蛇囚人さん ( @hebisyuujin ) の怖い話
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洒落怖な体験語れ
【怪談ナイト・ゲスト情報】9/4,11,18日の3日間、当シアターで開催される怪談ナイト。ゲストの蛇囚人さんの全日出演が決定いたしました。ネットのまとめサイトで話題の恐怖、体感しに来てください!risseicinema.com/movies/1508
2013-08-28 12:03:32ドアについてるポストに新聞を配達すると待ち構えたように入れた瞬間に中に引っ張りこむ家があってある日夕刊を配達しに行ったら人だかりができていて数日前に老人が孤独死してたと聞いたがその日の朝刊も新聞はドアの中に引っ張られたしその感触も新聞から手を離す前に感じた。 #洒落怖な体験語れ
2013-08-30 17:04:45100円ショップでレジに包丁を持ってきたからレジを打とうとしたら店長が「すいませんこの商品不備がありまして本社より回収命令が出ておりお売りできません」と言うので「そうなんですか?」って後で聞いたら「口の中が真っ黒な奴にあんなもん売ったらダメ」と言われた。 #洒落怖な体験語れ
2013-08-30 17:14:00ホテルでマッサージを呼んで30代後半の女性に腰を揉まれていたら赤ん坊の泣き声が聞こえはじめてえっ?思ってキョロキョロしたら「ごめんなさいお客さんの事父親と勘違いしてるみたいちょっと待ってくださいね」と言って何もない所に鞄から出した人形を投げたら泣き声が止んだ #洒落怖な体験語れ
2013-08-30 17:29:05哲夫さんの話
哲夫さんが小学生低学年の頃、土曜日の午後に学校から帰ってきて昼ごはんを母親に作って貰っているのを待っていると玄関の呼び鈴が鳴った。行って玄関を開けると誰もいなくてベビーカーが置いてあった。
2013-08-30 23:53:09台所へ行き母親にベビーカーが置いてあった事を伝えるとこっちを向かずに裏の○○川に捨ててきなさい。と言われた。えっ!川に捨てていいの?って聞き返したがいいから捨ててきなさい。とまた振り向かずに言われた。
2013-08-30 23:56:12よくわからないが哲夫さんはベビーカーをおして家の裏の道を進んで○○川にベビーカーを捨てに行った。ベビーカーには鈴がついており動かす度にチリンチリンと音を立てた。まったく汚れもなく綺麗だなと思ったが母親が捨てろと言うのだからいいのだろうと思ってベビーカーを担ぎ上げて川に捨てた。
2013-08-30 23:59:53時が経ち哲夫さんは地元で結婚した。子宝に恵まれてかわいい女の子を授かった。営業マンとしてばりばり働き順風満帆な生活がしばらく続いた。
2013-08-31 00:04:03ある日も営業に出ていると携帯電話が鳴った。妻からだった。かけ直すと酷く取り乱した声でゆきちゃんがいなくなった。今警察にいる。と言われた。
2013-08-31 00:06:26ゆきちゃんは哲夫さんの愛娘である。哲夫さんは急いで妻のいる警察に駆けつけた。妻は青い顔をして動転していた。どうした⁉何があった⁉と問い詰めると奥さんが話し始めた。
2013-08-31 00:09:18奥さん曰く友達の家にベビーカーに娘を乗せて遊びに行った。その帰り道、ベビーカーの車輪が一つ外れた。また一つ外れた。ついにはネジまで外れはじめてもはやパーツの山になった。
2013-08-31 00:11:48そこへ1人の老女が現れた。あら?大変ね。私の家に使ってないベビーカーがあるから使いなさい。とニコニコ言われた。娘を抱いて帰ろうとすると火がついたように泣きじゃくる。奥さんは老女の行為に甘える事にした。
2013-08-31 00:14:12真新しいベビーカーを老女が持ってきた。老女にお礼を言うと、こちらこそ。とよくわからない返答をされた。娘を乗せて家へとを奥さんは急いだ。
2013-08-31 00:17:04そうこうしてるうちに坂道に差し掛かった。坂道を越えると家まですぐだった。奥さんはそこで足に違和感を感じた。足をみると両足のスニーカーの紐が絡み合って硬く何重も結ばれている。えっ!と思って解こうとするとチリンと音がしてベビーカーが動きはじめた。
2013-08-31 00:19:09えっ?と思ったがベビーカーはゆっくり坂道を登っていく。チリンチリンと鈴の音を鳴らしながら。必死で紐を解こうとするが解けない。なんとか無理やり片方の靴を脱いで追いかけたが坂道を登りきった時にはもうベビーカーは消えていた。
2013-08-31 00:22:27ベビーカー?鈴?小学生の時の事を哲夫さんは思い出したがそんなことあるわけないと自分に言い聞かせた。とにかく警察による捜索が始まったから哲夫さん夫婦は自宅で待機する事になった。
2013-08-31 00:25:19哲夫さんは全く寝れなかったが奥さんは疲れたのかソファで寝てしまっていた。明け方警察から電話があった。哲夫さんが電話に出て警察からの説明を受けた。電話を切って振り返ると妻が立ってこちらを見ていた。
2013-08-31 00:27:48○○川でしょ?奥さんが言った。哲夫さんは心臓が止まるかと思った。今警察から○○川に娘さんらしき遺体が見つかったと連絡を受けた所だった。なんで知ってる⁉と奥さんを問い詰めると奥さんが言った。
2013-08-31 00:30:40とにかく警察に言われた通り確認しに行った。娘だった。そこからは色々な手続きを経て悲しみに暮れながらも通夜、葬式を行った。葬式には哲夫さんの年の離れた姉が来た。久しぶりの再開だった。
2013-08-31 00:34:41姉は母親と折り合いが悪く高校を出ると東京に行き正月も帰ってくる事はなかった。精神的にまいっていた哲夫さんは姉に小学生の時のベビーカーの事、奥さんが見たベビーカーの事などを全て話した。姉は静かにその話を聞いていたが多分あの人がやった事ね。と呟いた。
2013-08-31 00:37:01