應典院寺町倶楽部寺子屋トーク第59回<葬式仏教>再生論!〜日本人の死生のゆくえを考える twitterまとめ

「葬式は、本当に無用なのか。  死者と遺族をめぐる儀礼とは、どうあればいいのか。  日本仏教の本丸=の再生は、ある得るのか!  「お葬式は、要らない」の宗教学者島田裕巳と  「お葬式をしないお寺」應典院の秋田光彦による、 続きを読む
0
浄土宗應典院 @outenin

島田先生>死にきれない人たちに供養だと言い、葬式仏教ができた。が、葬式、戒名、墓の困りごとを解決してこそ、仏教ではないか。遺族の精神的なケアが大事なら、無料でやりなさい、と思う。お金をいただかないでやっていくならば、大切という意味もわかる。 #terakoyatalk

2010-09-20 14:29:55
浄土宗應典院 @outenin

島田先生>伊丹十三さんの映画『お葬式』でも、今回のイオンの取り組みに対しても、とりわけ戒名の問題で葬式仏教が問われている。そこにあるのは、本山と末寺の関係が問題ではないか。檀家さんに対してどう関わっていくかまで、本山が関与していかない。 #terakoyatalk

2010-09-20 14:33:16
Muye Boshu @MuyeBoshu

電車の中で @outenin さんの應典院寺町倶楽部「寺子屋トーク http://bit.ly/avSUbu 」「葬式は、要らない」著者、島田裕巳さんを招き....のツィッター中継を見る。

2010-09-20 14:35:13
浄土宗應典院 @outenin

島田先生>宗教学者の山折哲雄さんが、二酸化炭素の排出の問題から、火葬の問題点を指摘していた。世界的にエコロジーの問題が進んでいる。そこで土葬でも火葬でもない方法として、フリーズドライがスウェーデンで開発され、来年には韓国でも始まるようになったそう。 #terakoyatalk

2010-09-20 14:37:03
浄土宗應典院 @outenin

島田先生>フリーズドライで葬送されたら墓はどうする、ということになるだろう。そこに「エゴからエコ」の視点が重なる。自然に還ることはいいこと、と思う人たちが多いなかで、葬られ方については発想が縛られている。もっと自由に考えていってはどうか。 #terakoyatalk

2010-09-20 14:40:43
信州 長谷観音(長谷寺) @shirasuke

死に切る=成仏、仏教はそこに役割があったのではないか。それが、死に切らないようにしてしまっているのではないか。長寿時代の葬儀や追善供養の意味合いは変わっていくべき。ウウウム、考えさせられます。

2010-09-20 14:48:29
浄土宗應典院 @outenin

島田先生>財産などを残しても、遺産相続でもめるだけでは?お寺に遺贈する、そういう機能を寺院が果たしてもよいのではないか?自律的に考える、そうした手がかりを見出していただければと思う。 #terakoyatalk

2010-09-20 15:01:37
浄土宗應典院 @outenin

應典院寺町倶楽部「寺子屋トーク http://bit.ly/outenin-tt59 」第59回、第二部に突入です! #terakoyatalk http://twitpic.com/2q7zvg

2010-09-20 15:08:27
拡大
Muye Boshu @MuyeBoshu

おっ!だからお寺への寄付金を控除になればいいと言ってちょうだい!

2010-09-20 15:11:05
浄土宗應典院 @outenin

寺子屋トーク、第二部の島田裕巳さん・秋田光彦住職の対談はジャーナリストの北村敏泰さんがコーディネート。北村さん>葬送が簡略化、脱宗教化している。そこには宗教行為が営業行為化していることに問題があるのでは、と。独立した個人で行く末を展望できるなんて幻想。 #terakoyatalk

2010-09-20 15:11:57
浄土宗應典院 @outenin

北村さん>高齢の方が「迷惑をかけたくない」と仰るのは、独立した個の存在であらねばならないと考える傾向が影響していないか。個人の時代は孤独の時代に、そして改めて人々の連帯、絆が建たれた「絶縁社会」になってしまった。そもそも葬式は関係の総ざらえをする場。 #terakoyatalk

2010-09-20 15:13:53
浄土宗應典院 @outenin

北村さん>葬送の場で、仏教に何ができるか。葬式がいるか、いらないか、だけでなく、仏教のあり方について考えることができれば、と思う。秋田住職>今日はお彼岸の入り。先程も並びのお寺にお手伝いで出勤してきた。そこで 「生け贄になるのでは」と心配された。 #terakoyatalk

2010-09-20 15:16:38
浄土宗應典院 @outenin

秋田住職>島田さんの話は「こうしなさい」ではなく「選択しなさい」というメッセージとして捉えている。重要なのは寺も千差万別。長い長い歴史の中で、地域とお寺のあいだで妥協もなされてきただろう。戒名一つを取ってもそう。東京発のメディアには乗らないことがある。 #terakoyatalk

2010-09-20 15:22:17
浄土宗應典院 @outenin

秋田住職>また島田さんは徹底して「自分」を主語にして語っている。目には見えない長い時間軸の中で墓や葬儀が語られねばならず、高い・安いといった論議だけで判断されてはならない。一人称ではなく「あなた」という二人称での関係で語られる必要があるのでは? #terakoyatalk

2010-09-20 15:25:09
浄土宗應典院 @outenin

秋田住職>今日は敬老の日。3世代同居が一割強という。高齢者世帯では単身者が目立つようになってきた。そこに仏壇があれば、お坊さんは家に入っていくことができる。伝統や文化として定着している事柄だけでなく、一対一の関係を考え直すこともできるはず。 #terakoyatalk

2010-09-20 15:27:03
浄土宗應典院 @outenin

秋田住職>信仰の面だけでなく、社会的な側面から、葬式仏教を上書きしていくことができるはず。それが再生するということだと思う。寺は檀家に法施を行い、檀家は寺に財施をする、双方に理解があり、支え合うことで、それぞれのお布施が成り立っていた。 #terakoyatalk

2010-09-20 15:29:31
浄土宗應典院 @outenin

秋田住職>お寺は檀家さんのもの。私有財産ではない。地域全体で寺を守っていこうという地域もある。例えば、自分の弟子が住職を務めている京都のお寺がそう。葬式を無料でする、しない、という発想は違うと思う。いる、いらないの問題ではないはず。 #terakoyatalk

2010-09-20 15:30:37
浄土宗應典院 @outenin

島田先生>東京と関西では異なる状況にあることは、全くそのとおり。関西では月参りをされているということを聞いて、檀家さんとの関係の取り方がずいぶん違うんだ、と知った。一方で、東京で出来上がった文化が地方に波及、伝播していくことがある。 #terakoyatalk

2010-09-20 15:32:14
浄土宗應典院 @outenin

島田先生>地域で、事情が違うからと言って、今後もそれぞれの文化が継承されていくとは言えない。一つの問題として檀家制度というものがある。「無料で葬儀」と言ったのは、檀家であるという意味をどれだけ説明しているのか、ということを考えて欲しいから。 #terakoyatalk

2010-09-20 15:34:04
浄土宗應典院 @outenin

島田先生>祭祀を担う役割を檀家さんから担っているのが宗教者。しかし、材料や技術の高騰で社寺建設にも相当の経費がかかるように、以前よりも宗教活動の維持・発展のために相当のお金がかかるようになってきた。しかし、誰のために何をしているか、考えて欲しい。 #terakoyatalk

2010-09-20 15:37:21
浄土宗應典院 @outenin

島田先生>お寺にお金が回ったとき、果たして何にどう使われているのか、多くの人が考えて欲しいと思っている。永代供養墓を募集しても、なかなか成り立たないのが東京。そうした墓を選ぶ人の方が深く考える傾向にあるため。結局、住職がどういう人かが重要なようだ。 #terakoyatalk

2010-09-20 15:39:16
浄土宗應典院 @outenin

島田先生>檀家さんのために動いていないお寺は、今後続いていかないのではないか?一方で、個別の寺院の問題だけでなく、仏教界そのものに矛盾があったとき、そこに対応していかないと、仏教そのものがもっていかないのではないか。 #terakoyatalk

2010-09-20 15:40:54
浄土宗應典院 @outenin

秋田住職>寄付の元にあるのはお布施だったと言われている。だから今、お寺に説明能力が求められている。檀家とは何か、そもそも寺とは檀家と共にやっていく共同体であるということを、どこまで言っていけるか。#terakoyatalk

2010-09-20 15:43:04
浄土宗應典院 @outenin

秋田住職>大蓮寺に創建した新しいお墓が「自然 http://www.dairenji.com/jinen/ 」(じねん)。ポイントは生前に契約する個人のお墓であるということ。そして亡くなった後はお寺が供養し続ける。加えて「墓友」たちが互いに供養していく。#terakoyatalk

2010-09-20 15:46:14