【テドイア】監禁ネタ

大崎巧実 @mboxtw

@UTAUmosoTL だから強い家に仕える女達はそのリングがあれば主人に守られ、悪さされる事もないんです。その家の主人によって扱いは変わるけれど、テッドさんちは怪我させただけでも物凄い怒る家なので（自分の物に手を出されるのが大嫌いなタイプ）身分証明でもあるリングは必須なのです。

大崎巧実 @mboxtw

@UTAUmosoTL なので初めてイアたんが外に出る時、モモちゃんにそのリングをもらうんですよ。それをつけてないと誘拐される場合もあるし、暴力を受ける可能性もある。テッドさんちは名前が知られてるのでみんな彼を恐れて悪い奴は近付かない。自分の身を守れないイアには必須だからと。

大崎巧実 @mboxtw

@UTAUmosoTL 実際、外国生まれのイアは無防備で、その隙を狙われて男達に絡まれてしまう。でも、イアがつけてるリングを見た男達は、みんなテッドさんに報復される事を恐れて逃げ出してしまうんですね。傷一つつけたら何されるかわかんないし、『強者』の彼に何されても文句は言えない。

大崎巧実 @mboxtw

@UTAUmosoTL テッドさんの目が届く範囲であれば好きに出来るようになって、少しずつイアたんの心に余裕が生まれていくんですよ。 そうすると、テッドさんの事もちゃんと見れるようになっていく。 優しいし、大事にしてくれる。毎晩抱かれる事さえなければいいのになぁって。

大崎巧実 @mboxtw

@UTAUmosoTL 今までメイド達のご飯食べてたテッドさんだけど、気分転換にってモモちゃんが一品作らせて、それをテッドさんに出すわけだ。 テッドさん、イアのご飯ってのに物凄く喜んだ。顔には出さないけれど。そうして、イアの『自由』がまた一つと増えていく。

大崎巧実 @mboxtw

@UTAUmosoTL モモちゃんはどうすればテッドさんが喜ぶのかを知ってる。そしてテッドさんがイアたんを好きだって事もわかってる。だから、テッドさんが喜ぶように。そして、イアの心が潰れてしまわないように、その調整をしてる。

大崎巧実 @mboxtw

@UTAUmosoTL 祖国を滅ぼされ、連れて行かれた先で娼婦にされてすべての自由さえ奪われる。そんな生活にイアの心が潰れてしまうのは予想できた。 けれどテッドさんの異様な執着を見て、彼女が潰れて死ぬ事があればテッドさんが受けるショックも計り知れないわけで。

大崎巧実 @mboxtw

@UTAUmosoTL 優しくしたり、そーゆー事は出来ない主人だってわかってるから、だからその主人の代わりに関係の調整をしてる。 大切な、大切な『ご主人様』に幸せになってほしくて、だからモモは頑張ってる。それが彼女なりの愛し方でもあるから。

大崎巧実 @mboxtw

@UTAUmosoTL でも。そんなテッドさんとイアたんだけど、もともとテッドさんが好きな子大事に出来ないタイプだし、イアたんも経緯が経緯なのでテッドさんが怖い。だから中々想いは繋がらない。 テッドさんが悪い人じゃないのかな、ってイアたん思い始めてきたけどでもまだ遠い。

大崎巧実 @mboxtw

@UTAUmosoTL そもそもイアたんはテッドさんに犯されまくった出会いから始まってるから、どうしても夜のテッドさんが怖いわけだ。 したくないって言ってもそれだけは絶対にテッドさん聞いてくれないし。定期検診で今回も妊娠してないってわかるまでずっと緊張が続く。

大崎巧実 @mboxtw

@UTAUmosoTL 昼間のテッドさんにはちょっとずつ心は開いてるんですよ。朝は優しいから。朝のテッドさんは好きだけど、夜のテッドさんは嫌い、そんな感じ。 どちらもテッドさんはイアたんが好きで仕方ないだけなんだけどね。

大崎巧実 @mboxtw

@UTAUmosoTL そしてそんな二人がようやく近付けたのは、テッドさんが大怪我して帰ってきてから。 テッドさんが向かった戦場は、とても危険が高い所だった。かなりの損失を出した戦いだったけれど、なんとかテッドさんは帰って来れたという。けれど一人では動けない。

大崎巧実 @mboxtw

@UTAUmosoTL 包帯もあっという間に血で染まり、ずっと高熱に魘される。そんな彼に、イアたんは賢明に介抱を続けるんですよ。 今まで涼しい顔しか見た事なかったテッドさんが、物凄く苦しそうにしてる。何より素人目にも怪我が酷くて、それがイアには痛かった。

大崎巧実 @mboxtw

@UTAUmosoTL 全く下がらない熱に、それでもずっと寝ずに傍にいて水を換えたりしてたんですよ。大丈夫、って声をかけながら。 そんな声にしばらく気を失ってたテッドさんがやっと目を開けるんです。 そうして、彼はずっと隠してた事をイアに告白するのです。

大崎巧実 @mboxtw

@UTAUmosoTL テッドさんの手を握って、献身的に介抱してるイアを見て、どうして？ってテッドさんが訊くんです。酷い事してる自覚はあったから。だから逃げられるって思って監禁して自由を奪ってた訳なんですけど。 今なら縛るものはない。逃げられるのに、どうして？って。

大崎巧実 @mboxtw

@UTAUmosoTL それを聞いてイアたんは怒るんです。馬鹿にしないで！って。 こんな重傷人を目の前にして自分の保身を優先させる、そんな情のない人など私の国にはいない！って。逃げようと思えば逃げられる。でも、死にかけてる人を放ってまで逃げようとは思えない、そう答えるんですね。

大崎巧実 @mboxtw

@UTAUmosoTL その言葉を聞いて、ぽつりとテッドさんが言うんですよ。そんなお前だから好きなんだって。そして、テッドさんはイアを本名で呼ぶんですよ。『イア』は通称。彼女の本名は別にあり、そしてそれは彼女の国ではとても特別な言葉でもあった。正しくテッドさんはイアを呼ぶんです。

大崎巧実 @mboxtw

@UTAUmosoTL その言葉に当然イアは驚くんですよ。この国の人がイアの国の名前をどうして知ってるの、って。 そうして、テッドさんはずっとずっと前からイアの事を知ってたって事を告げるんです。遠い昔、一目で恋に落ちた白いお姫様がいたって話を。

大崎巧実 @mboxtw

@UTAUmosoTL その時、テッドさんはイアの国にいたんですね。そこで彼はイアたんを知る。優しくて、純粋で。そして愛情深いそんなお姫様にテッドさんは焦がれたわけです。 どこまでも真っ白な彼女がほしいと思った。でも相手はお姫様。生半可な手段じゃ手に入らない。

大崎巧実 @mboxtw

@UTAUmosoTL どうしてもイアたんが欲しくて。国に帰ってもイアたんの事が忘れられなくて。その時からずっとずっと想い続けてたテッドさんの前に転がり込んできたのが、イアの国に攻め入るというミッション。当然、テッドさんは自らその戦いに志願しました。イアを手に入れるチャンスだと。

大崎巧実 @mboxtw

@UTAUmosoTL 本来、王族であるイアは攻め落とされたら殺される。それを阻止する為にテッドさんは前線を駆け抜け、真っ先に王城を落とした。 自分が先に落とせなければ、誰かにイアを殺される。もしくはイアが奪われる。そう考えたから、誰より先に辿り着く必要があったんです。

大崎巧実 @mboxtw

@UTAUmosoTL そうしてイアを捕まえたテッドさんは捕虜として彼女を連れ帰る。あくまで王族だと知らないふりして。彼女はただの娘だと。そう偽って。 そうして売られる手筈になったイアをまんまと手に入れたわけです。 ずっと欲しかった『白い姫』を。

大崎巧実 @mboxtw

@UTAUmosoTL その真相を、熱に浮かされたテッドさんは告白するんですよ。それでも好きで、それでもイアに傍にいて欲しいって。「愛してるんだ」って告げた言葉はそのまま気を失った所為でちゃんと言えなかったけど。 それを聞かされたイアたんは、もう心中穏やかじゃない。

大崎巧実 @mboxtw

@UTAUmosoTL 縋るように告白された事。テッドさんの表情から見て、物凄く真剣に、そしてそれが真実だって事。 そしてイアたんは「そう言うのは起きてる時に言って…」って複雑な気持ち抱えて脱力しちゃうんだけどね。 んで当然、その時の事はテッドさん覚えてない（お約束）

大崎巧実 @mboxtw

@UTAUmosoTL でも、回復したテッドさんに「私の事どう思ってるんですか？」って聞けば「好きだぞ？」ってけろっとした顔で帰ってくるんだよ（笑） 平常の時に言って欲しかった言葉だけど！だけど！！ってなるイアたん。 告白ならちゃんと言って欲しいし、そんな軽く言われたくない乙女心