集英社インターナショナルが唐突に語り始めた「コネ社会礼賛」
集英社グループの中で海外の著作物を扱う子会社「集英社インターナショナル(@Shueisha_int)」が深夜になって急に「コネ社会」に対する礼賛発言を始めた。こんなコネ社会のどこが良いのか判らなかったので、自分には日本社会のディストピアにしか映らなかったが、ただ蕩々と「どうしたら日本をコネ社会に出来るか」を語り続けていたので、そのまとめ。
集英社インターナショナル
@Shueisha_int
一時の成績とかで評定される社会はギスギスしてよくないというのが、日本の知恵であり、古い社会の知恵だと思うんですよね。若い、活気のある、そして流動性の高い社会とは違うんじゃないでしょうか。
2010-09-19 02:36:46
集英社インターナショナル
@Shueisha_int
純粋な意味でのコネ社会というのは、「生まれた場所が同じ」とか「信仰が同じ」とか「職業が同じ」とか「学校が同じ」であれば、「無条件に信用する」社会です。同じ県人会だけれども、相手の人間性を見てから信用するというのではコネ社会ではないです。
2010-09-19 02:39:00
集英社インターナショナル
@Shueisha_int
たとえば秘密結社なんかは、独特の合い言葉、独特のジェスチャーをするかどうかで、見ず知らずの人でも同じサークルの人だと分かれば、その人のために全面協力をするという約束ごとで成り立っているんですね。
2010-09-19 02:40:15
集英社インターナショナル
@Shueisha_int
しかし、もちろんこういうコネ社会では、仲間を裏切ったら、もう一生、浮かび上がれないですね。そこのところも無条件ですね
2010-09-19 02:41:34
集英社インターナショナル
@Shueisha_int
日本の近代史でいうと、明治維新の最初は藩閥のコネ社会。で、それを打破するために学校エリートが出来てくるのだけれども、これが学閥を作り、軍閥を作る。ここまではコネ社会だったですが、戦後の日本はコネのようでもあり、実力社会でもあった。絶妙のバランスで成長した?
2010-09-19 02:48:25
集英社インターナショナル
@Shueisha_int
このあたりはあまりドグマに陥らずに、いろいろ検討したほうがいいでしょうね。ことに戦後社会の考察はとても重要だと思います。今の日本社会のあり方を反省するためにも。
2010-09-19 02:49:26
集英社インターナショナル
@Shueisha_int
小生自身の仮説をいえば、やはり新規参入もある程度可能で、それでいてメンバー相互の信頼関係は重んじて、適度に談合するという絶妙なバランスがあったからこそ、高度成長が可能だったのでしょうね。
2010-09-19 02:51:42
集英社インターナショナル
@Shueisha_int
でも、そんな適度なバランス、絶妙なバランスなんて、しょせん一時のあだ花だったんでしょうねぇ・・・しみじみ。
2010-09-19 02:52:28