6月29日。ビッグイシュー代表佐野章二さんと羽生善治三冠の対談に関する呟きをまとめした。 第二部?
#bi_10aniv 「20〜30代の人たちはビッグイシューの仕事がきつすぎるようで、辞めていってしまう人が多い。彼らはどうするんだろうか、といつも気になっている。若者ホームレスの問題は、ホームレスというよりは若者の問題として捉えた方がいい。」
2013-06-29 15:06:51#bi_10aniv 「若い人たちには、つい『職場が辛かったら我慢しなさい』と言いたくなる。しかし今の日本企業を支えている人たちと、ひきこもり・ニートの人たちの価値観は違う。これをどこかでリンクさせる。どんな人であっても働ける、それを作ることが大切だと考えている。」
2013-06-29 15:06:57#bi_10aniv 羽生さん「ビッグイシューは有限会社だが、なぜ?」佐野さん「社会のために何かをやるなら、NPOがいいだろう。ビッグイシューは雑誌制作・販売なのでスピード感が大切。また有限会社なら、結果が早く出て、ダメならダメで撤退しやすい。」
2013-06-29 15:09:54ビッグイシューは5期黒字。震災後赤字になった。営利団体だと結果がはっきり出る。ダメならすぐにやめられる。それで会社にした by 佐野さん#bi_10aniv
2013-06-29 15:10:10いい事やってる、と言われるとすぐに否定している。押し付けがましく、上から目線に感じるので。社会に必要とされているから、やっている。できている。By佐野さん #bi_10aniv
2013-06-29 15:12:27#bi_10aniv 羽生さん「100%失敗するといわれたビジネスだが、ここまで来た。何が一番大きかったと考えている?」
2013-06-29 15:13:43#bi_10aniv 佐野さん「いいことをしているね、と言われる。しかし「いいこと」ではない、と否定する。「いいこと」ではなく「必要なこと」。いいことは上から目線、押し付けがましくなってしまう。その意味では、社会的に必要だからつづけられたと考えている。」
2013-06-29 15:16:16羽生さんへ質問: 与えられたものに答えることはできるが、自分で考えて行動できない若者が増えている。羽生さんが自分の型を身につけられたと感じたのはいつ?#bi_10aniv
2013-06-29 15:17:22#bi_10aniv 続いて会場から質問です。「つくばでひきこもり、学生のサポートをしている。つくばはひきこもりが多い。羽生さんにお聞きしたい。与えられたものはできるが、自発性がない。自分の将棋になった、という実感のあたりをお聞きしたい」
2013-06-29 15:19:25#bi_10aniv 羽生さん「最初は自分の将棋ではない。色々自分なりに工夫をしていく。しかし、自分なりといっても、オリジナルではなく過去にあったことの組み合わせであるかもしれない。また一段、本当のオリジナルを模索する。」
2013-06-29 15:19:34#bi_10aniv 羽生さん「その方が楽しい、と思う機会が出てくる。私は方向音痴だけど、道に迷いながら目的地にたどり着くのが楽しい。ある程度安心が担保されたなかで、そういう模索をしていくことが自発性を養う上で大切なのではないか」
2013-06-29 15:20:07#bi_10aniv 「佐野さんに質問。成功事例と胸を張って言えないと仰ったが、なぜか?」佐野さん「会社として赤字なので、まだ成功とは言えない、と申し上げました」
2013-06-29 15:24:52#bi_10aniv 「逆境があったのはいつ頃だったか?」羽生さん「忘れっぽいのですぐ忘れてしまう。棋士になるのに一番大切なのは忘れることなんじゃないか。いいことも悪いことも忘れてしまうのがいい。」
2013-06-29 15:25:38#bi_10aniv 佐野さん「立ち上げの頃。毎日働いて腸閉塞で入院してしまった。そろそろ年が年なので、勝手に忘れるようになっている笑」
2013-06-29 15:26:15