【妄想録】露普露+普独
- Modest_Phouka
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感覚という感覚が壊れてしまっているのだろうか。適温が保たれている病室にも関わらず、ガタガタと震えている。かと思えば、昨日は体に火がついたように熱い熱いともがき苦しんでいた。外的刺激をまったく受けていない状態で性器を勃起させ、射精にまで至った事もある
2010-09-19 02:07:52ふと兄がこちらを見つめてきて、滅多に合わない視線が合った。ベッドに縛り付けられた兄に身体の自由は無い為、狂った深紅の瞳だけがきょろりと動いて俺を捕らえる。ああ、俺はまた勘違いして期待してしまう。兄さん、期待させないで。期待させてから絶望させないで。どうか俺をロシアと呼ばないで。
2010-10-03 03:07:27ロシア?ああ、良かったそこにいたのかロシア。足りない、足りない、もうきかないんだ。もうきかないきかない。いるのか?そこにいるのか?本当にいるのか?いないんじゃないのか?誰がいないんだ?いないのは俺じゃないのか?世界からいないのは俺じゃないのか?なぁこたえてくれ。誰かこたえてくれ。
2010-10-03 03:20:41なぁロシア、俺…眠れねぇんだけど。ひどい頭痛がしてるんだ。何もしていない時間は、どうにも耐えられねぇ。いつからだって?…ずっとだよ。戦争が終わったあの日から、俺は一睡もしていない。戦いが無ぇなんて世界、俺には無理だ。血を見て、相手が絶えるのをみて、初めて俺は安堵する。眠れるんだ。
2011-03-05 03:06:07兄さんを縛り付けている理由は、放っておくと手当たり次第に暴れて怪我をするからだ。この部屋に連れて来た初日には、鏡に写った自分の姿に拳を叩き込み、割れた鏡の欠片で酷い傷を負った。 こんな筈、こんな筈ではなかった。
2010-09-19 02:24:40兄は俺を見て酷く怯えた。「ライヒ、ライヒ。お許しください。どうかお許しください」自由にできない体を引きずり、端まで逃げて震えるのを見て、胸がつぶれそうになる。兄は俺を見てはいない。ただの一度も。壊れた水道管のようにずっと泣き続けている。「どうか殺してください殺してください殺して」
2010-09-19 02:09:49完全に自失した兄の、俺を見つめる怯えた瞳に今日も心が痛む。しかし、あいつといる時の兄は違う。あいつは気づいていないようだが、狂った瞳の中に一抹の安らぎがある。弟の俺にはわかるんだ。ずっと兄は北でひどい扱いを受けたのだろうと思っていた。しかし、俺は考えを改めなければならないようだ。
2010-11-02 13:41:52-----------------------------------------------------------------------------
2010-09-20 15:08:44「怯える」という表現が大好きだ。理性の仮面が剥げ落ち、心の平静さを失い、自らの危機に対してただ本能のままに恐怖を感じるという部分に滾る。個人的には「脅える」より「怯える」の方が滾る
2010-09-19 00:29:35「俺は、もう、いらないだろ……?」たくさんの管に繋がれた兄は唐突に宙に向かって呟いた。彼に俺の姿は見えてはいない。昔は如何に気配を消そうとも、決して認識を誤る事などなかったのに。なおしてもなおしても、もっとひどく壊れてしまう。一度接着剤でなおした所が二度とキレイにならないように。
2010-12-05 01:48:27散々disってたから統合後に弟と結構ギクシャクするような感じが好きだな。だから飛び地ってるみたいな。あと、まだ薬中だから(あくまで主張します)。弟は弟で、そんなんで切り捨てられないし、ずっと待ってたし、ちゃんと一緒に国やりたいのに、みたいな。だから露普露+普独がぼくのベストです!
2010-12-06 01:32:55あのムキムキを、痩せた身体からは信じられないような力で押し倒して、ぎりぎりと締めてくる。独はただ信じられなくて、しばらく呆然とされるがままになってて、でも本当に苦しくなって、突き飛ばしちゃう。そこはムキムキ。それで吹っ飛んで壁にぶつかって頭から出血して、次の日にいなくなるとか。
2010-12-06 02:01:21独はうまくやれるように心を尽くしてくれると思う。でも腫れ物扱いされる事、弟に支えられる事、体制が否定された事、民に捨てられた事、自分に土台という物が何一つ無いこと、全てが地雷すぎて耐え切れなくて、ある日ふとした独の一言でパーンして気がついたら独に馬乗りになって首絞めてた、的な。
2010-12-06 01:55:33ぼくの理想は 戦後は露にボッコボコにされ→同体制で一緒に仕事するように→依存して離れられなくなってくる→体制自体がやばく…→\(^o^)/ そんな露と普がすきです。WWなアレコレを考えたら、ボコボコな期間も否定できないし結構好き。人により色々あると思うけど、わたしはこんな感じー。
2010-12-06 01:12:00まぁ、監禁…ってイメージじゃねぇよな……。理想の兄さんは東側の時はバリバリ西側disってて、自国民もバリバリに取り締まるような感じです。薬物もやってたらホントに最高です。体制末期は、露がガタガタで自国もガタガタなのに、やめる気なんて毛頭無い的な。あ、全部ぼくの妄想だから。
2010-12-06 01:16:07よぉBRD!相変わらず辛気臭いツラしてやがるな!そんなんでドイツ名乗ろうだなんて、おこがましいにも程があるぜ!逃がさねぇ、逃がさねぇよ。これ以上、お前なんかにやるかよ。うっ、うあああああああっ。さ、触るなよ、やめろよ、くっせぇ資本主義がうつっちまうじゃねえか。撃ち殺すぞこの野郎。
2011-05-09 20:34:49はなせ!話なら後で聞く、時間なんだ、はやく、行かせてくれ、なんなら久しぶりに折檻してもいいから、あれの時間なんだよ、俺、戻らねぇと…。ねぇ、DDR。いいかげんもうソレやめなよ。君らしくないよ?逃げ道を潰すなんて。そんなに震えて、もう隠しきれないじゃない。次から会議でなくていいよ。
2011-05-09 20:29:39動くな、動くな!逃げるものは射殺する、やめろ、いくな、いくなよ!クソ、機銃持ってこい、はは、こんなんじゃ撃ちきれねぇよ!なんでお前ら、誰も撃たねぇんだよ…、俺に死ねっていうのかよ…。もうやめろDDR。一発でも撃ってみろ、全て終わりだ。永久に、戻れなくなるぞ。頼む、撃たないでくれ。
2011-05-06 08:47:44制圧しました。かたい顔をした部下が告げる。精鋭部隊に属する者達だが、殺すつもりでかかってくる相手を殺さずに制するのは酷く難儀であったのだろう。何人かは、もう部隊にいる事は不可能であろう負傷を負っている。たった一人の手によって。ああ、我が半身よ。あなたの民に、どうか幾許かの慈悲を。
2011-05-06 16:54:09扉を開けると、予想はしていたが酷い有様だった。おびただしい血痕で彩られた私室の中央には、あらゆる拘束を施された男がひとり。口部の拘束帯からは、既に血液がだらだらとこぼれている。どろどろに濁ったあかい瞳がこちらを睨む。あかい、あかい、どこかしこも真っ赤でどうにかなってしまいそうだ!
2011-05-06 17:48:39拘束したまま、おクスリ切れるのを静かに待ちたいよね。でも、ドイツさんは叫びまくるプロイセンがかわいそうになってちょっとだけクスリをあげて楽にしちゃうよね。だから、このプロイセンが完全におクスリやめるのは、飛び地に行ってからロシアさんに治療のために枯れ井戸に突き落とされた時だよね。
2011-05-06 18:17:12その日、きみは心をなくしてしまった。出来る事が全て終わって、ぼくは車イスをそっと押した。きみの身体中に繋がれたいくつもの管が一斉に揺れる。やっとの事で塞いだ傷が、じわじわと包帯を紅く染めている。だいすきだよ。真っ白な頭を撫でると、あああああときみの声。返事、してくれてるのかなぁ。
2010-11-02 13:33:32