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kagekinafan
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過激なアヒル
@kagekinafan
ジブリ映画ってすぐテレビでノーカットがやるからいいかなーという感じでいつもスルーしてた ポニョはちょっと行きたかったけど結局行かず 今回はパヤオの趣味全開だから見るしかないでしょうが!! 辺に説教臭くしたりするより表現したいものをそのまま全力で出した作品の方が気になるのだ
2013-07-23 13:34:52
過激なアヒル
@kagekinafan
ん？風立ちぬの劇場に入る時 「映画をご覧になった後にお読み下さい」って書かれた紙を貰ったぞ なんぞこれ すげー見たい多分、大した事書いて無いしネタバレとかどんでん返しが無い映画だろうから見てもいいよね…
2013-07-23 14:38:47
過激なアヒル
@kagekinafan
風立ちぬちょー面白いじゃん！ しかし全く子供向けじゃない 2時間もあるし そもそも話が飛行機ロマンと恋愛だからな！ 大人も楽しめるじゃなくて大人が楽しめる作品 あとパヤオの下半身（心のチンコ）は元気だなーと思う作品でした 女の子がマジかわいいんすよ…おれもにーにー様って言われ隊
2013-07-23 17:12:53
過激なアヒル
@kagekinafan
風立ちぬの構成 少年期→主人公が飛行機好きの利発な少年である事が示される。夢と現実の関係が示される。カワイイ妹初登場。母親に「飛行機の設計士になる」というシーンで終わる。時間はだいたい20分未満 青年期（大学生）→列車で移動中に未来の妻と出会う。その直後に関東大震災発生。
2013-07-23 17:59:33
過激なアヒル
@kagekinafan
青年期（大学生）→未来の妻その連れを助けるがその後の進展はしばらく無し。成長した妹ちゃんがかわいい。サバ美味そう。サバ骨から着想を得る主人公。 「飛行機会社に就職するから名古屋だなー」で終わり 青年期（設計士）→新人として設計部に入る。主人公有能さが示される。
2013-07-23 18:04:44
過激なアヒル
@kagekinafan
青年期（設計士）→会社の試作戦闘機が空中分解それに何かを感じる主人公（後このシーンが度々フラッシュバックする）。主人公は小型機を作りたいという思いをさらに強くする。その後爆撃機の研究の為ドイツへ ドイツで色々見る 日本に帰って来て戦闘機の制作を開始 その戦闘機制作が一段落して休暇
2013-07-23 18:11:40
過激なアヒル
@kagekinafan
青年期（休暇中）→避暑地で関東大震災時助けた女性と再会。恋愛発展。（女性が結核である事が明かされる。） 青年期（ゼロ制作＆新婚生活）→仕事に戻ると特高に目をつけられる（避暑地であったドイツ人関連っぽい） 上司家の離で暮らすようになる。 ヒロインの容態が悪くなったので高原病院へ
2013-07-23 18:17:39
過激なアヒル
@kagekinafan
青年期（ゼロ制作＆新婚生活）ヒロインが高原病院を抜け出し主人公の元へ。上司家の離れに一緒に住まわせてもらおうとするが結婚していない男女を一緒に泊める事は出来ない→僕たちこの場で結婚します→上司夫婦、主人公夫婦だけの結婚式 新婚生活開始（ラスト40分ぐらだったような）
2013-07-23 18:22:01
過激なアヒル
@kagekinafan
良い映画だった 面白さ主としてはまずあるのは飛行機に対するロマン そして飛行機を作る設計士、技術者のワクワク感 飛行機制作の部分アイアンマン作るみたいなワクワク感が全面に出ててた そしてもう一つが恋愛 始まりは関東大震災の時に乗ってた列車 この時のヒロイン第一印象がマジでかわいい
2013-07-23 18:29:33
過激なアヒル
@kagekinafan
恋愛が本格的に進展するのは休暇中の避暑地 そこで婚約に至り、上で羅列したように結婚生活なる 結婚生活が何とも切なかった ヒロインが結核で先長く無い事はわかっている だから主人公はヒロインが高原病院から抜け出してきた時に帰そうとしなかった
2013-07-23 18:33:09
過激なアヒル
@kagekinafan
夫婦生活はとても幸せなのだが妻の死という明確な終わりが見えている分本当に切なかった 例えば主人公が仕事を終えて帰って来た時に妻が背広やシャツを畳むシーンがある いつも病床伏せてる妻の「せめて妻らしい事をしてあげたい」という気持ち痛いほど伝わってくるシーンだった
2013-07-23 18:36:27
過激なアヒル
@kagekinafan
それ以外に気になったのは作品全体に通底していたものである それは「破裂（戦争）へ向かう不穏さ」である この物語は破裂へ向けて突き進むというか最終的には破裂が待っているという作品である 途中からはヒロインの先が長く無いという事もこれに合流する形となる
2013-07-23 18:41:19
過激なアヒル
@kagekinafan
「破裂」 休暇中の避暑地で出会ったドイツ人が言った言葉。「ドイツは破裂する、この国（日本）も破裂する」戦争とその先を暗示した言葉である 作品の中に戦争へ向かう日本というのが度々登場する（作品全体に通底している不穏さはこれ）
2013-07-23 20:44:44
過激なアヒル
@kagekinafan
その不穏さから一時的に開放された場所である避暑地のホテルでドイツ人がセリフで不穏さの正体を口にするのである。 さらに「ここは良い所だ、戦争の事に突き進んでる事を忘れるぐらいに」と言う 恋物語を進展させる為に戦争から切り離された避暑地という場面をわざわざセリフで説明していたりする
2013-07-23 20:49:34
過激なアヒル
@kagekinafan
いずれにせよこの「破裂」（破裂に向かう）という不穏さは作品全体に通底している 避暑地の場面ではキャラクターにそれを口に出させる事でも意識づけている そしてその不穏さはゼロ戦の完成＝戦争の始まり（その後の惨劇）という結末を迎える
2013-07-23 20:54:18
過激なアヒル
@kagekinafan
「矛盾」 主人公の親友が言った言葉である 「美しい飛行機が作りたい（兵器は作りたくない）けど美しい飛行機は兵器として利用される、そして兵器を欲しがる奴がいないと俺たちは飛行機を作れない。矛盾だな」こんな意味のセリフだったと思う 効率の良い兵器を（楽しそうに）作る主人公の姿
2013-07-23 21:02:23
過激なアヒル
@kagekinafan
「夢」 この映画は主人公の夢から始まる 劇中でも何度も登場する 主人公が思い描く美しい飛行機は現実では作れない その為それらの飛行機は夢の中で登場する
2013-07-23 21:05:13
過激なアヒル
@kagekinafan
「風立ちぬ」は飛行機のロマンと設計技師の作る楽しさが主の作品 でも終着点として戦争というものが印象付けられていて楽しいサクセスストーリーではない（破裂が見えている幸せというのは主人公夫婦と繋がる） 主人公は持てる力と夢を注いで戦争の為の戦闘機を作った それ故にその戦闘機は美しい
2013-07-23 21:11:00
過激なアヒル
@kagekinafan
パヤオは兵器は好きだけど戦争は嫌いって人らしい そう考えると今回の作品はパヤオらしいというか・・・ 私が好きなのは技術の粋を集めた機械（兵器のロマン）であって戦争が好きな訳じゃないもん！って言ってる気がしたなー
2013-07-23 21:13:40
過激なアヒル
@kagekinafan
あと女の子が可愛かった 主人公の妹の「にーにー様」ってのが良かった しかも成長してちょくちょく出てくもんだから・・ ヒロインに関しては最初は快活な少女 成長して御転婆な娘（婚約） 結核で病弱美人（結婚） どんだけ属性過多だよパヤオの趣味が分かる映画でした 引くわーマジ引くわー
2013-07-23 21:17:18