーだとの認識を強めてしまうわけだ。

2013-06-16 10:51:52
不二式 @Fujishiki

さて。では果たして「認識の歪みを持った人間は魅力的ではない」ということになるでしょうか?萌え属性の1ジャンルにヤンデレという属性がありますね。精神を病んでる子から凶暴な子から範囲が広くて、ヤンデレといっても好みのヤンデレか否かがわからないところがありそうですが。

2013-06-16 11:26:36
不二式 @Fujishiki

ヤンデレの1タイプには、主人公への強すぎる恋愛感情から狂おしいまでの「認識の歪み」が生じ、別の女性と話してただけで激しく嫉妬し「浮気」と認識し、別の女性が悪いと考えその女性を殺すとか、最終的に主人公を殺してでも自分のものにしようとしてしまう。このヤンデレタイプが好きな人も多いです

2013-06-16 11:29:35
不二式 @Fujishiki

主人公が好きすぎて別の者へ激しい嫉妬心と、「認識の歪み」から来る狂気を孕んだ行動をしてしまう。このタイプが好きな人がいる…ということは、「認識の歪み」はそれそのものは魅力に見えなくとも、少なくとも何かの魅力的要素の構成要素かもしれないわけですね。

2013-06-16 11:32:17
不二式 @Fujishiki

もちろん「認識の歪み」を持った人間自身が、自身の「認識の歪み」を魅力だと思って是正しないのは問題だけど、「認識の歪み=欠点」とは必ずしも成り得ない。これは精神を病んでしまっていて、構って欲しさから相手の異性を振り回すタイプの人が、すごく魅力的な存在でもあることからもわかりますね

2013-06-16 11:35:21
不二式 @Fujishiki

まあこの話は別にまどマギの話じゃないんだけどもね。例に出しただけで。ただまどマギは特にそういった「なぜ認識の歪みが生じたか」とかも、きちんと物語中で説明付けられていて、そういったキャラクター性の細かいところまでちゃんと描写されてて、それが今回の話を説明するのにわかりやすかった

2013-06-16 11:41:04
不二式 @Fujishiki

そういえば面白いけどぶっ飛んだものを作る創作者って大抵が大なり小なり「認識の歪み」を抱えてるよな…

2013-06-16 11:48:10
不二式 @Fujishiki

絵描きの凄まじい「認識の歪み」といえば、上手い絵描きの「自分の絵はとてつもなく下手」という強い思い込みだな。もちろん向上のためには自分の欠点を認識することは大事なんだが、欠点の認識が強すぎて自分の絵の欠点だけが、際立って見えてしまうのかもしれない。だが他者の絵は素直に見えるという

2013-06-16 11:57:17
不二式 @Fujishiki

論理的正しさやらあらゆる正しさは、もちろん理性的な人間にはそれが正しさだと認識して受け入れられるんだが、理性的でないからこそ感情的な間違った言葉を撒き散らす人は、そういった正論は届かず、どこまでも感情論で押し通そうとしてしまう。恐ろしいが、感情には正論は通じないってことだなあ…

2013-06-16 12:05:16
こにょん @u_conini

@Fujishiki 論理=理性が感情を制御できないのはケモノです

2013-06-16 12:09:59
不二式 @Fujishiki

@u_conini ケモノが多すぎるために生きにくい世の中ですね…

2013-06-16 12:10:31
こにょん @u_conini

@Fujishiki 論理だけで感情論が通じない「キカイ」が増えても生きにくいね… (´・ω・`) バランスのとれた『ニンゲン』はわりと希少?

2013-06-16 12:22:58
不二式 @Fujishiki

@u_conini どっちが増えてもディストピアですからねえ…

2013-06-16 12:23:32