ゼノスケープGMをやりました、なログ。

空欄 @setsuku

先日、輪廻戦記ゼノスケープをGMで遊ばせて頂きました。発端は「数年来に会話が（良くも悪くも）盛り上がった先輩とセッションすることに」→「声かけるも定員割れ」→「PC二人さあどうしよ」 というところで、藤浪先生の4/1のツイートを思い出しまして。

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で、先輩らと連絡を取り、相談してみました。「俺達の色々と納得のいかなかったあの天羅万象キャンペーンセッションのキャラクターを転生させてみませんか？」と。いろいろと悩みながら、ルールブックを読破し、ぎゅりぎゅりシナリオ作業。この時点で時間あんまりとれてないのがなんていうか(笑)。

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……反応あるなあゼノスケープ(笑)。あとで返事しますねー。

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で、この天羅万象キャンペーンというのは、…………あー、根が深いなこれ(苦笑)。まとめていくと「吟遊GMとアドリブ上等プレイヤーが年齢というヒエラルキーを抱えたまんま進行したキャンペーン、全５，６話？」ということらしいのです。らしいのです、と俺が語るには理由があって。

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俺は、そのGMの人のGMスタイルが好きではなく。端的に言えば「怖かった」のです。だから「喋っていいかもわからない」「でも喋らないと強くならない、いる意味が無い」昔よくいた「人を置き去りにする天羅プレイヤー」がその場に集まってたのですね。で、俺ってもうライフパス上等世代なので。

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んでまあ、色々と限界になり、俺の銃槍使いは先輩のサムライに喧嘩ふっかけて死なせてもらいました。あれ以上は……あの時は限界だったな(笑)。

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過去はこのへんにして。で、先輩らは俺が離脱した後もキャンペーン完走したそうでして。これから５年ほど経過して、復活させてみよう、と。 俺のワガママに乗ってもらいました。

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で、キャンペーン要人NPCだった陰陽師の姉妹をボスにしました。これが先輩が使ってきたNPCで、俺はこの人らが好きではなかったので……。「世界をごちゃごちゃにしてでも平和にするよ」という、完全善ではないNPCで、それに付き従う流れ……しか、なかったんじゃないかな、あれ。

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勧善懲悪が好きなのと、「悪いことを正当化してする」みたいな今までのセッションでしてないことをするのが精神的に枷はまって、その下にはつかなかった。だからどんどんアウトローになって、居場所なくなって、言うことなくなって……で、死んだ。そんな相手を、敵ボスにしました。

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回したコトがないシステムとかの緊張もありつつ、先輩らと当時のキャラの名前を思い出したりしてました。「あー、そんな名前だった！！」俺、そのまま当時GMとの縁も絶ってたんでキャラシートすらなかったんですよね。

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「もう一度光の使徒として復活したその姉妹は、やはり天下統一を現代で目指すのではないだろうか」とおもい、そのような「現世に日常を持つPCの敵」として設定しました。で、セッション当日へ。

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セッション始めて、キャラを演じて。「あはは、当時俺ここまでキャラで喋れなかったなあ」と思いながら。ドリーミング・トゥルーとして「過去のシーンの再現」などしてみました。俺のキャラが、先輩のサムライに殺されるシーン。

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「覚えてねーなー」と言いつつも、キャラを降ろしてみると先輩のキャラは当時のままでした。「懐かしー！言ったわその台詞！」「俺（言った本人）覚えてないんだけど(笑)」やっぱり状況を同じにすると、再現性はあるようです(笑)。

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時代を経て、先輩のキャラはその姉妹の元で天下統一を成し遂げた過去を持ち続けてました。「でもあれであの世は幸せになったんだ」 あー、悩ませてるなあ、と思いました。心が痛む。俺のキャラは説得しました。なんというか、ただそれだけで満足だったような気がします。あの時は喋れもしなかった。

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そして、過去を見て、過去を繰り返して、現世のキャラを見て。あの時の、正直パワーハラスメントに負けたんじゃないか、って僕らは、あのNPCキャラへと、やっと、今一度立ち向かえたんです。それが、俺は、嬉しかった。俺は、こうして話し合いたかった。時間かかったなあ。